菅前首相が訪印計画 脱原発アピールなら政権の足引っ張る恐れ(産経新聞) - goo ニュース
< 民主党の菅直人前首相が5月の大型連休を利用してインド訪問を計画していることが20日分かった。野田佳彦政権が大飯原発(福井県)再稼働問題に苦しむ中、イランを訪問した鳩山由紀夫元首相のように、菅氏も「脱原発」を訴えて野田政権の足を引っ張る可能性がある。
関係者によると、菅氏は、インド訪問を「個人的立場」としているが、一方でシン首相らとの会談を希望している。政府要人らとの会談となれば、前首相の言動は「一個人」というわけにいかなくなる。
鳩山氏は野田首相らの制止要請を振り払ってイラン訪問を強行。その結果、アフマディネジャド大統領との会談で国際原子力機関(IAEA)を批判したと現地で報道され、核開発を進めるイラン政府に利用されたとの批判を浴びた。
菅氏が「脱原発」を言うと、政府がインド政府と進めている原子力協定交渉に冷や水を浴びせることになりかねない。野田首相が菅氏にも訪問中止を求める場面もありそうだ。>
ちょっと恥ずかしい話をしよう。1999年、メディアがやった「総理大臣になってほしい政治家」の第1位は菅直人だった。その前年、1998年には参院における首班指名でも「菅直人」は142票を獲得。故・小渕氏を大きく上回ったことがある。すごい人気だった。
いまは「空き缶」と蔑まれる前総理だが、当時はなんとも「鬼カン」と呼ばれていた。歯に衣きせぬ徹底的、且つ、妥協を許さぬ正義の言論、庶民の味方ながらも巨大な官僚組織に喧嘩を売る男、として日本の世論は菅直人を持ち上げていた。穴があったらなんとかだ。
この馬鹿が阿呆の真似してインドに行くとか言う。カレーでも喰うのかと思いきや、なんともシン首相とも会う予定なのだとか。堂々と「個人的立場」と言うからには、それはもう脱原発、反原発の運動家として訪問するのだと隠してすらいない。あの阿呆が政権与党における外交の最高顧問ならば、この馬鹿は政権与党のエネルギー最高顧問なのだが、これがまた「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」から参考人招致されているというお粗末だ。
もちろん、これは事故発生当時、この馬鹿が陣頭指揮を執っていたから、ではない。この馬鹿は今月上旬、政府の事故調査、検証委員会のヒアリングを受けているが、ここでわからんことを言うからである。検証委員会は建屋が爆発した1号機の原子炉を冷却するための「海水注入」について、すぐに海水を注入すべき、とした原子力安全委員会と馬鹿との議論の中、この馬鹿が「海水入れたら再臨界するじゃないか」として注水の指示が遅れ、且つ、同じような馬鹿の理屈で避難区域を10キロ圏から20キロ圏に広げたんじゃないのか?と問い詰めた。すると、この馬鹿は威張って<海水で再臨界するわけがない。私にはそれくらいの知識はある>と答えてしまう。ここで検証委員会は困った。だってこの馬鹿、昨年の国会では<海水注入にあたって再臨界の危険性を考えた>と答弁してしまっているからだ。その場その場を誤魔化すためだけのウソを吐く。やはり、この馬鹿は危機的状況において「最も危険な馬鹿」だった。正直に「海水で再臨界はあると考え違いしていた」と言わないから、話が全然、一向に前に進まない。酷い迷惑なのである。
避難区域の拡大についても、複数の関係者が「馬鹿が再臨界するから広げろと言った」と証言している。コレも馬鹿が認めないから、んじゃ、国会に来て説明しろと言われている。こういう人間が、日本と原子力協定交渉中であるインドに行く。このどこに国益が落ちているのか、どこかの民主党の誰か説明して欲しいモノだ。野田も「止めたんですけど」では済まない。せめて役職を解いてヒラ議員にしておくことだ。有権者も「かいわれパフォーマンス」にやられた恥ずかしい過去を忘れず、次の機会には必ず、なんとかすべきだ。
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親爺
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