今更ながらですが新年あけましておめでとうございます
2月になってしまいました
なんやかんやと色々ありまして何も投稿出来ないまま1月が終わってしまいました。
まあいつもこんな感じですが…。
さて新工場に移転して約2か月が経ちました。
ようやく工具、特殊工具、部品その他の居場所も定まってきましてウロウロすることも減ってまいりました。
そして新工場の近くの業者様からの作業依頼も少しずつですが増えてまいりました。
今回はその中のひとつの修理を紹介したいと思います。
いすゞのエルフです。
このままでは車検に通らないが自分の所では作業出来ないからヨソでやってもらってといきなり断られたそうで当店へ連絡し入庫されました。
車検に通らない箇所というのが乗用車でもよく破れているロアアームボールジョイントのダストブーツ
所詮ゴムのブーツなので経年劣化でよく破けます。
そして検査に通してくれません
まあ破けたままだと泥水などがブーツ内に侵入しボールジョイントが錆びて首根っこが折れたりして大変危険なので交換は必須です。
ではバラしていきます。
まずタイやを外します。
次にブレーキキャリパー類を外します。
で、ハブをバラします。
前回は試しにこのハブを付けたままやってみましたが重くて重くて余計に時間が掛かってしまったので今回は何も言わずバラします
アッパーアームとの接合部を外し次にロアアームとナックルの接合部を外します。
特殊工具をかまして中ハンマーで10回ぐらいナックルをシバいたら今までとはあきらかに違うハンマー音がします。
それが外れたよ~のサイン
あとはナックルを外してロアボールジョイントを叩きぬけば
この通り
あとは新品部品を組んで逆の手順で復元。
時間にして約90分。
トラックの整備は部品ひとつひとつが重くて大変ですが実にやりがいのある作業
直した感が大きいです
今回の修理は乗用車を専門で整備している自動車屋さんではさすがに及び腰になるような作業 おそらくよー出来へんと思います。
オートガレージオカダの私岡田はかつて「いすゞ技能コンテスト全国大会」第4位に輝いたメカニックであります
(この4位という中途半端なのが私らしくてそしてもう20年以上前の話ではありますが…)
またその当時の話は当ブログでもしたいと思いますが…。
今回のこの修理はこれからもドンドン増えていく作業になるだろうと思います。
ひとつ参考にしていただければと思います。
改めまして2023年もオートガレージオカダをどうぞよろしくお願い致します。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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