岡山の山登り@FF山岳部

今日も笑顔で! 岡山の登山やトレッキングを楽しもう! 登山の後はラーメン食べよう!

SEA TO SUMMIT(鏡野町)

2018年10月20日 | 岡山県の山

[自然を満喫しながらゴールを目指す参加者]


鏡野町の自然を満喫
奥津湖~三ケ上30キロ
16都府県の133人


自然を満喫する環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT(シー・トゥー・サミット)」が13、14日、鏡野町であり、アウトドア愛好者たちが、連なる山々の景色をめでながらカヤックやハイクなどを楽しんだ。

「会話弾ませ思い思いのペース」
県内をはじめ16都府県の軽133人が参加し14日、奥津湖から三ケ上まで(全長約30キロ)をコースに野外活動を実施。
湖をカヤックで回り、自転車で上齋原文化センターまで走り、標高約1000メートルの山上を目指して歩いた。
森林にしっとりと霧がかかり、ススキの穂波が風にそよぐ中、友人と会話を弾ませながら思い思いのペースで進んだ。

岡山市の会社員・山本貴裕さん(35)は「体を動かすにはばっちりの気候で、きつい坂道でも周りの自然に目をやると癒された」と話していた。

地元住民による露店もあり、アマゴの塩焼きやトマト入りの「鏡野ラーメン」、山菜おにぎりなどが人気を集めた。

13日は、閉会式の後、「歴史的視点から楽しむ健康のまち鏡野町の自然」などをテーマに環境シンポジウム行われた。

イベントは、アウトドア用品・モンベル(大阪府)が、自然アクティビティに推奨する全国のフレンドタウンで自治体と協働して開催し、鏡野では昨年に続き2回目。

<上記は2018年10月16日付、津山朝日新聞より転載>

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このようなイベントが近くで行われるのはうれしいです。
奥津湖なのでLAKE TO SUMMITかなと思いますが、イベント名は固定なのでしょうね。
今後も続けて開催されればと思います。

白い大海原に浮かぶ島

2018年10月20日 | 岡山県の山

[眼下に広がる幻想的な雲海=黒沢山で]


秋の風物詩「雲海」の季節を迎えた。
山々の稜線は大海原に浮かぶ島のようだ。

標高668メートル、東田辺の黒沢山はそのスポットとして名高い。
濃い霧が出た朝、中腹や萬福寺境内から眺めれば、眼下に絶景が広がる。
津山市街地や鏡野町の田園は真っ白なベールに包まれ、南に神楽尾山、その向こうに神南備山がなだらかな頂をのぞかせている。

静けさの中、”霧の波”が山裾に打ち寄せ、小さな家並みが見え隠れ。
峰々は入り組みながら彼方へとかすみ、どこまでも青空が澄み渡る。
心潤う深秋の情景に過ぎ行く時を忘れる。

<上記は2018年10月16日付、津山朝日新聞より転載>

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津山盆地周辺の山々からは、この時期見事な雲海が見られます。
肌寒くなり、ピリりとした早朝空気の中、ゆっくりと流れる雲海。
秋が到来し、冬が近いことを感じさせてくれます。

岩屋山登山(2018/6/15)

2018年10月18日 | 岡山県の山

[岩屋山登山口]

仕事が早く終わり、帰路の途中にある岩屋山へ。
岩屋山は、よく整備された登山道のある中世の山城、岩屋城跡。

子供と時々遊びに来る岩屋川沿いに駐車場と登山口がある。
平日の夕方、他にお客さん無さそう。
さあ仕事着のまま登ってみよう。
小さい沢に沿って登りだすと、すぐに長い長い階段。

[長い階段]

長い長い階段に飽きた頃、山中なのを忘れるような広々とした慈悲門寺跡。

[慈悲門寺跡]

慈悲門寺跡を過ぎ、整備された山路を登り、山王宮拝殿跡。
ここから北方向に分岐すると、滝のある山王宮だが、今日は時間の都合でパス。

[山王宮拝殿跡]

右手に山王宮あたりの沢音を聞きながら登る。
舗装路に出ると龍神池。
立派な拝殿があり、休憩もできる。

[龍神池拝殿]

龍神池からは林間を抜け、広い感じの舗装路を歩く。
花の時期は過ぎ、緑が濃い。
たくさん自生しているマムシグサが立派な実をつけている。
もうすぐ目立つ色に変わるでしょう。

