皆さん、こんにちは。
週末の山歩きを中断してから、もう4ヶ月が経とうとしています。。。
思い返せば、東京都に最初の緊急事態宣言が出されて週末のステイホームを始めたのが去年の4月初旬。その後宣言が解除され、GoToトラベルも始まって、山歩きをそろりと再開したのが8月8日のことでした。
去年の8月29日は土曜日で、奥多摩の御嶽山にレンゲショウマを見に行っていました。
今年は恐らく見ることの無いレンゲショウマを懐かしみながら、その時の写真をダイジェストでUPさせて頂きます。
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第1回目の緊急事態宣言も明けた2020年8月29日(土)、電車で奥多摩に向かいました。
車窓から見下ろす多摩川の流れと奥多摩大橋
古里(こり)駅で下車して、古里附のイヌグスの巨樹などに寄り道しながら山に向かいました。
林道わきに咲いていたキツネノカミソリ
この年初めてのシュウカイドウ(秋海棠)と出会いました。
南北朝期にこの地を拓いた地侍、原島丹三郎の屋敷がお蕎麦屋さんになっています。丹三郎はこの地の地名にもなっています。
丹三郎尾根を伝って大塚山に登ります。
大塚山を越えると、産安神社が鎮座する富士峰園地は指呼の間です。
富士峰園地の北側斜面にレンゲショウマの群生地が広がっています。
処暑も過ぎて、花はそろそろ終わりの時期でした。
可憐な姿で森の妖精と呼ばれるレンゲショウマ(蓮華升麻)は、二十四節気の立秋の頃に咲き始め、処暑に盛りを迎え、白露の頃には散り終わる、正に夏の終わりを告げる花の印象があってこの時期の風物詩として欠かせません。
因みに花言葉の「伝統美」はやや重た過ぎる気もしますが、気品のある色合いと姿かたちを見れば然もありなんです。
ピントを合わせるのがとても難しいレンゲショウマです。
お気に入りの一枚♪
富士峰園地から御嶽の御師集落をトコトコ歩いて散策しました。
日当たりの良い武蔵御嶽神社の山門脇にはこんな元気な株がありました。
ケーブルカーは使わずに、杉並木の参道を歩いて下山します。
途中、余計な藪漕ぎの尾根を歩いたりして、、、熱中症すれすれで下山しました。
下山後に御嶽の老舗旅館「ぎん鈴旅館」に立ち寄りました。
前日に予約して用意して貰ったお風呂を使わせて頂きました。
ぎん鈴旅館名物、音威子府(オトイネップ)の黒い蕎麦を頂きました。
こちらの若旦那が北海道で食べたお蕎麦に感動して、それを取り寄せて出しているお蕎麦です。
強~いコシと、ほのかな蕎麦の甘味が絶妙です。
去年の記録を読み直したら、8月の猛暑日の日数が過去最高を記録したと書いてありました。
この時も半分熱中症に罹ったような状態で、蕎麦を食べながら手足が攣って往生したのを思い出します。
ーーー今は山歩きの代わりに週末のジョギング散歩を続けていますが、脚力の衰えは否めません。
太腿とふくらはぎがヒーヒー言うような傾斜と藪漕ぎが恋しい今日この頃です。。。
当日の山行記録をヤマケイオンラインに掲載しておりますので、興味と時間のある方はご照覧くださいませ。☟
御岳山から、レンゲショウマの残暑見舞い - 大塚山、富士峰園地、御岳山 - 2020年8月29日(土) /YamakeiOnline
(本日も最後までご覧いただき有難うございました。)