宮代学園台自治会

宮代学園台自治会の歴史と誇りを認識し、
つぎの世代へと引き継いでゆく
日々の足あとがこのページに刻まれます。

通学路を総点検、緊急対策強化を

2021年06月30日 | ニュース

千葉県八街(やちまた)市で児童5人が死傷した事故を受け、政府は本日(30日)午前、首相官邸で交通安全対策に関する関係閣僚会議を開きました。菅首相は、通学路を総点検し、緊急対策を実行するよう指示しました。

首相は「このような悲しく痛ましい事故が二度と起きないよう、通学路の総点検を改めて行い、緊急対策を拡充・強化し、速やかに実行に移す」と表明しました。

今回の事故は直線の道路でトラックが単独で起こし、車線をはみだした走行に子供たちが巻き込まれたものです。飲酒運転、居眠り運転など原因究明中ですが、朝笑顔で子供を送り出した親の気持ちを考えると胸が張り裂けそうになります。

その後(7/1)下校時に百間小近くの交差点で以下のように事故が起きました。宮代学園台の区域および通学路でも、このような可能性がある場所をよく見直して対策検討すべきかもしれません。


杉戸町長選挙

2021年06月28日 | ニュース

お隣の杉戸町では町長選挙が27日投開票され、無所属現職の古谷松雄氏(70)が6377票(得票率43.6%)を獲得し、いずれも無所属の新人で、元町議の窪田裕之氏(55)と無職の木村芳裕氏(73)を退けて、4選を果たしました。投票率は前回(2017年)を1.45ポイント下回る39.26%でした。

杉戸町は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は4万5495人で、人口増減率がマイナス3.04%、平均年齢は47.33歳で全国591位、県内39位です。総務省の「地方財政状況調査」(2019年)では、予算規模は歳入が130億2960万円、歳出が125億2395万円です。

隣町の首長選挙で何が争点になり、どのような論戦があったのか興味ありますが、なかなか具体的に知る機会はありません。今回、立候補者の公開討論会がオンラインで開催されていましたので、ピックアップしておきました。

公開討論会は春日部青年会議所が主催しました。「地域に住まう多くの方々に選挙を身近なものとして捉えていただき、地域の政策や課題を知り、選挙に対する関心を高めるきっかけとしていただく」ことを目的に開催されたものです。

杉戸町は宮代町と同じ青年会議所管轄となっており、10月の宮代町長選挙でも同様の取り組みを期待したい企画です。


一日一万歩で医療費は3分の1に

2021年06月24日 | お知らせ

宮代町では、ウォーキングによる健康づくりを促進するため、平成29年4月に埼玉県との共同による「埼玉県コバトン健康マイレージ事業」をスタートし、翌年4月にはより楽しく継続した取組ができるよう、町独自の特典を設けた「みやしろ健康マイレージ事業」を実施しています。

令和3年3月末現在では2,824人の町民が参加登録して、各自がウォーキングを通じて体を動かす機会を増やすことができています。この事業が健康づくりに寄与している実績が明らかになっています。

令和2年4月~12月の期間において、事業参加者の歩数に基づき医療費(月別)を比較したところ、1日当たり平均歩数が3,000歩未満の方は44,695円、12,000歩以上の方は13,283円であり、両者の差は31,412円でした。平均歩数が増えるほど、1か月当たりの医療費が低くなる傾向が確認され、平均歩数が3倍になれば医療費が3分の1となることがデータにより裏付けられました。

別の長期的な追跡調査では、1日の歩数が多い人ほど死亡リスクが低いことが、40歳以上の米国人を対象とする観察研究で示されていました。1日4000歩の場合と比べ、8000歩歩く人では死亡リスクはほぼ半減するとのことでした。

ウォーキングの効果を上げるためのストレッチや筋力トレーニングがいくつもの動画で紹介されていますので、参考にしてはいかがでしょうか。


ワクハラと副反応に注意!

