暦の上では春目前ですが、冬将軍の威勢が衰えませんね。。。
週末は山のロウバイでも見に行こうと思っていたのですが、どうやら開花が足踏みしている様で、、、
一週ずらすべきかかどうか、などと他愛も無いことで悩んでおります。
我ながら呑気な話です。。。😅
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本日の記事のタイトル写真は「日本橋より一石橋を見る図」(歌川国直)です。
日本橋川で橋巡り(2)
前回、最下流の豊海橋から江戸橋まで遡った日本橋川の橋巡りの第2弾です。
今日は日本橋から新常盤橋までの、6本の橋を巡ってみました。
因みに、この区間の日本橋川は全て首都高の高架に覆われています。。。
日本橋からトコトコ~
6時35分、
日の出前の日本橋駅から、先ずは日本橋へ。。。
日本橋
言わずと知れた東京の名所です。
初代の橋は慶長8年(1603)、徳川家康の江戸大普請の際に架けられました。
19代か20代目とされる現在の橋は明治36年の竣工で、橋長49mの石造2連アーチ橋です。
麒麟像
和漢洋折衷の装飾が美しく調和した日本橋は、国の重要文化財に指定されています。
首都高に覆われた日本橋川の光景。
今や東京の顔のひとつでしょうか。。。
現在、日本橋の空復活プロジェクトが始動しているそうですが、、、さて、どうなりますか。。。
日本橋北詰、三越本店。
江戸時代から賑やかに栄えた通りです。
上流側の橋を順に辿っていきます。🚶
西河岸橋
明治24年竣工の初代橋は関東大震災で被災し、大正14年に現在の橋に架け替えられました。
一石(いちこく)橋
北詰に幕府金座御用の後藤庄三郎、南詰に御用呉服商の後藤縫殿助の屋敷があったことから、「五斗(後藤)と五斗(後藤)で一石」ともじった洒落から一石橋と名付けられたと伝わります。
(諸説あり)
橋は平成に架け替えられたもので、唯一残された先代橋の親柱に大正の面影が偲ばれます。
日本橋川は一石橋から北へ大きく湾曲します。
かつては一石橋から、外濠、道三堀、日本橋川に架かる八つの橋を見渡せたことから「八つ見橋」とも呼ばれ、江戸名所の一つだったそうです。
参考∶江戸時代(1860年代)の古地図。
➡が一石橋です。
外濠と道三堀は今は埋められてしまいました。
三つの「ときわばし」
一石橋の上流に、三つの「ときわばし」が架かっています。
常盤橋
昭和元年に新たに架橋された2連鉄筋コンクリートアーチ式の震災復興橋です。
東詰には日本銀行本店。
西詰には常盤橋御門の石垣保存に尽くした渋沢栄一の銅像があります。
常磐橋(旧常磐橋)
常盤橋御門に架けられた本来の位置の常盤橋で、天正期からの歴史がある橋です。
震災復興橋の常盤橋と区別するために「磐」の字が当てられ、歩行者専用橋として保存されています。
桝形の石垣が保存されている常盤橋公園は、3月末まで工事中で入れませんでした。
新常盤橋
ややこしいですが、、、
三番目の常盤橋で、江戸通りが通っています。
新常盤橋の脇で見付けました。。。
「首都高速道路日本橋区間地下化事業」のお知らせ。(令和2年4月30日東京都告示第715号)
日本橋の空復活プロジェクトは本当に動き出しているのですね、、、😲
施工期間は令和23年3月31日迄となっていますが、果たして生きているかどうか???
今日は此処まで、、、
日本橋川の橋は、未だ14本も残っていますので、しばらくは楽しめそうです♪😃
本日もご訪問頂きまして有難うございました。