山賊焼き

昨日は秋に実施する社内旅行の下見で長野県の松本に行ってきました。
東京から車で約３時間半。
遠かった～

とりあえず松本に着いてガスを補給し、ちょうどお昼時だったので、スタンドの向かいにある定食屋さんに何気なく入りました。
店の駐車場には「ラーメン」「天ぷらザル中華」「山賊焼き」というノボリが出ています。

「山賊焼きってナンだろうね？」
「この辺の名物なのかな？」

と言いながら入店。
せっかくなのでその山賊焼きを頼んでみることにしました。
「焼き」とあるからには、「焼き」料理が出てくるのだろうと思ったのです。

お店の方がオーダーを取ってから
「お時間かかりますけどいいですか？」
と訊ねてきました。

「？」

一緒に行って同じものを頼んだ男性社員２人と顔を見合わせながらうなずきます。
もう一人、女性社員もいたのですが、彼女は「天ぷらザル中華」をオーダー。

さー、そこから確かに時間がかかりました。
待つこと２０分。
まず「天ぷらザル中華」が到着。
そこからさらに１０分が経過し、ようやく「山賊焼き定食」がやってきました。

これです。


どぉーん

ぎぇぇぇぇ～
これはどこからどう見ても「鳥の竜田揚げ」。
しかも肉３枚分。
確かに時間かかるわ。
これを一人で食べれっちゅーんですか

はぁ・・・


しかしですね。完食しました






・・・・・・・・・





ウソです　







お店の人に言うと「持ち帰り容器」をくれるのです。
食べ残しを出さないためなんですって。
っていうか、だったらこんなに盛らなくていいのに

３人とも食べながらだんだん無言になるし。
そのうちにタメ息しか出なくなってました
男性社員の一人も１枚分をお持ち帰りに。
しかしもう一人は気合と根性で本当に完食。
すごい。さすが体育会系

私は上に乗っていた４切れくらいを食べただけで挫折しました
いや、でも多分それがふつうの一人前だと思います・・・
１切れの大きさも半端ないし。

ちなみにこれでお値段１０００円です。
私はごはんを半分にしてもらったのですが、お会計のときその分を５０円引いてくれました。
良心的

車にもどってから食べログで調べたら、大盛りで有名なお店でした・・・

「千石食堂」


その後、ホテルを下見していたら、売店にこんなチラシが



「山賊焼き」って本当に地元の名物だったんですね
そして、なぜこの見た目「鳥のから揚げ」が「山賊焼き」という名前になったかというと、
「山賊はモノをとりあげる（取り上げる→鳥揚げる）」
ということから来ているという一説があるようです。
なるほど。
お出かけするときは下調べしていかないとだなぁ・・・

・・・

揚げてるのになんで「焼き」なんだよっっっっっ