[マムシグサの実]

公園のような舗装路が終わると、山頂かと勘違いする馬場跡。
立派な東屋があり、東に開け津山市街の展望良好。
梅雨の晴れ間の青空が気持ち良い。

[馬場跡から津山市街を望む]

馬場跡から西北向きに取って返し、一段登ると山頂。
林間の木漏れ日の中、山頂ピークは落ち着く空間。

[岩屋山山頂・本丸跡]

本丸跡の真ん中あたりに、三等三角点「岩ケ城」。

[三等三角点「岩ケ城」482.62m]

山頂からは木々に遮られ展望はあまりないが、隙間からは真庭市街が良く見える。

[山頂より真庭市街を望む]

下山は龍神池まで下り、そこから舗装の作業道を下る。
登山道よりも作業道のほうが花が多い。

[ハナウド]

花があって楽しめるが、急坂の舗装路は仕事靴で下るには大変厳しい。
北面の作業道はしっかり湿り、コケも広がる。

[ホタルブクロ]

滑らないように気を使いながら、やはり登山道を下るのが正解だったかとも思う。

[マタタビの花]

マタタビの花が咲き乱れ、甘酸っぱい香りが漂う。
白くなったマタタビの葉も、アクセントとして新緑を彩る。

[マタタビの葉]

標高が下がると、俗に雑草と呼ばれる山野草が増える。

[ヒメジョオン]



[マンネングサ]

舗装路の急坂に疲れた頃、作業道の起点に到着。

[作業道登山口]

本丸跡から二の丸跡へ回れる道があるのは気づかなかった。
次回は歩いてみよう。

[岩屋城跡概要]

お手軽に山を楽しめる良い山です。
日の出を目指して来るのも楽しそう。

YAMAPでルート・行程の確認ができます。
https://yamap.co.jp/activity/2011971



いい夫婦登山

2018年10月03日 | 岡山県の山


いい夫婦登山 参加者を募集
蒜山観光協会


蒜山観光協会は、10月22日に真庭市の中蒜山に上る「いい夫婦登山 2018」の参加者を募集している。

当日は蒜山下福田のひるぜん塩釜キャンピングビレッジ(中蒜山登山口)に集合。
午前8時20分から開会式、30分登山開始。
参加料は夫婦1組3000円。
下山後食事券(1000券)を配る。
抽選により蒜山の特産品プレゼントも。
雨天などの場合はウォーキングを行う。

参加希望者は14日までに、夫婦の名前、年齢、有所、電話(FAX)番号を記入し、はがきかFAX(0867-66-4141)などで申し込む。
〒717-0503 真庭市蒜山富山根303-1、蒜山観光協会。

問い合わせは、同協会(TEL0867-66-3220)


<上記は、2018年10月2日付け津山朝日新聞より転載>

蒜山観光協会の恒例行事です。
良い天気になるとよいですねー。

白い小花たわわに

2018年07月07日 | 岡山県の山

[たわわに咲いたバイケイソウの花]


◎・・・県立森林公園(鏡野町羽出、上齋原)でバイケイソウがたわわに小花を咲かせ、散策するハイカーらの目を楽しませている。

◎・・・ユリ科の多年草で1.5メートルほどの丈になる。
まゆみ園を中心に約2000株が時制しており、緑がかった白い花弁がすがすがしい彩り。
この夏は特に花付きがよく、今年半ばまでは持つという。

◎・・・倉敷市の会社員女性(48)は「初めて見たが独特の野趣があり、ほのかな香りもいい。
ヤマボウシやナツツバキも咲いていて、今日は来たかいがあった」と話していた。

<上記は、2018年7月3日付、津山朝日新聞より転載>

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岡山県立森林公園は冬季を除いていろいろな花が楽しめます。
バイケイソウを見た覚えがないので、一度見に行ってみたいです。


男山・女山登山(2018/06/13)

2018年07月01日 | 岡山県の山
昼休みに鏡野町の里山、男山と女山に。
読み方は「おんやま、めんやま」。
セットで「おとめやま」と呼びます。
女山の足元を貫いているのが「男女山(おとめやま)トンネル」。
付帯しているのが「男女山(おとめやま)公園」。
両方同時に登った覚えが無いので、今回は頑張ります。

[女山山頂寸前]

