学校をあきらめた日

小学校3年生の娘が、学校へ行かなくなりました。葛藤の日々。

意外と身近

2020-02-07 22:39:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

不登校は、悪いことをしているわけではない。
頭ではそう思っていても、子どもを信用できないと、なかなか受け入れられるものではないと感じます。
最近は私が疲れてしまい💦 なかなか出来ていませんが、少し前までは、午前中のうちに出来るだけ外に出るようにしていました。
買い物や図書館、銀行の用事につき合わせたり、散歩をしたり。
後ろめたい思いをしなくていい、堂々と外に出ていい、と娘に伝えたかったのです。
今も、日々のゴミ捨ては娘にやってもらっています。
我が家はマンションでなく、道路に面しておりゴミ捨て場も電柱の足元という感じ。イヤでも外に出ることになります。
数秒ですが、外に出て朝の光を浴びて欲しいので…… 
また無理のない範囲で外に出そう、出ようと思います。

悪いことではない、と思いつつも納得できていないのは、他ならぬ自分だったんだなぁとつくづく思う今日この頃。

年末、保育園時代のママ友達に偶然会ったとき。
いろいろ話していて、
「保育園の時は手厚く世話してもらってありがたかった」
と私が話すと、その友達は、
「何かあったの?」
と聞いてくれました。
その時、ひどく苦しんでいたにも関わらず、本当のことが言えませんでした。
私自身が、後ろめたい気持ちがあったのかもしれません。

最近は、「娘が不登校で」と、周囲にもわりとオープンに話しています。
すると、「うちもそうだった」と言う人がけっこう出てくるのです。
先日は、公務員の友人がメールで「不登校の小学生の家庭訪問の仕事をしてきた」と言い、不登校に対する教育委員会の方針を教えてくれたり、何より娘の性格や傾向をプラスに評価してくれたりもしました。これは嬉しかったです。

本屋に行けば、不登校についてのコーナーが独立している。ブログもいくらでもある。不登校児の親の会がある。進学相談会がある。情報は、いくらでも出てくる。
それを知ってはいました。でも……
意外と身近な、珍しいことでもない、と頭では理解していたつもりでも、結局ひとごとのように思っていたのかもしれません。
「大変だなあ、でもうちでなくて良かった」という感じ。
でも、ひとごとでない、自分ごと。

最初はどうしても抵抗があるけれど、少しずつ外へ手を伸ばして、話してみる。
すると、意外といいことがあるようです。

読んでいただき、ありがとうございました。


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