2021年06月22日 | ニュース

新型コロナウイルスワクチンの接種を巡り、職場での配慮を欠いた言動が問題となる「ワクチンハラスメント」が相次いでいるという(日経新聞2021年6月22日)。アレルギー反応など副反応を意識している人が少ないために配慮が欠け、接種を断ったことで退職を迫られた例などがある。健康上の理由で打てない人や、ワクチンの長期的影響が分からない中で、様子を見るなどの判断も尊重される必要がある。

ワクチン接種が進む中、帰宅後の発熱など急な副反応があった場合、どこに相談すればよいかが明らかでないことも心配である。重症の副反応を相談した際に「たらい回しにあった」との報道もある(TBSニュース2021年6月22日)。

接種を受けた際に配布される厚生労働省の説明には、ワクチン接種後に体に異常があるときには、ワクチンを受けた医療機関やかかりつけ医、市町村や都道府県の窓口に相談と記されている。

ワクチン接種の予約の際に、何日も電話をかけたりして時間を要したことはみなさんが経験した通り。過半数の人が何らかの副反応を経験することが明記され、特に2回目接種時に副反応の症状が重いことが案内されている(厚生労働省:コホート調査2021年6月9日)。副反応の対応をどうするかを含め予め心の準備をして、打つかどうかを自身で判断してほしい。

 


聖火リレー交通規制(7月7日、水)

2021年06月21日 | お知らせ

東京2020オリンピック聖火リレーは7月7日(水)に、杉戸町役場(14時25分出発予定)から本陣跡地前交差点を経由し、東武動物公園駅東口(14時41分到着予定)までの約1.3キロメートルを聖火の希望の光で繋ぎます。

それに伴い、次の路線・時間は全面通行止め(一部交通規制有)となりますので、ご注意下さい。なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、沿道での観覧は控えてほしいとのことです。


【環境衛生】グラウンドの障害物撤去

2021年06月19日 | お知らせ

本日(午前8:00~)、グラウンド周りの障害物(コンクリート、トタン板、ローラー)撤去を行ないました。環境衛生部が専門業者を手配して、行なった作業の様子をご覧下さい。

クレーン付き4トン車の力はすごいもので、あっという間に障害物を吊り上げて、載せていきました。

 


“マンボウ”の期間を7/11まで延長

2021年06月18日 | ニュース

まん延防止等重点措置期間の延長

さいたま市、川口市、川越市、所沢市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、富士見市、ふじみ野市の14市および三芳町の、計15市町に対し、6月20日までのまん延防止等重点措置(マンボウ)を7月11日まで延長する方向が決まりました(詳しくは埼玉県HP知事の発信など参照)。

宮代町の陽性者は6月15日現在合計155人となりました。宮代町は引き続きマンボウの対象地域にはなっておりません。


9月下旬~10月中旬の週末の集会所利用

2021年06月16日 | お知らせ

宮代町選挙管理委員会から、9月下旬の週末について、衆議院選挙の執行のために集会所を利用する可能性があるとの連絡を受けました。下記期日に集会所を利用予定の団体の方は予めご了解下さい。

9月25日(土)衆議院議員選挙作業準備(可能性)

9月26日(日)衆議院議員選挙(可能性)

10月2日(土)町長選挙作業準備(予定)

10月3日(日)町長選挙(予定)

上記は全て現時点の可能性および予定であり、確定しましたら集会所利用予定の団体の代表者の方にご連絡をさせて頂きます。よろしくご協力お願い申し上げます。

団体会員の方々のご予定調整のため、2021年10月までの現時点での集会所利用状況を公開致しました。

 

2021年10月集会所使用状況 - 宮代学園台自治会団体ホームページ

 

 


集会所使用予定表(2021年8月)の公開

2021年06月15日 | お知らせ

2021年8月の集会所使用予定表を掲示いたしました。

OGPイメージ

2021年8月集会所使用状況 - 宮代学園台自治会団体ホームページ

 

集会所使用予定の詳しい情報については、「宮代学園台自治会団体ホームページ」で確認できます。ただし、個人情報保護のため、本年度よりパスワードを入力しての閲覧となっています(団体代表の方にご案内しております)。

