太郎は練習に午後から参加させていただきました。
この時期にグラウンドを使わせていただけるのは、ありがたいものです。
外で練習できるのならば、それに越したことはありませんから。
午後のメニューはフリーバッティング、アメリカンノック、ケースノックなどなど。
ドラフト1位指名で入団拒否して来年浪人となる某投手のように、現状どこにも正式所属しておらず、浪人中の太郎は所属元の葡萄隊で練習のお手伝いです。
![Img_8110 Img_8110](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/77/9a135e5f4d40a5241ca22bfd24fd5f44.jpg)
監督の指名でバッティングピッチャーです。
元々、ピッチャーはバッターに打たれないようなボールを投げなければなりません。
一方、バッティングピッチャーは、逆に打ちやすいボールを投げなくてはいけません。
真逆ではあります。
ですが、バッティングピッチャーにおいても、試合で投げるピッチャーにおいても、最も大事なことはコントロールです。
内外角のコースと高低のぎりぎりのところに投げ分けるコントロールが必要です。
コントロールが悪くて、ストライクが入らなければ、試合にも練習にもなりませんから。
これは、普段のキャッチボールが基本となります。普段から、相手の胸をめがけて投げることができなければ、始まりませんから。
どうすれば相手の胸に投げられるかを身に付けなければなりません。腕の振り、リリースポイント、腰の回転などなどですね。
で、私がバッティングピッチャーをやらせてもらって、一番いいなと思うこと。
投げ込んでいる行くにつれ、自然と肩が強くなることです。ピッチャーをやると、当然のことのように、速いボールを低めに投げなければなりません。これを続けることで、肩を強くすることができるのです。
プロ野球でも、キャンプ中には野手もブルペンに入って練習しているのは、こういう理由もあるとのことです。
さてさて、葡萄隊の今年の練習はこれで終わり。
来年の練習開始まで2週間ほどです。この間は自主トレ期間。
この間にどれだけ個々が練習を積むのか。
来年への期待と不安の2週間です。