男女山公園駐車場に車を置き、公園の階段を登る。
ローラー滑り台の登り口の横から女山山頂に向かう登山道。
ウツボグサが道にまでびっしり咲いている。
すぐに菩薩像の立つ女山山頂、南方面の展望が素晴らしい。

[女山頂上の観音像]

草も伸びているが、道は分かりやすく歩きやすい。
看板にある「女山の玄武岩」までの道は今一つ分からず、また次回に。

[田園風景展望]

女山をほどほど下ると、ササユリが何ケ所も咲いている。
まだ蕾のものもあり、しばらく楽しめそう。

[女山の見事なササユリ]

足元の花を楽しみながら、一気に下る。
部分的に草丈の伸びているところもあり、少し暑苦しい。

[ニガナ]

女山登山道終点は、大野神社の境内に下りる。
登り口には、四国八十八ケ所霊所の案内看板がある。
男山・女山の登山道には霊所が並び、巡礼できるようになっている。

[女山北登山道取り付き]

開けた境内の石段を下ると、男山・女山を分断する車道。
車道に下り舗装路を西に向けて歩き、次は男山登山へ。

[女山登山口になる大野神社]

まもなく男山登山口の看板。
ここから登山道の取り付きまで舗装路を登る。

[男山登山口]

アスファルトの車道をずんずん登っていくと。、右手に男山登山口の看板と貸し杖置き場。
霊所の並ぶ登山道を歩き山頂へ向かう。
女山と同じく、草が伸び、真竹も高々と伸びている。

[男山南登山道取り付き]

ひと汗かいた頃、休憩舎と三角点のある男山頂上。

[男山山頂]

山城の跡だったのではと思えるような山頂の段々をぐるり散策。

[男山山頂三角点]

女山と同じく展望良好。
先ほど登ってきた女山が南の眼下に望める。

[男山山頂からの展望]

下山は登ってきたのと逆の向きから。
それほどの急傾斜も無く、下りやすい。
林間に昔のトイレだったような廃屋が見え、舗装路が見えてくる。

[鏡野八景解説板]

舗装道まで下りると登山道は終了。
そのまま舗装路を下ろうとすると、登山道の反対側に林間を下る道がある。
試しに下ってみようと、そちらに入ってみる。

[男山西登山道取り付き]

通行のほとんど無さそうな雰囲気の道を下ってゆく。
倒木を乗り越えたりしながら歩き、墓地に出ると国道181号線。
国道の歩道を300m程南へ歩くと、男女山公園入口。
駐車場まで戻り、行程終了。

同じ道を歩くことなく、ぐるり周遊できました。
また逆回りでも歩いてみたいです。
花も楽しめる里山登山、いかがでしょうか?

YAMAPでルート・行程の確認ができます。

管理センター耐震工事

2018年07月01日 | 岡山県の山
管理センター耐震工事
県立森林公園
工期は3か月間
通常通り利用可能

[耐震改修工事を行う県立森林公園管理センター]

県は、県立森林公園管理センター(鏡野町上齋原)の耐震改修工事を2日から開始する。
工期は約3か月間(10月11日まで)の予定で、来園者の利用は通常通りできる。

管理センターは築43年になる鉄筋コンクリート造り(一部鉄筋造り)高床式平屋建て422平方メートル。
平成27年に実施した耐震診断で強度不足が判明したため、高床を支える8本のコンクリート柱を増厚するなどし、耐震補強することになった。
工事期間中は、仮囲いやバリケードなどを設置し、来園者の安全確保のため立ち入りを制限する。
事業費約1400万円。

<上記は、平成30年6月30日付、津山朝日新聞より転載>

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岡山県の管理運営する県立森林公園、広い地内では、四季を通じて様々な植物を楽しめ、バラエティのあるハイクコースが整備されています。
のんびり山を楽しみたいな、というファミリー・入門者でも安心して楽しめる貴重な公園です。

その入口にありるのが、この管理センター。
立派な建物で、利用者の利便性がとても高まっています。
より安全な建物として、今後も長く運営されることを望みます。

三星山登山(2018/06/13)

2018年06月18日 | 岡山県の山

[赤い鳥居の登山口]

美作市ででの仕事が早く終わり、12年ぶりの三星山へ。
国道179号線、美作中央病院の南の路地を西に入り、明見三星稲荷神社の赤い鳥居が登山口。
すぐ左手に水場、神社なので手水舎と呼ぶのが正解でしょう。

[鳥居横の手水舎]

