はみだしっ子 三原順

中学生の時かな・・
姉が持っていたマンガ本で私が１番考えさせられた作品
家出少年４人
それぞれ事情があり
大人の不安定さや世の中のねじれ・・そんなものを強く感じた作品です


ある時期わたしは感情がからっぽになってしまって
（日常に何もなさ過ぎて、思考回路停止みたいな・・）
あまりにも”無”で恐くなり（感じてるじゃんね！）
はみだしっ子読んだらいろんな感情復活したよ♪

みたいなことがあり手放せない１冊となっています




グレアム、アンジー、サーニン、マックス
境遇も性格も違う４人が抱えてる問題は１人では抱えきれないもので

いろんな地を渡り歩き、人との関わりも変わりながら
事件が起こり、さらにまた別の事件で裁判が行われたり
そこにも矛盾であったり、守るためのウソや、葛藤
重い内容となっていますが
私には大切な１冊です




今はネットで立ち読み等ある時代ですが、残念ながらありませんでした・・

楽天→☆はみだしっ子


クークーの話好きだったな
グレアム好きだったな
最後はどう解釈して良いのかわからなかったけど
検索したらいろんな人の意見に出会って
グレアムは他の人に頼る勇気を出したのかなって自分では解釈しました
１人で解決しようと思ってたけど、それを見守る側も辛いこと
そして人に頼ることは悪いことじゃないんだと
人を信じられたからこそ自分の問題を公表し
さあ受け止めてくれるかい？って１つの賭けをしたような・・そんな終わり
これは私の解釈、それぞれ違う受け取り用があるだろう


絵がね・・好き嫌いあると思いますが
１話だけ読んでもらえたら入っていけると思うんだ