忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

オタマジャクシは足から生える

2009年06月12日 | 過去記事
■2009/06/12 (金) オタマジャクシは足から生える1

石川県でオタマジャクシが降っているというニュースがあったが、なにやら小魚まで降り注いでいるという。相変わらず原因は不明とか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000383-yom-sci
<空から降る降る…オタマや小魚、石川で相次ぐ謎の珍現象>

「竜巻が巻き上げた!」とか「サギなどの鳥が吐きだしたのでは??」とか「宇宙人の仕業だ!」とか「日本軍が悪かった!」とか「オレが投げたやつだ、すまん!」などと言われているが、常識的に考えて「鳥が怪しい」と私は思う。すまんの、夢がなくて。

鳥は「消化できない餌」を吐きだす習性があるらしい。これを「ペリット」という。毛や羽根、虫の硬い部分(食べたことないので知らんが)などの塊を吐きだすのだ。ま、犬猫も「毛玉」を取るために草とか喰って吐き出すから、アレと同じようなもんかと納得しかけて、はっ・・・!!っと気づいたことがあるから書いておく。素人の憶測ね。

「消化できない」・・・つまり「喰ってみたがヤバかった」というアレではなかろうか。動物の本能とは人間と違い、理屈抜きに優れている場合がある。ソレではなかろうか。もしかすると、その近くの「水田」に引いている水・・・汚染されてないか?基準値を超えるヒ素とかフッ素、鉛などが含まれていたとしたらどうだろう。野生の鳥は吐き出すのではなかろうか。いや、マテ。素人の憶測だぞ??キツイ突っ込みはなしだ(笑)。

とりあえず、近所の工場なんかを調べてみるとか。近くの山に産業廃棄物が山盛りとか。

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んで、汚染されているといえば朝日新聞であろう。「読んでみたらヤバかった」として吐き出す前に、ちょっとだけ味わってみる。免疫をつけるためにもね(笑。

「2」へ

■2009/06/12 (金) オタマジャクシは足から生える2

ちなみに、今日の毒は久しぶりに「男女平等」を取り上げよう。

http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000906110004
<遊びつつ 男女平等 考える/創作かるた>

「男女平等を考えるかるた」があるそうな。そういえば「ジョジョの奇妙なカルタ」がとても欲しいのだが、誰かくれませんかそうですか。んで、どんな男女平等カルト、いや、カルタなのか。

<「風呂、めし、寝る そんな男に未練なし」「家事・育児 パパとママとで半分コ」――。遊びながら社会的な性差(ジェンダー)を考えようと大分市の市民グループ「ヴィー」が、男女平等を題材にした「男女共同参画創作かるた」を作った>

ww

<風呂、めし、寝る そんな男に未練なし>

ww

ま、私の場合は「風呂・飲む・めし・寝る」だな。全部、横には妻がいるが。

ほ、他にはどんなのがあるんだろう・・・wwか、買おうかな・・・ww

んで、こんなんで子供が遊ぶわけだ。目がキラキラしたお父さんも参加するのかな?子供に「あーこれ、パパのことだぁ♪」とか言われて、「パパも洗い物しなさぁい♪」とか言われるんだろうな。倅が私にこんなこと言ったら顔面に鉄拳制裁だな。「なんだとー♪おとうしゃんぱぁんちっっ!♪あはは♪」とか言ってな。ところで、そんな市民グループのお母さんは今日も元気だろうね!!そういうところの子供は立派に曲がって育ちなさいね。

<グループの三井洋子代表は「わかりやすい身近なテーマから男女共同参画社会について考えてほしい」と話す。>

うぅぅむ。なんとも賢そうな女性であるな。この市民グループのボスには次のような女どもを叱ってほしい。ああもう、叱ってほしいとも。

http://news.livedoor.com/article/detail/4192727/
<初デートではこうして欲しい! 女子たちの望みとは>

ちょっと聞いて下さいよ、三井洋子さんとやら。こいつらは「男女平等」について、いったいどう考えているというのか。ホントに情けない限りですね。ちょっと貼りますね。

「3」へ

■2009/06/12 (金) オタマジャクシは足から生える3

<「行きたいお店を、何件かピックアップしておいてほしい」(25歳/広告営業)
「優柔不断な私は『どこに行きたい?』と聞かれても答えられないので、何件かお店をピックアップした中で『何系の店がいい?』と聞いてもらいたいです。あらかじめ予約しておいてくれてもすごくうれしいけれど、イイお店だと緊張してしまうので、ピンからキリまで、いくつかの選択肢を用意しておいてくれたら助かります」

なるほど。ちょっとワガママに聞こえてしまいますが、彼女の言うこと、一理ある気もします。「どこに入る~?」という間延びする時間を省き、お互いの意向を取り入れられる点では店選びとして有効な方法かも。>

なんたることか。

「女性の選択する権利」の放棄ではありませんか。予めこの男、いや、このオス野郎がですよ、いくつか決めた店からしか選べないなんてあり得ません。しかもです、「いい店だと緊張してしまうので・・」とは・・・!!これはなんらかの「女性に対する抑圧」がかかっている可能性がありますね。つまり「高級な店は女性が緊張する」と言っているわけです。これは明らかなる「男女格差」、いや、もう、「男女差別」ではありませんか。はい、病院にはいきます。しかしですよ、この女性は「ピンからキリまで」、つまり「安い店」も選択肢に入れておいて欲しいとおっしゃられています。ここに「抑圧され続けてきたか弱き女性」を見つけてしまうのは、おそらくあなたの市民グループだけでしょう!!

