家族以外で相談や世話をしたり、されたりする親しい友人がいるかを尋ねたところ、日本は31・3%が「同性、異性のいずれもいない」を選んだ。他の国で同じ質問への回答は米国14・2%、ドイツ13・5%、スウェーデン9・9%であった。
日本、米国、ドイツ、スウェーデンの高齢者を対象に実施した内閣府の国際比較調査で、日本の高齢者は約3割が親しい友人がいないと回答し、4カ国の中で割合が最大だったことが本日(5/12)、広く報道された。これは、2020年12月~2021年1月に4カ国の60歳以上を対象に行なわれ(内閣府では同様の国際調査を5年ごとに実施しており)、約5千人(うち日本人は1367人)が回答した調査の結果である。
近所付き合いの希薄さが目立っており、高齢者の孤独防止対策が急務と言われているが、「遠くの親戚より近くの他人」ということわざが日本にはあり、地域コミュニティの大切さもよく分かっていると思われる。
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