少し前のスポーツニュースで、埼玉西武ライオンズの中島選手と中村選手が、このリアクションボールと呼ばれるボールでノックを受けていました。
ゴムで出来たボール(?)で、6つの丸い突起があるため、常にイレギュラーするバウンドで、動きが予測できないボールです。
このボールを使ったノックについて、去年まで中日の二軍野手コーチで、今年から埼玉西武ライオンズの一軍守備走塁コーチの奈良原コーチが解説していた新聞記事がありました。
「ボールが地面に着いて上がった後に、どこへバウンドするか判らない中で、それに対応するだけの下半身のフットワークだったりとか、下半身に力を蓄えておくという感覚を掴んでもらいたいのと、イレギュラーしたものに対してハンドリングで対応する反応能力っていうのを感じて欲しかった」
そして、
「しっかり練習できるようになれば、あと1メートル守備範囲は広がる」
と言っています。
このボールの不規則な動きにより、動体視力(目でボールを追う)、反射神経(ボールをキャッチする)、集中力(最後までボールを見続ける)が養えるというトレーニングが出来ます。
実際にこのボールでノックを受けた感想としては
「意外と下半身に来る」
というものでした。確かに奈良原コーチの説明にも「・・・対応するだけの下半身のフットワークだったりとか、下半身に力を蓄えておくという感覚を掴んでもらいたい・・・」というとおり、下半身がしっかりしていないと上手く捕球することが出来なさそうです。
どちらかというと太郎よりも、一緒にノックを受けていたコーチの方が楽しんでいたような・・・
リアクションボールだけに
「やべえよ、やべえよ」 (by 出川哲郎)
という状況です。