今まで、いちばんやり辛かった舞台はどこか?
ちなみに、京橋花月はやりやすいという。私もよく行くが気に入っている。NGKよりもこじんまりしているが、芸人を観るだけなら十分だ。ちょうど良い広さではないかと思う。ンで、「やりにくい」と思しき舞台だが、これは素人考えからすれば「デパートの屋上」などの余興ではないかと思っていた。あとブラック会社の忘年会とか。
しかし、「ゆうた」は、
「アレは、最悪やったわ・・」
と苦い顔をしながら教えてくれた。
正解はカナダ。モントリオール。
何かの番組で行ったらしい。全員がカナダ人だったという。もちろん、漫才は日本語でしたらしい。当たり前だがさっぱりウケない(笑)。しかし、そこは、さすがプロである。相方の持ちネタが窮地を救った。そう、ドナルドダックである。脈略なく、ドナルドダックのモノマネをするとウケたという。「ゆうた」も負けじと「裸の大将」でもやればよかったのだが、カナダでランニングシャツ一枚はないだろうと思って止めたらしい。
イヌイットの言い伝えによれば、「この世のときの始まり」からファーストネイション(先住民)が、カナダに住んでいたという。そして例のごとく、バイキングが来て荒らされた。北に広がるのは北極海だ。「ゆうた」も「めっさ、寒かった」と思い出していた。
ちなみに、北極海には「ラッコ」がいる。我妻も大好きな動物だ。なにより、あの「海を背にして貝を腹の上で割る仕草」なんかがカワイイのだろう。私にもそのくらいは分かる。しかし、「ラッコ」は元々、陸地で普通に暮らしていた。貝も喰っただろうが、あのような妙な仕草はせず、普通に喰っていたらしい。海に浮かんで貝を喰うようになったのは16世紀ごろからだという。フランス人の毛皮商人が、キリスト教の宣教師と共にカナダに来てからの話だということだ。
「ラッコの毛皮」はフランスでもイギリスでも高く売れた。高く売れるならば、あのアングロサクソンが手加減するはずもなく、猛烈な乱獲が始まった。絶滅を恐れた「ラッコ」は否応なく海に「逃げた」わけだ。今、人間が「ラッコが貝を喰う姿」をみて「かわいー♪」などと言っているのを「ラッコ」が知ったら、手にした貝を投げつけてくるだろう。
ンで、
このカナダのハ―パー首相が支那に嫌われていると産経新聞に書いてあった。ハ―パー首相は小沢軍団より1週間前の12月2日に訪中したのだが、温家宝からは「中国とカナダの首脳会談は5年ぶりです。遅れた訪問ですね」と嫌味を言われ、さらに続けて「近年、カナダが中国に取ってきたよそよそしい態度は、両国の関係において悪い影響を与えた」とからまれた。
そのあと、支那共産党の「地方指導者」とも会談する予定だったが、これも尽く「直前キャンセル」されるという冷遇処置を喰らった。意に介さぬものは冷遇するという、まるでどこかの民主党みたいである。
ところで、何故にこれほどまでカナダの首相が支那に嫌われているかと言うと、だ。
先ず、日本の福田元総理大臣が喜んで行った「北京オリンピック開会式」を蹴った。カナダの首相は自分を客観的に見ることができるようだ。まさに「福田とは違うんです」であろう。無様なチンパンとは違い、ハ―パー首相は「中国は人権問題が解決していない」と公然と述べて出席を拒否した。また、「虐殺オリンピック」の前年の2007年にはダライ・ラマ14世と「カナダの首相としては初めて」となる公式会談を行った。支那、キレまくりである。
ハ―パー首相は就任から一貫して、支那の人権弾圧、少数民族弾圧を繰り返し批判してきた。ダライ・ラマ14世と会談する前には「法輪功」への弾圧に対し抗議し、支那との対話を打ち切るという、民主党議員が聞いたら腰を抜かして失禁するほどの強硬姿勢をとった。だからずっと、ハ―パー首相は支那には嫌われている。
比して、日本の政権与党の「大物幹事長」はエライ気に入られている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091210/stt0912102046019-n1.htm
<小沢氏、胡中国主席と会談「私は人民解放軍の野戦軍司令官」>
なんともまあ、人間とはここまで・・・
さすがの産経新聞も、
<他の先進国の主要政治家が、天安門事件で民主化運動を武力で鎮圧した人民解放軍の幹部に自らをなぞらえることはあり得ない>
っと、驚いている。「あの」人民解放軍の司令官のつもりで「頑張る」らしい。ならば、民主党の1年生議員は支那共産党人民解放軍の新人兵士だな。
・・・・・・。
