おばちゃんにお願いしたら、
「いま、係の人がきますから」
そして特注ウニ丼を仕上げに厨房へと戻る。へえー、専門の係の人がついてるのか。期待させるじゃん。
待つこと数分で年輩の男性が登場。ここのオヤジさんだろうか。貫禄がある。手にはビデオカセットとDVDケース。ひょっとして動画編集が趣味なのか、それとも業者に頼んで作ったのだろうか。テキパキとデッキを操作するオヤジさん。待望のウニ丼がきたのでパクつく私。
「ここに映ってるのはね、ほら、その岬のすぐそこで起こったことなんだよ。」
説明が始まった。クルマの目の前に現れたこと。すごい勢いで周囲を飛び回ったこと。得体の知れない光線を地面に向けて放っていたこと。その光る球体(以下、光球)の中にも何かが光っていたこと。熱い光を放っていたこと。そんな状態が40分以上続いたこと。などなどである。(注:コレを書いているのは、お話を伺ってから2ヶ月以上になるため、細部が違ってるかも。まちがっていたらゴメンナサイ)
画面には、つぶつぶの細かい光を全面にくっつけたような丸い球体が映っていた。回転しているように感じられる。球体の中心にはやや赤みを帯びた淡い光がともっているようだった。ときおり猛スピードで動いているシーンがはさまれ緊迫感が増す。特に編集はしていないのだそうだ。
これか、これが生のUFO画像なのか、うー、身震いがする。ときどきオヤジさんのすぐ近くまで寄ってきて、赤い熱い光をだしていたらしい。うわー、もし自分がその謎の光球にであったらどうしよう。クルマごと持ちあげられるのだけはごめんだよ。(そういうのはなかったそうだ。)
光球から強い光の筋が地面にのびている画像になったので、その光の筋について聞いてみた。何しろ不自然な形の筋なのだ。一番にているのは、ちょろっとシダが巻きついた木の棒に上からキツイ光があたってるって感じかな。で、ここからが肝心、木の棒の周辺の地面に多数の何かがうごめいているように見えるのだ。
ご本人によると、その木の棒みたいなものが映っていたあたりには何もなかったのだという。木の棒そのものも、だ。うっそ・・・、じゃあここに映っているモノっていったい何ざんしょ?どう見ても犬猫、トカゲではないし、ヒトガタだなんてとんでもない。動いている何かなのだ。
特注ウニ丼、無意識につめこんでしまった・・・。何も考えられない。ぼーっとしてた。口はソレと関係なく勝手にオヤジさんとしゃべっている。話題が出没地域になっていった。
このあたりで、よく見られた時期があったという。いやだなあ、変なモノが運転中のクルマの真上にピッタリつかず離れずで飛んでる場面なんか考えるだに空恐ろしい。
この画像DVDにダビングしてネットで売り出しませんかと提案、却下されました。そういうお考えはないそうです。うーん、正直怖いけれど、ほしいと思う。
もっとお話を伺いたかったけれど、温泉郷の宿が気になり、お礼を述べておいとました。
そういえば日没のビデオを撮った。オヤジさん、海の上にもデタっていってた気がするな・・・。映ってるわけないと思うけど、もし、万が一、肉眼では見えていなかったモノが真っ正面に映っていたとしたら、スゴク、イヤじゃない?他人の体験談ならまだいいけど、自分自身の身に降りかかっているのは見たくないなー。(エゴイスト・・・ですね)
そんなわけで、日没のVは再生してません、一度たりとも。(いかん、小心者であることがバレ・・・)
PM6:30
とびこみで旅館ゲット。これで野宿なしだ。ほっとする。1泊8000円は高いか安いか。温泉がついてるし、ひとりで10畳の和室を占領、どっかのビジネスホテルに比べたら天と地の差くらいはあるから、ま、いっか。
しかし、当然だが夕飯の時刻は過ぎているため、なし。となると、お楽しみは温泉でしょう!温泉ひさしぶりー(2日ぶりだっての)、つかれをとるぞー。男湯はこっちか。あれ、案内板に何か書いてあるぞ。何々?男湯と女湯を午後8時で入れ替えしますのでご注意?うーん、まだ30分あるな、大丈夫だろう入っちゃえ入っちゃえ。
おお、中は広いな、硫黄の匂いが強い、本物の温泉に感激。いけないいけない、湯につかる前に体を洗うのがマナー。ごしごしごしごし、と洗っているところに番頭さんが入ってきたよ?実は入れ替えを知らせにきてくれたのだ。
「えー、もうそんな時間なの?」
外では待ってる人がいるという。あわてて浴衣を羽織り外に出る。
まぬけだ。
ぬう、それならば。
旧女湯に入ろうじゃないの。
入りました。狭いです。はっきり申します、狭すぎです。何で両方とも広いつくりにしないのでしょう。古い旅館ほどこの傾向が顕著ではないかと。
お湯がカナリ熱かったけど、「仕様」だと思い、つかりました。あとで番頭さんに「熱くなかった?」と聞かれたのには正直まいりました。オイオイ、あんた湯加減チェックしなかったんかい、と心の中でつっこむ私。
翌日、男湯女湯で交替した時入れ替わりになった女性客の方にも熱くなかったですかと尋ねられ、やっぱりあれは熱過ぎだったわけねと心の中の番頭さんに2度目のつっこみを入れた。
話を前日の夜に戻す。やっぱり日に焼けすぎだった。体中ひりひりするし、のどが無性に渇く。冷蔵庫にあったリボンシトロンを全て一気に飲み干した。いきかえるーーーー!
デジカメで撮った模型店の写真をノートに移して整理する。もう多分2度と行けない(行かない)ところもある。そう思うと何だか感慨深いモノがある。繁盛している模型店はどこも入り口が魅力的だ。惹きつける工夫がある。そういったところは来年もまた、入店できるだろう。それにしても、次回までに何軒の店が消えるのだろう。自分が行くまで何とかもっていてほしいと願うのは完全にエゴですな。
本日の収穫は、秋田市内で購入したモノだけでした。(うーん、男鹿市の玩具店、どうしよう)
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