手水舎で清めた後、舗装路を登るとT分岐、二つの案内標識がある。
古い標識には「右折、登山道」。
新しい標識には「左折、1、2、3ノ丸山頂へ」。
以前に登った時は新しい標識は設置されてなく、右折の標識従って作業道を登った。
今回は、新しい標識に従い左折、稲荷神社の境内へ。

[手作り案内標識]

鳥居をもう一つくぐり、稲荷神社の境内へ。
稲荷神社の東奥にある案内看板を目印に登山道へ突入。

[神社の東端の登山口]

いきなりの急登、落ち葉で滑りやすい。
仕事の安全靴の為、かなり登りづらい。
踏み跡をたどりながら歩くが、通行が少ないようで徐々に怪しくなってくる。
雑木林から植林帯に入り、谷沿いに進むが、ルートを見失ってしまう。

[結構な急登]

地形図を見直し、谷沿いから尾根筋へ修正するようにトラバース。
すぐにはっきりした登山道に出会う。
この登山道は別のルートからの登りのようにも見え、今度確認してみたい。
谷沿いに迷ってしまったが、こちらが正しい道な気もする。
木々の間から、梶並川や街並みが見下ろせる。

[感じの良い林間ルート]

登山道に出会ってからは、わかりやすく歩き易い。
広葉樹の林間コースで気持ち良い。
少し登ると、すぐに大岩の一の丸頂上に到達。
木立の中で展望はほとんどない。

[一の丸ピークは大岩]

小さな山頂を一回りして二の丸ピークへ縦走。
高低差もほとんどなく、あっという間に二の丸ピーク。

[二の丸ピークの四等三角点「三星山」233.15m]

三角点のある山頂からは、美作市街が見渡せ爽快感抜群。
岡山県北の秀山がぐるりと望める位置だが、雲が多く、今回は残念。
山頂直下には「美」文字のライトアップされる場所がある。

[二の丸からの眺望]

展望を楽しんだ後、北に向け下山。
「美」文字の照明器具を右手に見ながら、岩場を一気に下る。
急な岩場でトラロープが張られているが、あまり強そうでないので、ほどほどに利用。

[二の丸直下の岩場]

岩場をまっすぐ下ってすぐに、作業道上部広場。
ここは一、二、三の丸それぞれに登る分岐にもなっている。
時間があまりないので、三の丸はまた次回。

[作業道上部、階段が二の丸登山口]

ここからは広い作業道を利用してのんびり下山。
各所に山城の遺構を案内する標識などが整備されている。

[作業道風景]

作業道開設から年数が経ち、荒れ始めているが、山歩き的には悪くない。

[作業道のキノコ]

どんどん標高を下げ、北の丸を過ぎ、屋敷跡の分岐を過ぎると最初のT分岐。
ぐるりと歩けてなかなか良いコースだった。
また次回、逆回りをしてみたい。

[鳥居前の三星城史説明板]


美作市街のそば、標高は低いものの、山登りの雰囲気を十分楽しめ、展望も良く整備もされている。
残念ながら、本やネットにも登山情報の少ない山。
もう少し知名度が上がっても良いのではないかと思える、おすすめの山です。
<2006年7月7日の踏査記録>

[YAMAPで今回の地図や行程の確認できます]


神楽尾山登山・北方三角点峰踏査(2018/6/10)

2018年06月14日 | 岡山県の山

[日の出直前の那岐山系]

4:30に自宅を出発、車で10分ほどで石仏峠へ到着。
お堂前に車を停め、登山靴に履き替え、4:40に登山道へ入る。
日の出直前の林の中は、ライトが欲しいくらい薄暗い。
三の丸、馬場跡などを過ぎ、山頂まで一気に登って4:50三角点に到着。

[神楽尾山頂のユリ]

すっかり空も明るくなり、周囲の山々がぐるりと見渡せる。
星山山系に厚い雲がかぶっている以外は、どの山も良く見通せた。
接近している台風5号の影響か雲が多く、朝焼けにはなるが、日の出は見られなかった。

[那岐山方向の朝焼け]

以前は山頂北面に直登ルートがあり、山頂への北面投稿ルートとして魅力的なものだったが今では廃道状態。
特にこの時期は、灌木や下草がかなり茂り、踏み跡もすっかり不明瞭で利用はあきらめる。