今からでも集会所を利用できる時間帯があります(〇印の時間帯は利用可能です)。集会所使用の予約の申込/変更などは、総務部までお問い合わせください。

集会所を利用される際は、感染症対策に十分にご注意くださるようお願い申し上げます。前年度役員が手作りした透明ビニールパーティションが和室にありますのでご活用下さい。


コミュニティ掲示板の修繕

2021年06月12日 | お知らせ

コミュニティ掲示板について、多くの会員の皆さまから、ご意見・お考えをお寄せいただきありがとうございました。
第4回役員会において、お寄せいただいた内容を十分に検討した結果、活用されている掲示板は役員会が責任を持って維持・管理していくという結論に至りました。撤去の案内・掲示を行なったことにより、ご利用の皆さまにご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。
修繕を業務委託する費用を鑑み、役員有志がチームを組んで、自力補修する作業を実施致しました。専門業者のように上手な仕上がりには及ばないところもあるかと思いますので、もし利用にまだ不具合があるようでしたらお知らせ下さるようお願い申し上げます。
コミュニティ掲示板に関するこれまでの話し合いの経緯および今後の維持・管理については、宮代学園台ホームページの活動報告:パスワード“mambou”にて情報共有しております。是非ご覧になってコメントなど気軽にお寄せ下さい。


【文化体育】地域コミュニティは孤独を救えるかーその二

2021年06月11日 | コラム

前回のコラムを書いたとき、孤独・孤立が深刻な問題であると初めて認識した。そして家族と共に暮らしている人の孤独死や自殺が起きる前に、どうやって困っている人を発見して、助けてあげられるかを真剣に考えたいと思った。

高齢者の孤独死と並んで、若者の孤独・孤立による自殺の問題が注目されている。このコロナ禍で、特に若者の自殺率が高くなっているからである。20歳未満の若者の令和2年8月は自殺者数91人で、令和元年同月比2・2倍になっている。特に女子中高生では、中学生が前年同月比4倍、高校生が7倍以上に急増している。10代から30代の死因の第一位は自殺で、特に20代では亡くなる人のうち、2人に1人が自殺である。18~22歳の若者のうち4人に1人が自殺を本気で考えたことがあるとのデータもあり、10人に1人が自殺未遂を経験しているという。

若者たちも高齢者も、孤独に陥っている本人はほとんど声を上げない。自分から「いのちの電話」に問い合わせたり、「こころの健康相談の窓口」を訪れたりしない場合が多い。先に結論から書くと、私がゲートキーパー養成講座(3/1)で学んだ孤独・孤立に対する最も有効な処方箋は、「身近な人からの声かけ」であった。

自殺を思いとどまった理由として、「家族や恋人などが悲しむことを考えて」が多数を占め若者たち(15~17歳)が悩みを相談する相手の第一位は「学校の友だち」で70.2%となっている。親身になって話を聞いてもらえる人が、身近にいないから孤独・孤立に陥ってしまう分けで、この処方箋は的を得ている。これが機能するためには、交流の場が地域・近所にあって、親交がある人が身近に存在する必要がある。

実のところ、あかの他人が突然声かけしても耳に入らないであろうし、その辺の他人に相談を持ちかけたりはしない。会話が始まったとしても、強い否定思考や不合理な信念を持っている相手を正そうとすると、相手は逆に心を閉ざして状況を悪化させてしまうことが多いため、気軽に相談に乗ることも難しい。誰しも他人に干渉されたくないだろうし、各々自分が毎日生きるので精一杯なので、ケアしてあげられる人もなかなかいない。自助が基本で、周りに親身になってくれる人がいたらラッキーという現実なのかもしれない。

令和2年3月に町が行なった65歳以上の住民への意識調査によると、心配事や愚痴を話す相手は近隣ではなく、家族か親しい友人との結果となっている。不幸にも1人暮らしになったり、家族に悩みを打ち明けられない境遇に陥った際、孤独・孤立から免れる頼みの綱は、親しい友人ということになる。

