朝だ、あ・さ・だーよと。アッチこっちがガッチガチに凝って痛い。
PM6:00 起床 in 長井市
公園の駐車場に止め、蒸し風呂のような車内でクーラーなしで。つけたら、たぶん凍え死ぬな。開店の10時まではだいぶある。コインランドリーでお洗濯。何、最近のはフトンも丸洗いできんの、知らなかった、帰ったらさっそくやろっと。それにしてもホテルに泊まれなかったのはツライ。のびのびと寝られなかったため疲れがとれていない。
朝食用ゼリーを流し込んで、体をほぐす意味で公園一周。松ヶ池公園という名だ。大きな神社や祈念碑、図書館に池があった。なんと図書館には畳の部屋があるらしい。案内板に書いてあった。(と思う)
読書もいいな。
PM 9:20 目的の店舗に電話。
もうやってるって!ラッキー。1件目が早ければ数をこなせる。一見普通の民家のようだが貴重な模型店である、「マ???吉?模型」に入店。やった、ここは土間の店だ。ちょっと明度を落とした照明がいい感じ。入り口に大きなショーケース。完成品が飾ってある。
「し、しぶい」
店内は私の好きな雰囲気だ。古い木製の棚にキットが丁寧におかれている。中央コの字形の、入り口とは別のショーケースには様々な教材・玩具が並んでいる。おばちゃんが応対してくれた。
「よく見ていってください。」
お話を伺うと、ちょっと前に飛行機をごっそり購入した強者(妻帯者)がいたとかで今は飛行機関係が少ないのだということ、以前に水害があって(この旅行の数日前には新潟県で水害があったが、それ以前だそうだ)、膝まで水がきたことが話題にあがった。いつまでもがんばってね、おばちゃん。ここでブンカのB級競技機ZIPPERを廉価で購入。国道348号線を一路、山形市へ。
PM12:00 山形市到着。
台風って何?って感じで大快晴でした。風くらい吹いてくれよ。で、いきなり定休日の店が3軒。自分の準備不足が悔やまれる。その店とは「シ?タモデル」です。JR駅前にも大きな店をお持ち。自分の馬鹿さ加減(定休日くらい調べられたのになー)からブツクサ言いつつ、「タ?カモデル」に向かう。再開発したらしく工事中の看板が目立つ。
店舗は最近建て替えたモノらしく、新築の香りがした。ここでもおばちゃんが親切に応対してくれる。こっちの人は皆こうなんだなあ。というわけで72ハセ二式大艇を発見、即購入。次。
「ヒ?シモデル」に到着。駐車場に停車。モデルガンにも力を入れているようだ。ほしいモノがなかったけど悪いので水中モーター購入。おっちゃんとにいちゃんが応対してくれた。そういえば外のショーウィンドーのモデルガンを熱心に見ていた60代(以上?)の男性がいた。モデルガン愛好者の年齢層って、けっこう広いの?
山形って、人の名を取った店名が流行りだったのかなーと思いました。そういえばそうだよな、と1人うなずきながら天童市へ。
あつっー。あっついわー、自分。窓を開けると熱風が。右手が焼けて焼けて(国産車)、ほら、左手とこんなに違う。生きて帰れるのん?喫茶店にも入らず、ひたすら〆切と戦う漫画家のように時間と戦う私。ふと、こんなことやっててなんになるん?と考えてしまい、自分の存在を自分で否定してどうすんねん、と自分でつっこんでいました。
「いかん、休憩が必要だ。」
天童市の「ノ?科学模型社天童店」は開店にまだ時間があったので、寒河江市に行くことにしました。と、その前にコンビニでちょっと休憩。喫茶店だと時間がすぐたっちゃうからね。それにつけても今日は宿を取るぞ、絶対に。
おっと「み?りや」が東根市にあった。そっちが先だな。国道13号線を北へ、ひがしね駅を東へ。あれ?これって服飾店じゃ・・・、模型も売ってるんだ、へえー、驚いた。(いや、実はそうでもなく、これ以降、この形態の店舗が見受けられるようになる。)半分は服屋さんなんだ。模型と玩具を扱っているのかな。おっ、イタレリのHE111ZWILLINGがある。(けっこうゲテモノ好き)買ってくか。
大森緑地公園を通り国道13号線を渡り、287号線でノンビリ寒河江市へ。広々として見通しがよく、ゆったりとした気分になれる。途中の橋のたもとに奇妙な建物を見つける。道の駅か。昭和30年代の奇をてらったドライブインのように感じた。県道25号線に乗り換え、いよいよ到着、「ノ?科学模型社」
比較的幅の広い道路沿いにある。白いおしゃれな建物で看板がなかったら縁のない場所だと思ってしまうだろう。飛行機の品揃えは、GREATの部類に入るだろう。他の分野もイイと思う。なにせ、いきなり出入り口付近にドカンと大物が大売り出しになっていた。(2004.07)
寒河江にこの店あり、だろう。店には高校生の姿もあり、飛行機を探していた!がんばれ後輩よ。
県道23号線を東に10キロまっすぐ道なりに行くと天童市。「ノ?科学模型社天童店」に到着。こちらも白い建物。寒河江店に比べると少し少ない感じ。
ここで、山形市の「ホビー?シザワ」を忘れていたことに気づく。思いっきり時間のロス。県道22号線を引き返す。やったぜすいてるツイテルネ。30分ほどで到着。店内では店主のおっちゃんと常連の方が歓談中。どでかい雷電がケースの上にのっている。ラジコン用だろうが、胴体に木目があり、脚部が意外とリアル。お手製か?おっとっと、おいらは模型一筋。RCなんてえお大臣の手すさびにはつきあえねえってことよ。どれどれ何があるんだい。おっとこりゃあ、???の工作キットの????じゃあねえか。小学生の時分にはお手製RCの万能タンクを作るってえ夢を与えてくれた、高嶺の花だあね。ずいぶん昔のこったが、この箱にも時が刻まれてるじゃあねえか。値段はっと、!!!、いけねえいけねえおいらRCには手をださねえって決めたんだ。次だ次、次に行こうぜ。(買っときゃよかったな・・・)
PM3:00? 山形道山形北ICから鶴岡市へ出発。
山形出身のダムダリと申します。
「マ???吉?模型」はおばちゃん姉妹が古くから模型屋やってまして、姉おばちゃんが長井市、妹おばちゃんが12Km北の白鷹町でお店(ご主人が亡くなって閉店)を開いてました。妹おばちゃんの息子が私の同級生だったこともあり、物心付いたころからずっとプラモや工作でお世話になりました。というより、この地区の子供たちはみんなこのおばちゃん姉妹にお世話になったわけですね。
ここ2年ほど帰省しなかったので、この夏もおばちゃんが元気だったことが分かり、一安心です。(^_^;)
素敵な模型店巡りな旅のお話ありがとうございました。
123と申します。
つたない駄文がお役に立ててよかったです。
とてもよい方で、いろいろお話を聞かせていただきました。
これからも模型店巡りの話は続きますので
よろしかったらお立ち寄り下さい。