登ってきた道を武者溜りまで下り、山腹を時計回りにトラバースする。
足元はひざ丈の草が茂り、クモの巣がうるさい。
山頂北側の分岐を北に向かう。
尾根沿いの道ははっきりしており、所々草が高いところもあるが歩きにくくはない。
500mほどで以前と変わらない分岐看板。
これを右に取り、ゆるく登ってゆく。

[きれいな分岐看板]

すぐに次の分岐看板、内容は一つ目の分岐看板とほぼ同じ。
ここも右にとり、小ピークを東に巻き道なりに進む。
地形図を確認すると、三角点への道は「安養寺方面」が正解に思えるが、以前の踏査の時も右折した記憶がある。
本光寺方面に大きく東に下りはじめるところで、小ピーク北側の谷の上部に出る。

[二つ目の分岐看板]

以前来た時は広々とした場所だったが、ここも今では植林や雑草が伸び放題。
目指す三角点峰が目の前に見えるが、ここから到達するには、木々の生い茂った谷を突っ切るしかない。
分岐看板まで戻ろうかとも思ったが、思い切ってヤブの急坂に飛び込む。
木々にぶら下がりながら無理やり標高を下げてゆき、きれいな沢に出会う。

沢を下りながら位置修正し、三角点ピークに向けて登れそうな場所を探す。
ヤブの急登を標高差で50mほど登るのかと思うと、少しうんざりする。
以前の踏査時にはそれほど厳しいヤブコギは無かったように思うが、今回はなかなかの道のり。
途中、赤テープも見つけるがルートなのか森林管理なのか定かでない。

ヤブの中を一気に登り、徐々に歩きやすい緩傾斜に出てほっとする。
緩斜面の歩きやすいところを選びピークを目指す。
三角点ピークは広く平坦で、伐採されていて歩きやすい。
明るいピークの北の端のあたりで四等三角点と標柱を発見。
三角点周辺は開けているが、周囲の展望はほとんどない。

[四等三角点「西一宮」313.63m]

ucodeも埋め込まれた三角点は、神楽尾山頂よりも高く、この山域での最高標高点になる。
登頂した達成感に浸りながらも、すぐに下山ルートを探す。
地形図にある徒歩道を目指し、ピークから西に下る。
すぐに山腹の道に出合い、道に沿って南下する。
分かりやすかった道が、次第にヤブ漕ぎになってくる。
路が横断しているはずの300mピークの付近で、完全に踏み跡を見失う。
地形図と方角だけを確認しながら道無き道を突き進む。
300mピークを過ぎたあたりで道を見つけるが、ヤブは強いまま。

ヤブが落ち着き、歩きやすくなってくると二つ目の分岐看板に戻る。
やはりこの分岐を西に向かっていたほうが、ずいぶん楽だったと思う。
神楽尾山頂北側分岐の少し手前で、東の斜面に下り尾根道から分かれる。
植林の中の作業道をずっと下り、小原口の取り付きまで下る。

[小原口取り付き]

ここからはいつも通りのルートで再び神楽尾山を目指す。
すぐに下ってくる男性と挨拶、ドロドロに汚れた私の下半身を見て驚いた顔をされる。
馬場の手前で男性を追い抜き、馬場の看板で女性3人組と話をする。
山頂はパスして、南に向き総社口慰霊碑まで下る。
慰霊碑から林道で石仏峠の駐車位置にもどり、本日の行程を終了する。

[石仏峠登山口]

帰宅後、以前の記録を読み直してみると、今回の谷越えのルートをきちんと避けて登っていました。
<2011年2月20日の踏査記録>
中途半端な記憶を頼りに歩いた為、苦労してしまいました。
ドロドロになったズボンを脱ぐと、足は傷だらけ。
低山の踏査は冬にすべきとしみじみ思いましたが、久しぶりの山歩き、大変楽しかったです。


[登山の記録(YAMAPより転載)]

[YAMAPで、登山の軌跡が見られます]








医王山城跡(津山市吉見)

2018年06月05日 | 岡山県の山

[南北朝から戦国時代、諸勢力攻防]


[医王山城跡の縄張り図(山形省吾さん作成)]


