2月3日、 金曜日。 節分です。
昨日、ロシアのボルゴグラードで「スターリングラード攻防戦終結記念式典」が行われ、スターリンの胸像が復活し、プーチンが演説するニュースを見て思い出したのは、ジュード・ロウ主演の映画「スターリングラード」(2001年)でした。
映画の冒頭は搔き集めのソ連歩兵部隊の突撃シーンで、ドイツ軍の熾烈な反撃を受けて退却しようとする兵士たちに向かって、ソ連将校が後方から機関銃を撃ち放つシーンから始まります。
しかも兵士に支給されるライフルは二人に一丁。
手ぶらで突撃した兵士は、前を行く味方が倒れたらその銃を取って前進を続けるという狂気の突撃戦の映像に衝撃を受けたものです。
あれが史実だったかどうかは知りませんが、80年経った今も、ロシアで起こっていることが本質的に全く変わっていないと思うとぞっとします。
スターリングラード攻防戦の死傷者は双方合わせて200万人。
ロシアのウクライナ侵攻から、もう直一年です。。。
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今週の週めくりカレンダー
人生に嫌なことをやる時間はない
In life,you don’t have time to do what you don’t like.
自分のやりたいことをやらないで、他人から言われるままに生きた人で、優れたこと、有用なことを成し遂げた人は、今だかつて誰もいないのです。
(フローレンス・ナイチンゲール)
威勢の良い今週の偉人の名言がナイチンゲールの言葉だったとは、ちょっと意外でした。
フローレンス・ナイチンゲール
(1820-1910)
イギリスの看護婦、社会起業家、統計学者、近代看護教育の母。
「光掲げる貴婦人」、「クリミアの天使」と称され、クリミア戦争での負傷兵たちへの献身や統計に基づく医療衛生改革で著名。
国際看護師の日(5月12日)は彼女の誕生日である。
クリミア戦争(1853年〜1856年)での負傷兵の悲惨な状況を知った彼女は、従軍看護婦として戦地に赴き、衛生面の改善を訴えて軍部を動かし、負傷兵の死亡率を劇的に改善させました。
また、看護に統計学を持ち込んだ先駆者としても知られ、円グラフや棒グラフも無かった当時、死因毎の死亡者数をレーダーチャートにして分析し、保健制度ばかりか、陸軍全体の組織改革にも貢献したそうです。
必要であれば相手が誰であろうと直言を厭わない果敢な姿勢は陸軍や政府関係者から畏敬されていたそうで、、、
ナイチンゲールが単なる「白衣の天使」では無かったことを改めて知った次第です。
彼女が活躍したのがクリミヤ半島だったと言うのも、何か因縁めいていますね。。。
ところで、
数日前、こんなニュースがありました。
終末時計最短を更新
「人類滅亡まで残り90秒」
人類に戦争している時間はない。
ーーー筈なのですが。。。
本日もご訪問頂きまして有難うございました。
明日はブログの週休日とさせて頂きます。
皆様、穏やかな立春をお迎えください。