【〝やさしい〟〝わかりやすい〟
簡単な内容の囲碁本を1冊 だけ買いましょう
買ったら 買ったで 3週間だけ付き合いましょう】
昨年コロナで閉鎖してしまった
「心斎橋囲碁サロン」でのはなし
4、5年前の年末の夜だったと思います
二段という三十歳前後の若者が
「ボクは詰碁がキライです」
と、唐突に言い放ちました
対局していた周りが
一瞬シーンとなりました
プロ棋士が何人かいましたが
誰も何も言いません
逆転負けがよほど悔しかったのか
逆ギレか開き直りかとみました
本を読まず実戦だけで
有段の入口に入って
三段のカベに直面していたようです
詰碁がキライでも四段までは
なれるかもしれません
十人にひとりぐらいでしょうか
でも、それ以上は難しいようです
◇
初段を目指す
級位者のみなさんは
詰碁本を買いましょう
1冊でも2冊でもいいです
買えば、強くなれます
開けば、もっと強くなります
そして、解こうとしても
解けないのですから
「答えから見て問題を見る」
長続きするコツはここです
答えを覚えてしまうのです
どんな〝やさしい〟問題でも
最初はだいたい解けません
井山少年でもそうだった?
要するに
答えを目で覚えてしまうと
実戦で局面を見た瞬間に
着点が浮かぶ
こうなればシメタものです
まずは直覚、そして分析
その逆はないのです
3手先まで読めたら
初段どころか
三段、五段への道を
歩み始めたといって間違いない
わたしはそう思います
▲一番〝やさしそうな本〟を買うべきです
ムリは禁物→カネのムダ →です
囲碁は「間違いを少なくする」だけで
だいたいは勝てます
わたしですか?
負けるときは
一度のしくじりで
負けます
アマの碁は間違いのオンパレード
同好会では
5月からリーグ戦がスタートします
4カ月で17回ある例会で
規定打席20局を達成すれば
まず千円図書カードを一枚贈呈します
対局数と成績に優れた方に、さらにもう一枚
とにかく、これで本を買っていただきましょう
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2022年3月1日投稿