2021年5月5日こどもの日、道端の野草の花を探してみようと行徳街道をトコトコ歩いてみました。
二度目の緊急事態宣言の際、山に行けない代りに初めて歩いてから何度か歩いているお気に入りの散歩コースですが、今日は途中にある「市川市行徳ふれあい伝承館」が開いていましたので初めて立ち寄ってみたら、思いがけない沢山の発見がありました。
今日のテーマは「道端の雑草」です。
雑草ではありませんが、家の直ぐ近くの角に咲いています。最初は2~3輪だったのですが、段々花の数が増えて、こんなに大きくなりました。
オオバコ(大葉子)。昔は雑草の代名詞の様な存在でしたが、最近は外来系の雑草に押され気味の様な、、、頑張れ在来種!
馴染みのない雑草を見かけました。
どうやらイヌホオズキ(犬鬼灯、別名:バカナス)の様です。有毒の在来種です。
ツタバウンラン(蔦葉海蘭)、地中海沿岸原産の帰化種。つる性ですがオオバコ科に分類されるようです。
塀から突き出した日枝神社の木。
雑草ではありませんが、きれいな花なので思わずパチリ。名前は分かりませんが低灌木でした。
ミズヒキのように見えますが、花柄が長いので恐らく別の種だと思われます。
源心寺の大イチョウ。市川市の巨木10選の中の一本です。巨木は冬枯れの時期に見る方が迫力があると思います。
源心寺不動堂の狛犬。頭に角がある正真正銘の狛犬ですね。
こちらは香取(かんどり)神社のひょうきんな狛犬。昔、ベロダシチョンマという物語がありましたね。。。
押切稲荷神社の千年銀杏は幹周6.1mの巨樹ですが、直ぐ隣にマンションが建ってしまったので肩身が狭そうです。
立派な気根。
休日の行徳街道。車が少なくて助かりました。
伊勢宿豊受神社の狛犬(獅子)。中々個性的です。
恐らく園芸種かと思いますが、逞しく「雑草化」しています。
行徳ふれあい伝承館。浦安~本八幡、行徳~本八幡のバス路線の行徳4丁目バス停前になります。
ふれあい伝承館の内部。軽い食事もできるみたいです。
ふれあい館の対面には国の登録有形文化財となっている「浅子神輿店舗」があって、無料で見学することが出来ます。
室町末期からの仏師の流れを汲む行徳伝統の神輿作りの資料館です。
詳細は他に譲りますが、とても興味深い展示品が沢山ありました。
仏像の設計図!
手書きの生き物図鑑。彫刻の際の見本として使われていたとか。
この近辺には本塩という地名が残っているのですが、江戸時代以降、幕府天領として製塩が営まれていたそうです。
江戸川放水路(今の江戸川下流)に架かる行徳橋。
古地図を見ると、今の旧江戸川が本流で、江戸川の左岸(東側)は全て下総国の市川だったことが分かります。東西線より皆に側にある我が家は未だ江戸湾の中です。。。
伝承館の直ぐ裏手の常夜灯公園は旧江戸川の船着き場だった場所で、とても賑やかだったに違いありません。
天気が悪くなってきたので、今日はここまでで引き返しました。
この先にも、まだ未だ知らない発見が沢山有りそうで、次に歩く楽しみが増えました。。。