忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2010.11.29

2010年11月29日 | 過去記事
<鳩山前首相>菅首相の1%発言「間違って報道されている」

< 民主党の鳩山由紀夫前首相は28日、茨城県取手市で開かれた党会合で講演し、27日に行われた鳩山氏と菅直人首相との会談で、首相が「(内閣支持率が)1%になっても辞めない」と語ったと報じられたことについて「首相が言ったのではなく、(首相の)友達が1%になっても辞めないでくれと激励した。間違って報道されている」と述べた>




衆院選「来年あるかも」=小沢氏加え挙党態勢を―鳩山前首相

<民主党の鳩山由紀夫前首相は28日午後、茨城県守谷市で講演し、次期衆院選の時期について「来年ひょっとしてあるかもしれない。このままいくと、来年選挙という状況になりつつあろうかと思う」との見通しを示した。
 また鳩山氏は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で悪化した日中関係などに触れ、「一番大事なことは(首脳同士が)信頼関係を持っているかどうかだ」と指摘。さらに、「小沢一郎元代表も役割があれば頑張る。そういう思いを皆様の前で言いたい」と述べ、小沢氏を加えた挙党態勢の必要性を重ねて強調した>



1960年のアメリカ―――スポーツ格闘技のメッカ「マジソンスクェアガーデン」にひとりのアフリカ系アメリカ人の青年がプロモーターに面会した。用件は「10ドル貸してくれ」とのことだった。だれだ、キミは――――?青年は言う。「僕はローマオリンピックに出て金メダルを取る。それからプロになって世界ヘビー級チャンピオンになる」

カシアス・マーセラス・クレイ・ジュニアだ。後に彼はムハメド・アリと名乗る。世界チャンピオンになってからも、彼の異名は「ビッグマウス」や「ウソつきクレイ」だった。しかし、彼はローマオリンピックのボクシングでライトヘビー級の金メダルを取った。チャンピオンになってからの「KO宣言」も、それを「ウソだ」というのは無理があるほど、彼の戦跡は伝説だ。彼を罵っていたのは相手側のファンだったり、肌の色の白いことだけが自慢のくだらない連中だった。

それに、もう、世に成功した人々が「できないこと」を「できる」というのは「自分を追い込むため」であるとバレている。「ぴあ」の創業者・矢内廣は、木造アパートの一室に「ぴあ」という張り紙をしただけで「映画館や小劇場のスケジュールを本にすれば絶対に売れる」と言って、本当に1万刷の雑誌を作って本屋を奔走した。カーネルサンダースは40歳を過ぎてからレストラン経営に失敗し、それでもワゴンで「フライドチキン」を売り歩いた。元来「油で揚げる鳥肉料理」は貧民層の喰い物だが、それを富裕層の口にねじ込んだ。「な?こうやったら美味いだろ?」ということでレシピを売って、世界で初めてフランチャイズという商売を開発した。江崎利一は「グリコーゲン」を混ぜた菓子を開発した。長男がチフスで死にかけたが、江崎が牡蠣の煮汁からとったエキスを飲ませたら治ったからだ。江崎も40をとっくに過ぎていた。江崎が「これは絶対に大ブームになる」と飛び込んだのは「街の駄菓子屋」ではなく天下の三越だ。これがバカ売れしたら「江崎グリコ」ができた。吉本興業の「吉本せい」は仕事に精は出さず、寄席ばかり観に行って遊び、ついに家業の米屋を潰してしまうも、借金をして天満神社の裏に小さな寄席を買った。そこで「花と咲くか月と翳るか」と木戸賃(入場料)を馬鹿みたいに下げて客を入れた。

大言造語――――

「できもしないこと」を「やるのだ!」と言える人は、還暦過ぎてからも母親から金もらったりしない。周囲の凡人から「できるわけがない」と窘められても「できる!」という信念を貫く人の言葉は重い。人の所為にしない。「生きる苦労」も標準装備だから、金の重さも知っている。言葉の重さも友人の重さも、責任の重さも、だ。この前総理は「自分が如何にくだらぬ人間か」を自覚して、道の端を歩いているのがお似合いだ。

もうメディアも取り上げてやるな。もう、本当に、いい加減、(自業自得とはいえ)民主党の議員も可哀そうだ。彼らも「できないこと」を「できる!」と言った馬鹿の片棒担いだから、次の選挙は責任を負わされる。昨年の夏はぶんぶん飛んだが、次の夏が来るころには蚊取り線香に巻かれる蚊のようにボタボタ落ちることは必定なのだ。哀れな「夏の世の夢」ではないか。