この問題に対して「孤独・孤立対策特命委員会」の政策提言(5/20)が出ており、宮代町でも啓蒙活動や地域交流の場が提供されてきている。ただ、政府や自治体が主体にこのようなことを考え始めたら、税金の無駄使いだけで役に立たない形式的なものになってしまうという懸念の声もある。どうしても、健全な住民が先頭に立って身近な交流を深めるお友だち作りをサポートしないといけないだろう。

文責:福井宏


【文化体育】感染症の災禍と歴史

2021年06月05日 | コラム

黙食が再びライフスタイルに? 2021年04月26日 | コラム

ライブという文化が消えていく 2021年05月08日 | コラム

こちらは上記コラムの続編です。

新型コロナという災禍がライブという文化を停滞させ、黙食のような奇妙なライフスタイルに私たちを閉じ込めていることを先のコラムで記しました。先日会員のお一人から頂いている「がくえんだい」への投稿を拝見していて、感染症が新たな文化を生み出している歴史に気付かされました。

コロナ禍に「文を交わす」という贅沢を楽しめるお便りで、「二月堂の修二会‥1270年も続く行事」の下りに、感染症が新たな文化を生んできていることが触れられています。日本の文化や歴史を見直してみようと触発されるお便りが「がくえんだい」7月号に掲載されるのでご期待下さい。

聖武天皇(701~756年)が治めた天平時代は、奈良時代の最盛期で天平文化が花開きました。ところがこの時期には地震や疫病の大流行がありました。この十年と似た状況ですが、当時の地震や疫病、それに伴なう飢饉に悩んだ聖武天皇は、仏教の力を借りようと、国分寺や国分尼寺を各地に作らせ、その総本山の東大寺と法華寺を建て、大仏を建立しました。

感染症に伴なう文化の興亡について調べられている、こちらの記事より一部抜粋させて頂いています。東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は、天平勝宝4年(752年)に始まり、以来連綿と引き継がれて令和3年(2021年)には1270回を数えます。また日本は、大化以降248の元号を持ち、疾疫や疱瘡が関わる改元が42、地震が関わる改元が25あるとのことです。

災禍を乗り越えて、先人が新たな文化を築いてきたことを改めて知ることができました。日本の文化と伝統を支えている投稿者のご友人の方に、宮代学園台というあたらしい私たちのふるさとが、同じように日本の文化の一翼を担える場所になっていると見ていただけるよう日々深耕したいものです。

文責:福井宏

追記:感染症の歴史を科学の視野で分析して新型コロナの現状を語る分子生物学で世界トップの専門家:井上正康先生の貴重な動画を貼り付けておきます。気を確かにしてご覧になって下さい。


【文化体育】アフターコロナ”学びの最前線”~その二

2021年06月04日 | コラム

「埼玉発世界行き」奨学生募集中~5/18 2021年4月30日 コラム

アフターコロナ”学びの最前線” 2021年5月16日 コラム

こちらは上記コラムの続編です。

政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫前早大総長)は5月3日、新型コロナウイルスを踏まえた教育のあり方に関する提言を菅義偉首相に手渡しました。大学への「飛び入学」や大学3年での卒業といった多様な運用を支援する制度を新設するよう促しています。この制度は、海外留学を考える若い世代にとって大変有意義な受け皿となります。

提言の中で特に評価したい点は、「学びの多様化」と「オンライン教育」への本格的対応であると思います。大学の入学・卒業時期を柔軟に設定できるように制度対応されれば、留学しやすい環境が生まれます。オンライン教育を活用して、国内と海外の大学に同時入学して学びの質を深め、距離と時間の壁を克服する学びが実行可能になるように思います。

優秀な学生を発掘し、国際的に競争力を持った人材を育てるため、年齢にとらわれない教育改革をこの提言は目指しており、若い世代だけでなく第二の人生の出発を準備する高齢者にとっても、異なる視野での学び直しや留学という機会が拓けるのではないでしょうか。

文責:福井宏