囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

新年度も早一カ月が過ぎて

2023年04月29日 | 本拠地同好会記録

 

【毎日、碁石を触るだけで……】

 

 

2023年度がスタートして

早くも一カ月となった

世話人を降りて気が楽になり

自宅での〝お勉強〟を楽しみ

例会で自由対局を楽しんでいる

ストレスフリーとはこんなものか

と、ちょっぴり新しい気分で

碁に囲まれた生活を続けている

 

新世話人会は今月1日の総会で

「新リーグ戦の導入」を公約していたが

この日の例会で見送ることを発表した

世話人会や班長会で意見交換したところ

コロナ懸念での反対が根強かったらしい

 

今年は、日本棋院や関西棋院から

小さな大会の案内がたくさん届き

脱コロナの動きが加速している

わたしは当面、参加せず

近場の地域同好会だけで

楽しもうと思っていたが、

ちょっと当てが外れた感がある

大阪や京都で丸一日遊ぶ

ということが現状難しいからである

 

引き続き、

地域同好会での自由対局が中心となるが

「週一で3~4局」を楽しむことにしよう

どんな形でも打てたらそれで良いのだから

このごろは碁が空気の様になってきている

 

対局は週一だが、碁石は毎日さわっている

専門家の碁をただ盤に並べるという

なんともネクラの世界だが

やっていくうちに楽しくなり

想像力の翼が羽ばたくのだから

不思議といえば不思議である

 

コロナの3年間、

「並べる」「ブログを書く」「週一で打つ」

この3点セットだけで、読みの精度が

以前よりマシになったことを実感している

 

大きなアマ大会がやがて復活する日まで

ぼちぼち、のんびり、楽しく参ろう

自分が出来る範囲でやっていくしかないし

それ以上を望もうなんて思ってはいけない

 

古希までに実力六段になるという夢は

夢に終わらせずに済みそうな?

雰囲気が漂ってきた(と思う)

 

 

     ◇

 

 

2023年1月~4月の成績

22戦18勝4敗

勝率8割1分8厘

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


小ぬか雨ふる春の碁会

2023年04月15日 | 本拠地同好会記録

 

本日、外は小ぬか雨

雨音はショパンの調べよろしく

室内遊戯にうってつけといってよい

 

肌寒いこともあってか例会参加者は少なく

碁にはまりにはまっている者だけが集まる

五段と相手先で2局、四段と2子で1局

最後に6級と9子で1局

リズム良く打ったあと、観戦を楽しむ

誰がどんな風に打つものであるか

いろんな角度から仔細に観察してみる

 

他人の打ち碁を見るのも修練のひとつ

他を鏡とし、ときに批評することは

自己矯正に寄与するし

石をたくさん置かせて打ったあと

白が困る打ち方を開陳すると

アタマが整理されていく

きょうも勉強になった

 

 

 

 

 

 

 


久々の通常総会が無事終了

2023年04月01日 | 本拠地同好会記録

 

▲総会が14時までかかったため、例会終了もずれ込んだ=4月1日16時半

 

 

【叩くより、たたえ合おう!】

 

4月1日13時前から

新年度の集金と通常総会を行い

活動報告、会計報告、活動計画案の三つが

すべて原案通りに承認されました

 

この機会にモノ申したいというヒトあり

議論そっちのけで多数決を主張するヒトあり

荒れかけた場を穏やかに収めよう腐心するヒトあり

ヒトぞれぞれですが、口を開ければ

見識が人柄が にじみ出てしまいます

 

ヒトは自分のレベルでしか物事を認識できず

ガス抜きも時にあって然るべきだろうか

というのが、わたしのいつもの感想です

 

コロナで3年開けなかった通常総会が

無事に開けて、ほっとしました

その一点で、重畳です

 

 

 

 

 

 

年の分だけ知恵がないと

年の分だけ厄介事を背負い込む

            ヴォルテール

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コロナ3年の幕引きか――

2023年03月25日 | 本拠地同好会記録

 

本日の碁会は

2022年度の最終例会でした

 

3年続けた世話人という名の

ボランティア活動も一区切り

 

対局相手に「ほんとに辞めるの?」

と尋ねられましたが、ホントです

 

長くやり過ぎると

組織にとって

ロクなことになりません

 

何もできず、ただ会員が半減しただけ

といえば、それまでですが

事実ですから、しょうがありません

 

これからは、

一人の趣味人として

週一回の例会に参加して

一局一局を楽しみます

 

明るく楽しくまいりましょう

 

 


復帰は試験碁から/2・18碁会

2023年02月18日 | 本拠地同好会記録

 

 

【なんとなく、これからいいこと、アールグレー】

 

2カ月前に倒れた妻の経過ですが、

2月17日の検査結果が上向き・良好でした

主治医から「順調です。あと4カ月ほど

投薬治療を続け、元の体調に戻れるよう

頑張っていきましょう」と言われました

 

わたしも本日18日、

2カ月ぶりに例会に復帰しました

 

本年の初仕事は入会希望者の試験碁です

七十代前半のKさんと置き石なしで一局

わたしのお弟子さんのN3級、A6級にも

それぞれ打ってもらい、6級と認定しました

 

もうひとり、

再入会希望のUさんは八段とし

4月から2人が増えることになります

 

ふたりとも

「一斉メール登録会員」となり

碁会運営の協力も確約しています

 