拉致対策本部で8つの重点方針を確認 首相「主権の根幹に関わる問題」

<政府は29日、首相官邸で拉致問題対策本部(本部長・菅直人首相)の会合を開き、北朝鮮に拉致被害者の再調査を引き続き求めていくことを含む8つの重点方針を確認した。基本的に自公政権の方針を踏襲したが、経済制裁や拉致実行犯の引き渡しの項目は削除した。政権交代後、民主党政権が具体的な対応策を示したのは初めて。首相は冒頭のあいさつで「(北朝鮮の韓国・延(ヨン)坪(ピョン)島への砲撃で)緊迫した中にあるが、拉致被害者を救うことはわが国主権の根幹にかかわる問題だ」と述べた。会合には民主党政権下で初めて全閣僚が出席し、解決に向けた政府の姿勢をアピールした>

管直人はまた「カンガンス」をやった。それでなくとも、現在の拉致担当大臣が仙谷だというだけでなんともならん話であるが、北朝鮮に対して穏和に接した方がよいと判断しているのは管政権とノムヒョンくらいだった。共に「反日」でやり過ごそうとした、のも同じだ。<全閣僚が出席し>とは結構だが、その顔ぶれを見るに「奪還」などは浮かばない。管直人は日韓図書協定で「お返しする」と馬鹿をやったが、これでは拉致被害者も「お返しいただきたい」と言うまでもうすぐか。日本の国民は管直人こそ韓国に「返管」すべきだ。ある意味で「お返ししたい」という思いを伝えたい。








前原氏「審議拒否は税金泥棒」 岡田氏も自民などを批判

<民主党の岡田克也幹事長は27日、三重県川越町で記者会見し、参院で問責決議案が可決された仙谷由人官房長官について「なぜ辞めなければいけないのか分からない。問責を受けた大臣が委員会に出ることは問題ない」と、審議拒否の構えを見せる自民党などを批判した。

 また、小沢一郎元代表の国会招致について、「審議拒否によって国会招致を不可能にしている」と強調。「(仙谷氏らが)辞めない限り審議を拒否するなら、会期延長しても意味がない」と述べ、12月3日の会期末で臨時国会を閉じる考えを重ねて示した。

 前原誠司外相も27日、横浜市で開かれた民主党衆院議員の会合で、「国会に出てこなかったら税金泥棒だ。審議に出ずに日本の停滞をさらに助長させるのか」と述べた>


さすがは「0%でも辞めず」と励まされた政権の子分どもだ。健忘症は仙谷の専売特許ではなさそうだ。前原は麻生さんにも「ヤルヤル詐欺」と喰ってかかったが、よくもまあ、あの民主党のマニュフェストをして、今もメシ喰って眠れるものだと感心する。岡田も想像していた以上にアレだが、まあ、頭がマトモで腹に何もないなら、あんな連中に付き従うこともないだろうから、なにをかいわんや、であろう。

ちっちゃい物差し持って威張っておればいい。そこらの国民でも「もっと長いの」持っている。もう、誰にも通じていない。









【北朝鮮砲撃】「民間人死者いない」総連が内部文書で主張、朝鮮学校無償化停止に絡み

< 北朝鮮による韓国・延坪(ヨンピョン)島への砲撃で、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が、砲撃で韓国の民間人2人が死亡したのに「韓国の挑発への自衛措置であり、民間人に死者もいない」と主張する内部文書を作成し、組織内に伝えていることが、産経新聞が入手した内部資料から分かった。文書では、砲撃をきっかけに朝鮮学校への無償化審査を停止した日本政府を強く非難しており、無償化停止で広がった組織内の動揺を静めるのが狙いとみられる>


もはや「目の前の人物」だけを騙すしかないみたいだ。通じないことを知っていながら吐く末期的なウソというモノは、もはや「作戦や工作」などではなく、苦し紛れの野放図、無茶を承知で声を出す他ない悲しいウソだ。また、ウソの根拠も劣化して、もう「こんな阿呆みたいなウソつくはずがない」と思わせるしかない。これは特定亜細亜の特徴、と言うか運命でもあるが、もし、これがウソだと知れたらどうするのだ?と心配させるウソが多い。騙されているほうも、あまりにもスカタンなウソだったため、ウソだとわかって後も「騙されていないと生きていけぬ」ほどのダメージを覚悟せねばならない。

支那朝鮮は「国家の成り立ち」からウソだから、そのダメージは計りしれぬ破壊力を秘めている。文字通り、国が内部から吹っ飛ぶことだろう。韓国人はよく考えて反日すべきだ・・・・あっと、日本人の中の「反日日本人」もだ。職場と自宅の往復だけで生涯を終えるなら問題ないが、いずれ大恥かくときがくる。潮目はとっくに変わっている。







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