「お疲れ様です。」
タイトルにある様に知り合いに「御朱印帳か何かを作れますか?」と尋ねられ、、、
「作った事は無いけれど、手本になる物が有れば、やってはみても良いけど」
と言ってしまい。
今回は「御朱印帳」の「製本」を紹介します。(一回では終わらない気がします。)
先ずは、手本のなる市販の御朱印帳を吟味します。
中本が「蛇腹」になっているのが特徴です。(違う様式の御朱印帳もある様です。)
紙を折っているだけなのかと思っていたのですが、(蛇腹折り)どうやら違う様です。
上の画像の様に、二つ折りした紙を交互に接着していました。
接着は紙の全面(全糊)に行うのでは無く「ノド」「小口」だけで袋状にしています。
紙を二重にする事で墨で記帳して頂いた時の裏写りを防ぐ効果もある様ですが、
「めっ!面倒くさい!」
取り合えず余っていた用紙を使い、暇に飽かせて糊付けしました。
自分で言うのも何ですが、心を無にして作業すれば意外と出来るものです。
袋状になっています。
中本を幾つか作って知り合いに「こんな感じで良ければ作れるけど~」
と見せようと思ったのですが、「折角ならば表紙も付けちゃえば良いじゃない?」
と言う訳で、相変わらずストックしてある廃材・端材を引っ張り出してきました。
刺繡生地や壁紙です。
刺繡はカットした箇所から糸が解れてしまうので
カット面に薄く糊を塗布し解れてしまうのを防止してあります。
今回の表紙はコーネル装(角革)仕様にしようと思います(合成皮革ですが)
表紙の生地貼り途中の画像で、四隅の角を落としで折り返せば表紙になります。
また画像を撮り忘れていますが、幾つかの表紙は完成しました。
「何かもう一つ工夫を」と思い細工をしたのが上の画像です。
(『びよーん』と何かを取り付けました。)
細工に使う部品が無くなったので買い物に行ってきます。
なので今回は此処までです。
「お疲れ様でした。」