ウォーキングしていますと、その途中途中ではいろいろなものを道で見かけます。
そのほとんどは何らかの「意味のある」ものだと思うのですが、なかにはまったく「意味が不明」だと思われるようなものもあったりします。
これ(↓)は、ある日、国道沿いの歩道で目にしたものです。
この姿のままで、数日間、じっとしていました。
このままでは、目立ちすぎてまずいと思ったのか。数日後には、この(↓)ように完全に「擬態」していました。
ぎ‐たい【擬態】〘名〙
① 他のあるものの有様や様子に似せること。
※故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉七「その夫等の日常つかってゐる言葉ばかりでなく、夫の擬態をも」
② 動物が敵や餌になる生物からの発見を避けるため、形態、色彩、行動などを他の物や生物に似せること。
※日本昆虫学(1898)〈松村松年〉昆虫の彩色「其他あけび虫若くは天蛾の蛇形に擬するが如き此等は皆擬態の適例なり」
そして、この(↓)看板は街中で見つけた居酒屋さんです(行ったことはありませんけど)。
へん‐たい【変態】〘名〙
① 様子・かたちを変えること。また、そのかたち。
※菅家文草(900頃)二・早春内宴、侍仁寿殿、同賦春娃無気力「変態繽紛」
※海道記(1223頃)蒲原より木瀬川「彼仙女が変態は柳の腰を昔語にきき」 〔司馬相如‐子虚賦〕
② 普通の状態と違うこと。また、そのさま。
※和蘭天説(1795)「備中新見阿口村の農夫四五輩、月の変態(ヘンタイ)を見る」
③ 多細胞動物の個体発生において、胚期終了後に、成体とは異なった形態・生理・生態を有する幼体をへる場合、幼体から別の段階の幼体へ、あるいは幼体から成体へ転換する過程。
※日本昆虫学(1898)〈松村松年〉昆虫の変態「昆虫は総て時季によりて其形態を変す之を変態と云ふ」
④ 植物の葉・茎・根などが普通と違った形になること。葉が針のようになっているサボテンなど。
⑤ 正常でない性行動をすること。また、そのような傾向をもつ人。
※時間(1931)〈横光利一〉「女の持物を集めたがる少し変態の八木」
⑥ =てんい(転移)
下ばっかり見て歩いていないで、上を向いて歩くことも大事なことです。いつもとは違う風景が広がっています。ただ、足元にも気を付けなければ危ないです。
なお、私は「擬態の②」のために日に焼けて黒くなっているのではなく、また、「変態の⑤」でもありませんので大丈夫(?)です。
暑い日が続き、体調を崩しやすいですが、どうぞ、健康管理にはくれぐれもお気を付けください。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。