水滸伝 ~天命の誓い~
PART10
火計
話を水滸伝に戻す。鄔梨や時文彬などの智将を投入する。火計を使用する。敵部隊に火が付いた。しかし。しかし、その敵部隊は、1ターン後、消滅することはなかった。まだ、その場に存在していた。プレイヤーである筆者は、がく然とした。そんなばかな。『三國志』であれだけのチート性能を誇った火計が。しかし、それは現実だった。たしかに火計自体は成功だったが。相手の部隊がヘックス上から消えることはなかった。敵の兵(小者)の数は減っても消滅はしない。画面上では激しく炎上し、火が燃えさかっているというのに。火計のグラフィックスは、『三國志』では、単色の炎が2コマアニメーションするくらいだったが、『水滸伝』では、カラーは二色以上使用されており、アニメーションも派手になっている。『水滸伝』では、火計にかかり、炎上して待機しても、兵(小者)の数は減るものの全滅はしない仕様になっているのだった。ここで、筆者は、もくろみを根底からくつがえされ、戦略を最初から考え直さなくてはならなかった。戦(いくさ)は、もちろん、負けである。こののち、リセットし、人員を、ほとんど総入れ替えし、武力(腕力)の高い者を中心とした人材構成とし、何度か戦ってようやく勝つことができたのだった。
PART10
火計
話を水滸伝に戻す。鄔梨や時文彬などの智将を投入する。火計を使用する。敵部隊に火が付いた。しかし。しかし、その敵部隊は、1ターン後、消滅することはなかった。まだ、その場に存在していた。プレイヤーである筆者は、がく然とした。そんなばかな。『三國志』であれだけのチート性能を誇った火計が。しかし、それは現実だった。たしかに火計自体は成功だったが。相手の部隊がヘックス上から消えることはなかった。敵の兵(小者)の数は減っても消滅はしない。画面上では激しく炎上し、火が燃えさかっているというのに。火計のグラフィックスは、『三國志』では、単色の炎が2コマアニメーションするくらいだったが、『水滸伝』では、カラーは二色以上使用されており、アニメーションも派手になっている。『水滸伝』では、火計にかかり、炎上して待機しても、兵(小者)の数は減るものの全滅はしない仕様になっているのだった。ここで、筆者は、もくろみを根底からくつがえされ、戦略を最初から考え直さなくてはならなかった。戦(いくさ)は、もちろん、負けである。こののち、リセットし、人員を、ほとんど総入れ替えし、武力(腕力)の高い者を中心とした人材構成とし、何度か戦ってようやく勝つことができたのだった。