「カントリー・ロード(Country Road)」は1995年7月15日に公開されたスタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」の挿入歌およびエンディング主題歌で本名陽子さんによって、1995年6月25日にリリースされたシングル楽曲です。
原曲はジョン・デンバーさんが1971年4月にリリースした「Take Me Home, Country Roads(故郷へかえりたい)」に日本語のオリジナル歌詞をつけてカバーしたものです。
原曲の作詞と作曲はジョン・デンバーさん、ビル・ダノフさん、タフィー・ナイバートさん、本名陽子さんバージョンの日本語詞は鈴木麻実子さんで、宮崎駿さんが補作、編曲は野見祐二さん。
原曲のジョン・デンバーさんバージョン、その後、日本でも大ヒットしたオリビア・ニュートンジョンさんバージョンは私が子どもだったころからよく聞いた楽曲です。英語の歌詞ですので、その意味はわかりませんでしたが(いまでも)、そのころから何10年のときが過ぎて、いま聴いても飽きないいい楽曲だと思っています。
そして、原詞をそのまま日本語訳されていない、このバージョン。「故郷へ帰ろう」という思いとは正反対に、「故郷へは行けない・行かない」という決意を唄ったこの歌詞もいいですね。
♬ひとりぼっち おそれずに
生きようと 夢みてた
さみしさ 押し込めて
強い自分を 守っていこ
生きようと 夢みてた
さみしさ 押し込めて
強い自分を 守っていこ
ちなみに、鈴木麻実子さんはもともと、
♬ひとりで生きると
何も持たずに まちを飛びだした
と詞を書いたそうですが、宮崎駿さんが、
♬ひとりぼっち おそれずに
生きようと 夢見ていた
としたそうです。
人には帰れる場所がいろいろとあると思います。私はそれが逃げとか甘えだとかという理由だけではありませんよね。私もそんなことだとは決して思いません。
ただ、「帰りたいけど、(いまは)帰らない」という強い決意を持っている方もいると思います。そのくらいの強い意志で夢をかなえようとしているのかも知れません。

(コンクリート・ロードは遠い・・・♬コンクリート・ロード どこまでも 森をきり 谷をうめ ウエスト東京 マウント多摩 ふるさとは コンクリート・ロード)

(コンクリート・ロードは遠い・・・♬コンクリート・ロード どこまでも 森をきり 谷をうめ ウエスト東京 マウント多摩 ふるさとは コンクリート・ロード)
夢のかなえ方はそれぞれ。歩んできた道もそれぞれ。そして、これから歩んでいく道もそれぞれ。
♬カントリー・ロード
この道 故郷へつづいても
僕は 行かないさ
行けない
カントリー・ロード
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
この道 故郷へつづいても
僕は 行かないさ
行けない
カントリー・ロード
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。