実は昨年の太郎には、金森バッティングスタイルを真似させてみていました。
千葉ロッテマリーンズの金森栄治打撃コーチの理論の「ヘソ前打法(?)」です。
あまり、難しい理屈は言わずに、ミートポイントを体の近くに持っていくために「おヘソの前でボールを打つ」ように意識させてきました。
理由の1つとして、大きなあたりを打とうとしたり、引っ張ろうという意識が強すぎたりして、ミートポイントが身体の前すぎることを嫌ったためです。
また、手前にミートポイントを持ってくれば、スローボールに対して、“身体が泳ぐ”、“手打ちになる”といったことへの対処でもあります。おヘソ前にミートポイントを持ってくれば、“自分のフォーム”でスローボールにも対応出来るはずとの考えからです。
ただし、そのためには「引きつけ」と「コンパクトなスイング」が出来ないとダメですよね。
もちろん個人ごとにバッティングスタイルがあるので、どのミートポイントがいいのかは一口には言えません。
さらに、この冬は「引きつけ」、「コンパクトなスイング」にプラスして、中村スタイルの「押し込み」をプラスしての挑戦中です。
その秘密兵器ではないのですが、練習用としているのが、このバットです。
(これも全体映っていなかった・・・)
長さ 60cm
重さ 500g
短く、非常に軽く出来ていますので、無理せずに片手一本でバットを振ることが出来ます。
バットの使用説明にも「後方の手で(右バッターであれば右手で)ボールを捉え、押し込む・・・」と書かれていました。
ただ、軽いとは言っても、あまり無理すると右肩を傷めてしまいますので要注意となります。
また、”スローボール”対応の他に”変化球”対応もあります。
中学へ行けば”変化球”を打たなければなりませんから、早いうちから身に付けておこうということも念頭に置いておきました。
まだ、この時期ですので、いろいろ試行錯誤してみて、合わなければ元へ戻せばいいだけですから。
ましてや、今春からは中学という別ステージになりますので、そのための対応にもなると考えてのことです。
最終的には自分のバッティングフォームを固めていけばいいのですから。