なんとなく新しい気持ちで

春を迎えることができそうです

 

 

 

 


長~い一日/12-10例会

2022年12月10日 | 本拠地同好会記録

 

本日、働いているかのような忙しい一日でした

 

正午前から

囲碁同好会の設営当番に参加し

午後は

碁会の対局を経て

夕方には

撤収当番をこなし

夜には

自治会役員・班長会の会合に出席しました

 

一日が〝ボランティアづくめ〟

 

こういう週末も悪くはありませんが、

ともに来春の任期切れで

ようやく終わりを告げます

 

いったん〝まっさら〟になったら、

もう少し自分に向き合いたい

 

日々の生活を

どうリニューアルデザインするか

これから考えてゆきます

ちょっとワクワクです

 

 

▼碁会の設営・撤収作業も3年弱、当番・自主的の別なく、ほぼ精勤でした

来春からは、ときおり一人旅に出てみたい、と思っています

 

▼この自治会館から、ただいま帰宅してほっこりしています、21時前のコタツ&ネコ&ミカン――

 

 

 

 

 

 

 

 


小僧のお役目/12-3例会

2022年12月03日 | 本拠地同好会記録

 

2022年の碁会は

12月24日(土)が最終日で

残すところ3回となりました

 

今夏から

コロナで実施困難となった当番制の復活問題で

会運営は多いに揺れ、そして残念なことに

人間関係もこじれてしまいました

 

しかし、

いったん決まったからには

仕方がありません

 

会の代表のわたしは、

いまの時代の趣味の会は

「個々の愉しみを優先とし

義務的作業は極力少なくする」旨を

繰り返し訴え、会運営の基本方針として

掲げてきました

 

それに反し、

無理やり決めたルールですから

当番の参加者が極端に少なく

現場が混乱したままです

 

     ◇

 

おおむね八十五歳以上の力仕事は免除

との方針を、代表・副代表の申し合わせで

呼び掛けています

 

ですから、一番年下のわたしは

用事がなく、体調がゆるす限り

当番班に合流・協力してきました

 

これは

代表世話人のミッションではありません

「小僧のつとめ」とでも申し上げておきます

 

 

 

▲当番制度も悪いことばかりではありません

一緒に何かしら作業をすれば連帯感が生まれ

囲碁話、世間話に花が咲くこともあります

 

寒くなってきたので、

例会参加者も二十数人止まりです

 

三段94歳と四段90歳の大御所対決もあり

楽しそうに一、二局打って

早出・早帰りでした

 

これはこれでアリかな

とわたしは思います

 

過去を水に流せませんが

過去は過去です

 

この会が、それなりに続けば

それはそれでよしといたしましょう

 

 

 


当番の代行/11-19日例会

2022年11月19日 | 本拠地同好会記録

 

碁会場の設営と後片付け当番で

「どうしても設営に間に合わない」旨

ある会員さんから連絡があり、

わたしが個人的に肩代わりしました

 

当番は原則として義務になっていますが

厳密でなくとも、そんなんでいいのです

 

お互いに声を掛け合い

迷惑を掛け合うことで

人間関係は親密になります

 

こういうユル会で

これからも続けて参りましょう

 

 

 

▼碁会場の設営もそこそこの力仕事、自分のペースで休み休みやりましょう

おおむね85歳以上の皆さんは座っていてください、我々がやりますから――

 

▼会員数54人のうち、およそ三十人ほどが例会に姿を見せます

みなさん、静かに手談を愉しんでおられ、緩やかな時間が流れます

 

▼〝お弟子さん〟から「田舎から送ってきたので、おすそ分け」といただきました

世話人をやっていると、人間関係が壊れたり、逆に親密になったり、いろいろあります

 


〝正常化〟3回目/11-5日例会

2022年11月05日 | 本拠地同好会記録

 

公民館の貸会場の人数制限が撤廃され

コロナ前の条件に戻ってから

3回目の例会です

 

ほどんどの規制が解除されても

なお例会参加者数が戻りません

 

出足も鈍く、早帰りの傾向が

まだ続いています

 

 

 

 

 


褒めて乗せる/10-29例会

2022年10月30日 | 本拠地同好会記録

 

【勝ち方を身に付けてもらう!

~「指導碁」兼「公式戦」の効果のほどは?】

 

 

六つの班のローテーションによる

設営・撤収当番(今年8月再開)で

わたしの所属班が当番の例会日

 

この日午後は

東京からお客様がやってくるので

最初の小一時間のみの参加

とさせてもらいました

 

碁会場設営作業を終えたあと

研究会場としている和室で

Iさん(5級)に

9子置いてもらって一局

 

初夏に体調を崩され

退院後の療養を経て

秋から例会に復帰されています

 

久し振りの指導碁で、

一手一手を手直ししながら

わたしの約100目負け

 

おもに盤全体を見ながら

着点と形のポイントを解説し

置碁の上手に堂々と勝つ方法」を

お伝えしました

 

会員55人のうち

わずか2人になった女性会員のひとり

囲碁本の勉強だけでは得られない

実戦のコツを身に付けてもらい

ステップアップで碁の面白さ

広く深く味わっていただきたい

 

     ◇

 

指導碁もカード利用の公式戦としました

これで、わたしの半期リーグの成績は

10月度の1カ月で「5勝3敗」となり、

それなり滑り出しとなりました