「4」へ

■2009/06/12 (金) オタマジャクシは足から生える4

そして、次はもっと最悪です。

<「ポジティブな言葉をいっぱい言ってほしい」(27歳/美容師)
「初デートでは『楽しいね』とか『美味しいね』とか、ポジティブなイメージの言葉をたくさん言ってほしいです! その方が、お互いに良い印象を持てる気がする」

たしかに、「混んでるね…」「あんまりおいしくないね…」とかネガティブな言葉を連発されると、聞いている方もテンションダウンしちゃいますよね。悩みごとの相談や愚痴もイイけれど、初めて2人で過ごす時間は、明るい話題で終えたほうが楽しく、次につながりやすいのかも!>

そうなんです。男性、いや、オス野郎はエチケットがなっておりません。なにかというと現実的な言葉を吐こうとする悲しい生き物なんですね。そもそも、デートなわけですよ、オスはいかにして「女性を楽しませるか」だけを考えて行動すべきです。いつも「明るい話題」で「楽しく過ごす」ことだけを考えていればいいわけですよ。しかも、初デートなんて当たり前すぎますよね。オスはピエロでいいんです。ドラマの話やアイドルの話をしていればいいんです。仕事の話や相談なんてむつかしいこと言わなくていいんです。ましてや、政治や経済の話なんてできなくてもOKですよね。ええ、熱はありません。

しかし、です。

これではまるで「女性はポジティブな言葉を投げかけて欲しい」と願っているようにも読めます。これはまずいでしょう。この女性はまだ「フェミニズム」のなんたるかをわかっておられないのではないでしょうか。「願ったり甘えたり」したらダメですよね?堂々と男女平等、あくまで対等、意見すべきです。オスに向って「美味いと言いなさい」でOK。

「5」へ

■2009/06/12 (金) オタマジャクシは足から生える5

そう、次、コレ読んでみてくださいよ。ボス、いや、女王様。

<「お会計は、お手洗いに行っている間に済ませてほしい」(24歳/美容部員)
「今の彼氏と付き合う前、初めてのデートでレストランに行った時。食事が終わってお手洗いに行っているいだにお会計を済ませておいてくれたのがスゴクうれしかったです。『彼って、ステキ』って思っちゃいました」

この方法でお支払いをすると、もちろん後から女の子にお支払い分を請求しにくいと思いますので、ワリカンにするつもりの場合は使えないですね。でも、食事代はオゴリの予定でしたら、スマートなふるまいで女子は胸キュンかも。>

「胸キュン」ですよ?「胸キュン」。いや、そうです、女性は便秘しやすいですからね、食事の後にすぐうんこでしょう。この機会を逃すとまた便意が去ってしまいます。気をつけなければならない。しかも、です。メシ代をオスが払うなんざ当り前田のニ―リフトでおます。日本社会はまだまだオスが有利、いや、オス社会でありますもんね。ンなもん、女性がタダメシを詰め込んでうんこしてる間に払うというのは当然です。金を使って気も使う、コレがオスの役割でしょう。しかし、です。

コレは経済的にオスに依存していることにならないかとハラハラしますね。堂々と男女平等、自らが喰った分は自らが支払うことが平等です。しかも、金を払ってくれただけで「彼ってステキ」とか最悪です。これは女性蔑視につながる恐れがありますね。金を支払ってもらったという事実が女性の権限を奪う可能性があります。ここはしっかりと、「驕ってもらう謂れはない。」とすべきでしょう。これこそが男女平等でおます。

「6」へ

■2009/06/12 (金) オタマジャクシは足から生える6

んで、先生、最後ですがね。

<「デートの別れ際、『遅くなっちゃったから、家についたらメールちょうだいね』の一言が欲しい」(25歳/公務員)
「この言葉を言われると、『私のこと心配してくれてるんだ、優しい人だな』って思っちゃいます。」>

なんですかコレは。子供ですか。この女性は25歳で公務員であります。立派に社会に出て活躍している女性でありましょうや。それをなんですか、「家に着いたらメールをよこせ」と命令されて喜んでいる。このオスにそんな命令を下す権利はあるのかということです。しかもです、これは「ただ今到着しました!」という報告でもあるわけです。まるで上官と部下ではありませんか。これぞ、まさに旧日本軍を彷彿とさせる悪しき軍国主義の亡霊が歴史修正主義者の軍靴の足音キナ臭いでありましょうや。これこそ「女性を管理しようとする」オスどもの本性ではありませんか。社会で活躍されている女性が、何時に帰宅しようと、どこに寝泊まりしようと、まさに女性の自由、女性の権利であります。

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例えば、あの「ナイチンゲール」は生涯独身だった。その「施し」を万人、とくに「兵士」に尽くすために、90歳で没するまで「ひとりの人」を求めない人生であったとされる。

「ナイチンゲール」は家族の反対を押し切り、看護師として「クリミア戦争」に従軍し、傷ついた兵士を「私の子供たち」と呼び、自らの看護師という仕事を「義務のために全てを捧げる志願兵」と言った。男女平等とはこういう人が言うならわかる。すなわち、

「義務の平等」のことである。

男性同士であっても体躯の差異、身体に限らず、様々な差はある。そして、その各々が「果たせる義務」を担うことを平等と呼ぶ。性差という神から与えられた役割を否定し、権利の平等を都合よく振り回す者どもは、おそらく「男性でも女性でもない」のであろう。

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