寒い季節は運動をする意欲もなく、暑い季節は暑すぎて運動をする意欲はなく、春は春で花粉が舞い、秋は秋で食欲の秋というくらいですので、一年中太りやすいと言えます。
特に忘年会、大みそか、お正月、新年会・・・と怒涛(どとう)の如(ごと)く続く年末年始はついつい暴飲暴食のシーズン。
「収入」と「支出」のバランスが悪く「お金が貯まらない」原理と同じように、「摂取カロリーは増え」、「消費カロリーは減る」ため太りやすいのです。
お金の場合はバランスが崩れてお金がなくなるとでるものがなくなるので借金をしない限りいいのですが(そうでもないでしょうけど)、カロリーのバランスが崩れますと、直接「身に降りかかって」きちゃいます。
ただ、誤解もあるようでして、基本的には「人は1日や2日では太らない」ということのようです。
たとえば1日1000kcalほど摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまったとき。そのすべてが脂肪になったとしても、脂質1gは9kcal、脂肪は約20%の水分を含むため、約140gの増加。2日で約300gの増加。
実際にはすべてが脂肪になることは身体のメカニズム上は考えにくいことのようです。
人間の身体では常に代謝が行われており、身体に必要なものを合成・分解しており、すべて脂肪に合成できるなら、その人はむしろ「代謝がいい」ことになるからだそうです(わかるような、わからないような)。
ですから、数100gの増減は水分だけで1日に数kg変動する人間の身体においては、ほとんど誤差だと言えるとのこと。
ですから、数100gの増減は水分だけで1日に数kg変動する人間の身体においては、ほとんど誤差だと言えるとのこと。
私もトレーニングルームのトレーナーさんによく言われますし、実際に日によって±1~2kgくらいは変動しています。
そもそも「太る」という言葉の定義もよくわかりません。
年末年始は塩分が多い食事が多かったりして、身体が水分を溜め込んで、いわゆる「むくみ」の状態にもなりやすいとのこと。水は自然と身体からでていくので、短期間の体重の変動はあまり気にしなくていいとのことです。
でも、、毎日1000kcal超過が続けば、その分を消費するのは難しいです。
つまり、太りやすい理由は、「摂取カロリーは増え、消費カロリーは減る」という、まあ、あたりまえのこと。
このあたりまえのことがわかっているのですが、それでもやめられないというか、改善できないのが一因ですよね。
お金と真逆で、カロリーは摂取するのは簡単でも、消費するのは困難。
では、どうすれば消費が多くなるのか。これがお金だったら簡単なことですが・・・。
たとえば、摂取を減らす。
たとえば、摂取を減らす。
夕食のご飯を小盛り:約-50kcal
おやつのどら焼きを控える:約-200kcal
お酒(発泡酒のロング缶)を飲むのを止める:約-200kcal。
消費を増やす。
消費を増やす。
風呂掃除を15分:約-50kcal
3000歩歩く:約-100kcal
と複合技で挑むのがいいかも知れません。
しかも、ポイントは一度に増加分を減らそうとしないこと。それは絶対と言ってもいいほど一般人には無理だと思います。
自分に会った方法でゆっくりと、長期的目標でやればいいと思いますよ。
1日100kcalを10日続ければ1000kcalですから。
1ヶ月1kg減量で、1年間に12kg。こう考えますと、1日約33gの体重を減らせばいいですから。
考え方次第で少しは気が楽ですよね。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。