古川FPのブログ「勝手気ままなFP独り言」

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ガソリンは値下げ、食品は値上げで住宅ローンは?

2008-04-04 00:24:16 | 家計・住宅

3月31日に今月からの住宅ローン金利が発表され、4月1日からの新規融資分から適用されます。

ガソリンは、大半のガソリンスタンドでガソリン暫定税率が下がったことを受け、値下がりしました。しかし、食品は原材料の値上げで価格がアップして大変な値上げ春到来です。その中で、人生で一番お金が掛かる住宅を取得するときのローンは?

三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそなの各大手4行は4月1日から適用する住宅ローン金利を先月末に発表しています。金融市場で長期金利が低下していることを受けて7~10年物以上の固定金利は4行そろって引き下げられました。1~5年物の固定金利は一部で引き上げる動きもあるようですが、変動金利は2.875%に据え置いたようです。

10年物は4行が0.1%引き下げて3.45~3.6%。三菱東京UFJ銀とりそな銀では7年物も0.1%下げて3.4%。1~5年物では三菱東京UFJ銀とみずほ銀が一部で金利を引き上げたようです。

変動金利は4月と10月が改定時期にあたりますが、今回は基準となる短期プライムレートの変更がなかったため、4行とも2.875%で据え置かれたようです。

三井住友銀行は、固定金利特約型は10年を0.10%引き下げ年3.45%に。2年、3年、5年については現行金利を据え置いたようです。超長期固定金利型では10~15年以内を0.1%低い2.45%、15~2015年以内を0.1%低い2.70%、20~35年以内を0.09低い2.99%となりました。

全体的に、長期固定は引き下げになったようです。

では、長期固定型ローンの「フラット35」の4月の金利はどうなったのでしょうか?4/2に住宅支援機構が民間金融機関と連携して35年の”買い取り型”の適用金利を、返済期間21~35年以下の場合は、取扱337機関の最低金利は前月比0.11%低い2.64%、最高金利は3.2%と0.15%下がったようです。理由としては指標とする10年物国債の金利が下がったためと報じています。15~20年以下では2.4~3.2%。


☆フラット35の金利差で毎月の返済額はどの様に変化するのでしょうか?

*シミュレーション前提条件

借入額=3000万円・返済方式=元利均等方式・返済期間=35年・金利1=2.64%・金利2=3.2%

金利1=2.64%・毎月返済額=109,513円・返済総額=45,995,412円
金利2=3.20%・毎月返済額=118,830円・返済総額=49,908,393円

金利差が0.56%の小さな差ではありますが、返済期間が長期(35年)のために月々返済額で9,317円、返済総額の差は400万円弱の3,912,981円とかなりの差額になります。30年間前後の長期借入の場合、全期間固定金利商品でも少しの金利差でかなりの差が生じます。10年固定や5年固定などでは、もっと大きな差が生じる可能性も有りますネ!ローン商品や金利を考えるときは、返済期間が長くなればなるほど慎重に選択する必要が有ります。




情報元:PowerFP

住まいのプロが教える30の警告 「この街」に住んではいけない!
中川 寛子
マガジンハウス

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