医王山城跡 津山市吉見
山名、赤松、尼子、浦上、毛利氏支配
平成9年、市史跡に指定
堅城ぶりを伝える遺構現存

美作から因幡に抜ける街道の要衝に築く
眼下に広がる壮大な眺め


 標高343メートルの医王山に築かれた中世の山城で、祝山城、岩尾山城とも呼ばれる。
美作から因幡に抜ける街道の要衝にあり、南北朝期以前に上道是次が築城したとも言われる。
 南北朝から戦国時代にかけて、山名、赤松、尼子、浦上、毛利などの諸勢力が相次いで美作国に侵攻、医王山城を支配した。
中でも注目されるのは、織田信長の命を受けて進軍してきた秀吉・宇喜多勢と、これを迎え撃つ毛利勢との激戦。
毛利勢は約2年にわたって城を死守し、宇喜多勢は撤退した。
 堅城ぶりを伝える遺構が現存する。
北の峰都通期は堀切で遮断し、三の丸南斜面には連続畝状堅堀と大堀切で、防備を固めている。
 城郭の北端にある本丸跡には、石垣が気疲れ、瓦も散乱しており、かつて瓦葺きの建物があったことが確認できる。
眼下に広がる眺めは壮大だ。
 平成7年に地元の青壮年が中心となって整備をはじめ、保存会の結成、登山道の整備を行い、9年に市の史跡に。
毎年4月には登山会が開かれている。

<上記は、2018年6月5日付、津山朝日新聞「美作 古きを訪ねて(35)」より転載>

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中世の山城は岡山県北部にも多数残っており、この医王山城跡もその一つ。
私は10数年前に登ったきりなので、歴々の将が支配してきた遺構に思いを寄せつつ、また登ってみようかなと思います。

毛無山山まつり

2018年06月05日 | 岡山県の山


毛無山山まつり
10日、新庄村

 新庄村は「毛無山山まつり」を10日午前10時から、同山3合目と田波園地で開く。
 夏山の安全を祈願する護摩法要のほか、ごりやく餅の配布、森のコーラス、美作高校吹奏楽部の演奏、森林セラピーロード「ゆりかごの小径」散策(有料)、そうめん流し(同)、特産品販売などがある。
 村役場からまつり会場までのシャトルバスを午前8時から、随時運行する。

 問い合わせは、村商工観光係(TEL0867-56-2628)。

<上記記事は、2018年6月5日付、津山朝日新聞より転載>

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新庄村は人口1000人程、岡山県内で一番小さい自治体。
私も何度も登りました、岡山県と鳥取県の県境にある「毛無山」。
大山隠岐国立公園に含まれる標高1218mの秀山。
山頂には、三等三角点「田浪」標高1218.51mが鎮座まします。

山頂からは、白馬山-金ケ谷山-朝鍋鷲ケ山-三平山への尾根縦走路が整備され、岡山県内有数の縦走コース。
カタクリの群生とブナの原生林も見どころ。

蒜山三座-クリーンハイク参加者を募集中

2018年05月28日 | 岡山県の山


「蒜山三座-クリーンハイク参加者を募集中」
 みまさか山の会


 みまさか山の会は、3日に真庭市の蒜山三座で開く「クリーンハイク」の参加者を募集している。
申し込みの締め切りは31日。

 登山道や周辺のごみを拾いながら山頂を目指し、さわやかな汗を流す。

 コースは
(1)下蒜山往復
(2)上蒜山-中蒜山-中蒜山登山口
(3)下蒜山-中蒜山-中蒜山登山口
コースによって集合場所と時間が異なり、申込時に知らせる。
登山に適した服装で、水、昼食、火ばさみなど持参。
ごみ袋は真庭市から提供がある。

 申し込み、問い合わせは、安藤会長(TEL090-7977-8405)


[以上、平成30年5月28日付津山朝日新聞より転載]


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みまさか山の会の企画山行が紹介されていました。
変わらず活発な活動されてます。

みまさか山の会ホームページ

蒜山スキー場開き

2016年12月15日 | 岡山県の山
蒜山スキー場開き

17日津黒高原



蒜山スキー場開きが17日午前11時から、真庭市蒜山下和の津黒高原スキー場で行われる。

同署とひるぜんベアバレーの2スキー場の安全を祈願。滑走可能な場合は、午後からリフトを無料開放する(ナイター営業での無料開放はない)。


問い合わせは、蒜山観光協会(Tel0867-66-3220)


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雪山の季節がきました。
津山から見える山々も、雪化粧です。
スキーもスノボも、ずいぶん久しいですが、たくさん雪が降って、賑わうといいね。

記事で気になったのは、上蒜山スキー場って、どうなったのかしらん。


[上記記事は、平成28年12月15日付 津山朝日新聞より転載(一部修正)]