今日は新しいIKシステムの実験をした。
一応最初に言っておくとIKっていうのはインバースキネマティクスの略で、階層構造の関節を制御する仕組みの事。
…といってもCGやってない人は何やら?だと思うけど、要はマリオネットを想像してもらうとわかりやすいと思う。あの人形って手の先に紐が付いていて、その紐を引っ張る事で肩の関節と肘の関節が曲がってポーズがつくよね。それと同様に、階層状に構築された関節群の先端にゴールと呼ばれるポイントを配置して、それを動かす事で階層全体の関節の曲がりを制御するのがIK。
ちなみに、それぞれの関節の回転度数をそれぞれ指定してポーズをつけることをFKという。それぞれメリットデメリットがあるんだけど、一言で言ってしまえばIKのほうが、大雑把なので手間をかけずにポーズをつけることが出来る。
ところがLWに搭載されているLWのプログラムって言うのが非常に古い設計のものでそのまま使うと、思い通りに制御するのにはとても苦労する。
色んな欠点があるのだけど特に厄介なのが、関節の震え現象。これはゴールの位置によっては関節がまるで生まれたての小鹿のようにプルプルと震えだして止まらなくなる現象で、ちょっとしたことですぐに発生する。もう一つはゴールへの吸着の弱さ。さっきも言ったとおりIKはその端にゴールを配し、それを動かす事でアニメーションをさせるわけだけれど、逆にゴールは動かさずに大元の位置を動かす事でも階層全体のアニメーションをつけることが出来る。簡単に言ってしまうと手が何かをつかんだまま身体全体が動くようなケース。これも通常は関節階層の先端がゴールからはなれてしまってはいけないんだけど、LWのIKはゴールの吸着する精度が低くてちょっとしたことで全体がゴールから外れてしまう。どちらもIKとしては致命的な欠点になる。
でもLWのいいところはこういう致命的な欠点もコツと強引な力技で乗り切ってしまう事ができる。とはいえ、欠点である事には違いないので、これをカバーするため従来は外部プログラムやプラグインを使ったりLW8からはIKブースターっていう新しいIKシステムが搭載されたりしたけど、どれも一長一短で決定的って呼べるほどのものがまだ存在していない。
今回実験してみるのもそんな代替的IKシステムの一つでplg-IKという名前のIKで提供される事になる。
…なんか長くなってしまった。おまけになんとなくテクニカル系の記事を髣髴とさせる文体に(笑)まあいいや、続く。
一応最初に言っておくとIKっていうのはインバースキネマティクスの略で、階層構造の関節を制御する仕組みの事。
…といってもCGやってない人は何やら?だと思うけど、要はマリオネットを想像してもらうとわかりやすいと思う。あの人形って手の先に紐が付いていて、その紐を引っ張る事で肩の関節と肘の関節が曲がってポーズがつくよね。それと同様に、階層状に構築された関節群の先端にゴールと呼ばれるポイントを配置して、それを動かす事で階層全体の関節の曲がりを制御するのがIK。
ちなみに、それぞれの関節の回転度数をそれぞれ指定してポーズをつけることをFKという。それぞれメリットデメリットがあるんだけど、一言で言ってしまえばIKのほうが、大雑把なので手間をかけずにポーズをつけることが出来る。
ところがLWに搭載されているLWのプログラムって言うのが非常に古い設計のものでそのまま使うと、思い通りに制御するのにはとても苦労する。
色んな欠点があるのだけど特に厄介なのが、関節の震え現象。これはゴールの位置によっては関節がまるで生まれたての小鹿のようにプルプルと震えだして止まらなくなる現象で、ちょっとしたことですぐに発生する。もう一つはゴールへの吸着の弱さ。さっきも言ったとおりIKはその端にゴールを配し、それを動かす事でアニメーションをさせるわけだけれど、逆にゴールは動かさずに大元の位置を動かす事でも階層全体のアニメーションをつけることが出来る。簡単に言ってしまうと手が何かをつかんだまま身体全体が動くようなケース。これも通常は関節階層の先端がゴールからはなれてしまってはいけないんだけど、LWのIKはゴールの吸着する精度が低くてちょっとしたことで全体がゴールから外れてしまう。どちらもIKとしては致命的な欠点になる。
でもLWのいいところはこういう致命的な欠点もコツと強引な力技で乗り切ってしまう事ができる。とはいえ、欠点である事には違いないので、これをカバーするため従来は外部プログラムやプラグインを使ったりLW8からはIKブースターっていう新しいIKシステムが搭載されたりしたけど、どれも一長一短で決定的って呼べるほどのものがまだ存在していない。
今回実験してみるのもそんな代替的IKシステムの一つでplg-IKという名前のIKで提供される事になる。
…なんか長くなってしまった。おまけになんとなくテクニカル系の記事を髣髴とさせる文体に(笑)まあいいや、続く。
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