「武士の心を持つ民主党議員」は情けないと思わんのか。
「大和民族の血が流れる民主党議員」は申し訳ないと思わんのか。
自分は違うと言うなら「違う」と発すればいい。日本には言論の自由がある。党の批判くらい出来る国なのだろう。支那と違うというなら、この幹事長の発言を批判してみよ。右も左もヘチマもない。与党も野党もない。この際、虚偽記載も脱税も横に置け。日本の政治家が、それも自他ともに認める「大物政治家」が、自分のことを「あの」人民解放軍の司令官だと言った。これにすら反論できぬならば、もはや日本の政治家どころか日本人ですらない。
これを批判することすら出来ないなら二度と保守を標榜するな。己のことを愛国者だと言うな。二度と英霊を語るな。二度と靖国神社に行くな。そのまま「ど左翼」となれ。
・・・・。
・・・・・ンで、だ。
毎日は「人民解放軍」を書いてない。汚らわしい新聞だ。
http://mainichi.jp/select/today/archive/news/2009/12/10/20091211k0000m010098000c.html<小沢幹事長:胡主席と会談 米の不信に拍車も>
<小沢氏は併せて、自ら10年夏の参院選を話題にし、「最終決戦に備え、兵を募り、野戦軍の最高総司令官として勝利を目指している」と述べ、参院での単独過半数確保に意欲を表明>
ちなみに、現時点において朝日新聞では記事が見つからなかった。
が、こんな記事はみつけた。
http://www.asahi.com/politics/update/1211/TKY200912110264.html
<中国の習近平副主席、天皇陛下と会見へ 異例の直前決定>
ま、いろいろ書きたいことはあるが、この平野官房長官が、だ。
<平野博文官房長官は11日の記者会見で、「官邸としては、政治的に日中関係は非常に重要であるということからぜひお願いできないかと申し上げた」と語った。鳩山由紀夫首相から指示があったという。天皇陛下の政治利用にあたるのではないかとの質問に平野氏は、「中国の要人が来るということでお会いしてくださいというのは政治利用でも何でもない」と説明した>
実に情けないが、これが民主党なのだ。日本の有権者が選んだ政党なのである。
同じ人間が「政治的に非常に重要だからお願いする」と言って、次は「お会いしてくださいというのは政治利用ではない」と言ってるんだそうだ。普通、これはもう病院だ。
一応、友愛もみてみる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091211/plc0912112222019-n1.htm
<天皇陛下の会見設定「杓子定規は正しいのか」>
皇室の格式など、支那との友愛に比べたら「杓子定規」なんだそうだ。「杓子定規」に税金も払わない友愛総理は、これが「悪しき前例」になるとは想像もしていないのだろう。
宮内庁の羽毛田長官は「このルールの肝心なところは相手国の大小や政治的重要性で取り扱いに差をつけずにやってきた点だ。『ぜひルールを尊重してほしい』と官房長官に申し上げた」としている。なんとも、やるせないコメントだ。こんなことを日本国内で日本人相手に、それも日本政府に言わねばならないなど想定していなかっただろう。
さらに羽毛田長官は「陛下のお務めのありよう、役割について非常に懸念することになるのではないか」と危惧している。実にもっともだ。
現在の小沢民主党は、マトモな人から「日本の民主主義の根幹を揺るがす」と批判されている。それは言うまでもなく「専制政治」、ぶっちゃけ独裁政治になるのではないかと懸念されている。それはその通りだったし、そして、そろそろ「それだけではない」こともわかってきた。政治経済の破壊だけでなく、生活や文化の破壊だけでなく、やはり、この国から伝統や歴史すら壊そうとしていると自明となってきた。つまり、日本を壊すのだ。
既に、今、日本で圧倒的な権力を握っている「大物幹事長」が支那共産党人民解放軍を支那共産党の国家主席に名乗った。これでもまだ「自公政権の既得損益を壊すのは小沢」だとか「脱官僚を実現できるのは小沢しかいない」などと抜かすか。
その崇高なる目的が達せられた暁には、日本国が存在するという保証はあるのか。
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久代千代太郎
鯨岡平助
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