皆さん、こんにちは!。
久し振りの山歩きでたっぷり歩いたお陰で昨夜は泥のように眠ることが出来ました!。
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低山歩きの楽しみ方は人夫々ですが、今回歩いたコースは山頂を目指す訳でもなく、山野草や神社の狛犬、巨樹などを巡って最後は日帰り温泉で汗を洗い流すという、私にとっては基本形のようなルート選定です。あじさい山以外は地味なマイナールートですので、静かな山歩きを堪能することが出来ました。
因みに歩いたルートの積算標高差は登りも下りも約1,000m程度で、ステイホーム明けの足慣らしには調度良い塩梅でした。
(ヤマケイオンラインの記録画面より)
それではスタートです♪
今日のスタート地点はJR武蔵五日市線の武蔵増戸駅です。小さな駅ですが、ちょっと洒落ています。
先ず最初に、秋留の古刹、大悲願寺に立ち寄ります。
大悲願寺は、彼の伊達政宗が寺の庭の白萩を分けて欲しいと書いてよこした「白萩文書」で知られていて、庭には今も萩が沢山植えられています。
大悲願寺の東側に、低い丘陵に囲まれた横沢入と呼ばれる谷戸があります。
且つては一面に水田が広がっていたという横沢入。一時荒廃してしまいましたが、現在はNPO横沢入タンボの会の皆さんが、昔ながらの谷戸の姿を復活させる活動を続けておられます。
これからはホタルが飛び交う季節になりますね。
いつ来てもホッとする風景です。何時までも続いて欲しいと思います。
美しい声で鳴いているオオルリの姿を探しておられおふたり。オオルリの鳴き声というのを初めて聞きました。
横沢の丘陵を超えて、大久野の幸神神社にお参りします。狛犬はいません。
狛犬の代わりのお目当ては、このシダレアカシデ。国指定の天然記念物です。
将門伝説が語り継がれる勝峰山からの眺め。
将門が逃げ落ちていく伝説はここから青梅、奥多摩、秩父へと繋がっています。
勝峰山を越えて尾根を下る途中に千年の契り杉と呼ばれる巨樹が立っています。
人の姿と比較すると、その大きさが際立ちます。
向かいの尾根を登り返して、山抱きの大樫にも立ち寄りました。正に根元の露岩を抱きかかえている様な姿です。
大樫の尾根を下ると南沢あじさい山の入り口です。受付で検温して入園料500円を払います。
50年かけて紫陽花を植え続けた花咲かじいさん、南沢忠一さんの後ろ姿です。91歳になられたとの事ですが、まだまだお元気です。
因みにこちらが受付で頂いたパンフレットです。
何故かアライグマが。。。
紫陽花は丁度最盛期を迎えていました。
山を埋め尽くす1万株の紫陽花。今年は心なしか花の数が少ないように思います。
ところどころに案内役のziziが立っています。
あじさい山から金比羅尾根に上がると、皆伐帯から戸倉三山(刈寄山、市道山、臼杵山)が一望できました。
山を下って、落合の大戸里神社に下山のご挨拶。この石段が今日で一番きつかったかも!?
大正二年生まれの狛犬です。
秋川の支流、養沢川で遊ぶ子供たち。
最後のお目当て、瀬音の湯で「黙浴」して、しっかり汗を洗い流しました。(日帰り入浴900円)
キャラクターに罪はありません。。。
〆は出発待ちの電車の中で♪。。。
(写真が多くなってしまいましたが、最後までご覧いただき有難うございました。)
今回の山行記録をヤマケイオンラインに掲載しています。時間と興味のある方はどうぞご笑覧下さいませ。☟
いつもの山へ、南沢あじさい山とお馴染みの巨木たち - 横沢入、勝峰山、南沢あじさい山、金比羅尾根 - 2021年6月26日(土) /YamakeiOnline