10月三連休の最終日。
快晴の青空の下、大会4日目の準決勝と決勝が行われた。
準々決勝の相手は、秋季大会決勝戦と同じ相手の寿若鳥。
相手も前回のリベンジとして戦ってくるので、気が抜けない一戦になること必死。
その立ち上がり。いきなり相手チームに2ベースを打たれ、送りバントを決められ1アウト三塁のピンチを背負ったものの、後続を打ち取って0点に抑える。
2回表も三者凡退で、抑えたその裏の攻撃。
先頭バッターがヒットで出塁し、盗塁と送りバントで1アウト三塁の先制チャンス。ここでスクイズが決まり、幸先良く1点を先行。
その後もヒットでランナーを出すが、得点はこれだけ。
3回、4回の守りはランナーを許すが、3人ずつで抑える。
一方の攻撃は3回に2アウト三塁のチャンスは作ったが、後が続かない。
4回裏の攻撃。1アウトからヒットとフォアボールで一・二塁のチャンス。ここでレフトへのヒットが出たものの、二塁ランナーが三・本間でアウトとなり、得点できず。さらにその後の二・三塁のチャンスも活かしきれない。
試合は中盤、5回表の守り。1アウトからヒットと送りバントで2アウト二塁。次のバッターは内野ゴロ。この処理をあせったか、一塁への送球が逸れてしまい、その間に二塁ランナーがホームへ入ってしまい同点となってしまう。
6回は両チームとも2アウトからランナーを二塁まで進めるものの、勝ち越し点の無いまま最終回へといつしか回は進んでいく。
7回表の守り。1アウト後にヒットでランナーを出し、送りバントで2アウト三塁のピンチ。相手チームは下位打線でもあり、2アウト三塁からでもセーフティースクイズを仕掛けてくることもあり、それを警戒して、内野はやや浅めの守備。次のバッターの打球はその前進した守備体型の後ろにポトリと落ちる、勝ち越しヒットとなる。さらに、次のバッターにレフト線への長打を打たれ、これがランニングホームランとなり、更に2点を追加され、これで試合が決してしまった。
寿若鳥0000103|4
葡萄隊0100000|1
序盤は葡萄隊ペースで進んだ試合でした。
2回は1点入ったものの、2回から4回のチャンスに得点が奪えず、4回のチャンスで得点できなかったことで試合の流れが相手チームへと移ってしまったと思います。
攻めきれなかったことでしょうね。
この試合。神林の男が、長い夏眠から目覚めたようで、一人気を吐くマルチ安打。でも、それが上手く打線として回らなかったのでした。仕方がありません。
それ以前に初回を0点に抑えたものの、相手チームの先頭バッターを迎えたときに、なんとなく守っている子どもたちに、緊張感とは違った違和感を感じられました。スタンドから見ている限り、これがこの日はずっと感じられていたような気がします。
(どうしても、あることが引っ掛かるのですが)