【「基本の基」を学び直す】
何年も料理教室に通っていますが
オクラのむき方とか
キュウリの切り方とか
包丁の持ち方とか
こういう時はこうする
といった「基本の基」が
まだアヤフヤです
何年か囲碁をやっていますが
まだ分からないことの方が
たくさんあって迷います
級位者向け死活問題も間違えます
「基本の基」がなっていません
井山最強が9年前に著した
初級~初段向け囲碁本を
パラパラめくっていたら
胸にストンと落ちることが
あまりに多すぎてブルー
「基本の基」がザルです
アマ碁打ちの、あるいは、
初学者の参考になることが多く
琴線に触れた部分を引用し
コメントすることにいたします
自分の勉強の足しになると信じて
◇
「井山裕太の実戦囲碁力養成講座」(2014年刊)
の巻頭言「はじめに」をまず抜粋・引用します
これまでにないコンセプトで、文章もよく練ってあり
さすがと思わせる内容で、購入のきっかけになりました
「本書を手にとっていただき、
ありがとうございます。
この本は、碁を覚えたての方から
初段を目指す方に向けての内容です。
どのジャンルでも言えることかと思いますが、
初心者のときに困るのは『専門用語』です。
特に囲碁の場合は、ただ盤の上に石を置くだけなのに、
無数といってもいいほどの用語があるため
初級者の方を惑わせてしまっているようです。
しかし、特別な言葉が使われ続けてきたことには
意味があり、理由があります。
碁が上達してくれば、
その言葉があることで理解が深まりますし
また、言葉を理解できたことで
上達の助けにもなることもあるのです。
そこで、囲碁用語を正しく理解し、
その知識を問題で試すという形で
『布石の基本』『攻めと守り』『石の動き』
『死活の基本』『手筋・攻め合い』の五つの視点から
囲碁の基本の基をまとめてみたのが本書です」
(後略)
次回から、
囲碁用語をひとつひとつ取り上げ
わたしなりに感想を述べます。
万年5級の皆さん、初二段で足踏みの皆さん
そして碁石に触ったことがなのない皆さんも
気が向かれたらお付き合いくださいませ。