桃の節句～甲州道中小原宿本陣～

皆さん、こんにちは。

4月3日

旧暦の名残で今日が雛祭りの地域も多いようですね。

雛祭りは桃の節句とも言われますが、新暦の3月3日は桃どころか梅の花さえ咲くか咲かぬかの時期ですので、子供心に不思議だったことを思い出します。

秩父の花桃(2019年4月6日撮影)

今日は先月立ち寄った甲州道中小原宿本陣の雛飾りをUPしてみました。

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今日は楽しいひな祭り～🎵

3月12日、裏高尾ハナネコノメ探しの帰りに、甲州道中小原宿の本陣跡に立ち寄りました。

小原宿本陣跡

広間に雛壇が飾られていました。


大座敷に設えられた七段飾りの雛壇


🎵灯りをつけましょぼんぼりに～

　　お花をあげましょ桃の花～

どなたかのブログで知りましたが、この歌はサトウハローの作詞だったんですね。

実は、男雛と女雛の一対でお内裏様なので「お内裏様とお雛様」の言い回しは間違えなのだとか。。。

後にそれを知ったサトウハチローは恥じ入って、晩年までこの歌を嫌っていたそうです。

調度品の細工も見事でした。


他にも何組かの雛段が飾られていました。

オーソドックススタイル

センターの官女が目立ち過ぎ⁉️

従者の顔もひょうきんな～

のんびりまったりとした感じでいいですね。


此方は豪華絢爛な御殿付きの雛人形


大名籠等も展示されていました。


大名達が使った上段の間

殿様専用の雪隠

囲炉裏

今の子供には何に見えるでしょうかね。。。


屋根裏には昔の民具が展示されています。

小原宿本陣は神奈川県に現存する唯一の本陣屋敷で築年数は推定200年。県の重要文化財に指定されています。

甲州道中

甲州道中はここ小原宿から小仏峠を越え、高尾の駒木野宿に続いています。

甲州道中とは甲州街道(国道20号線)の江戸時代の呼称で、往事は信州高遠藩、高島藩、飯田藩が参勤交代に使ったそうです。

あの大名籠で小仏峠の山道をどうやって越えたのか、考え出したら夜も眠れません。。。(笑)

本日もご訪問頂き有り難う御座いました。