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忘憂之物

菅首相の伸子夫人、副大臣の政策説明に感心

菅首相の伸子夫人、副大臣の政策説明に感心

菅直人首相の夫人・伸子さん(64)が6日、地元の東京・小金井市などで行われたミニ集会で演説した。約50人の有権者を前に、「夫は政治家としては向いていると思いますが、総理大臣として『できる』とは申せません。しかし、(自民党総裁の)谷垣(禎一)さんよりは、やれます」と支持を訴えた。鈴木寛文部副大臣(46)が政策などの説明をすると、感心しきりで「夫も鈴木寛さんのように説明してくれたら…」。




夫婦間をみて「尻にしかれている」と「デレデレしている」と「仲が良い」は似ているが、似て非なり、である。これを同じだとするのは認識の甘さ、何もわかっていない証拠である。また別に「女が男の仕事に口出すな」とは言わない。

妻が夫にやってはならないことは「旦那を客観的に評価する」ということだ。あくまでも「当事者」の感覚でモノ申さねばならないからである。鳩山由紀夫が「私は愚かな総理かもしれません」と言って国会を驚かせたが、これも同じようなもんだ。誰よりも当人を知る(であろう)妻が「総理大臣はできると言えない」というのは信憑性を持つ。いわば、本人が言うのと同じくらい、だ。さらに「自民党の現役総裁を名指し」するのはもってのほかだ。これは「夫を持ち上げる」ことにならないどころか「相手を下げること」で己の旦那の値打も下げている。

私が何の仕事であろうとも、妻が余所で「できるとは言えない」と言ったとすれば、我が家は大喧嘩になるだろう。己の妻から「客観的評価」されるほど、男性として情けないことはあるまい。しかも、誰かと比べられてである。つまり、この従姉妹の嫁はんは「自分がやったほうがいい」と言っているに等しい。親類縁者で年もひとつ違いなら、小さい時から知っているわけだ。それに「できるとは言えない」と言える立場ということは、管を見下せる立場ということだ。

かりそめにも選挙で選ばれた政党の代表となった旦那の職責、それも国会の最高に位置する行政の長を「できるとは言えない」と公言できる根拠とは、「自分の旦那は谷垣さんよりマシ、でも、だからできるとは言えない。わたしがやったほうがもっとマシ」と言いたいわけだ。コレ、実は相当に思い上がった言葉である。管も普段からバカにされているんだろう。目に浮かぶw
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