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忘憂之物

道教委調査で北教組員ら4169人不適切勤務が発覚 給与1318万円返還要求




道教委調査で北教組員ら4169人不適切勤務が発覚 給与1318万円返還要求

< 北海道教職員組合(北教組)による勤務時間中の組合活動問題に絡み、北海道教育委員会が道内の全公立小中高校の教職員を対象に実態調査したところ、平成18~22年度の5年間に、北教組組合員ら4169人が、勤務時間中に帰宅するなどの不適切勤務をしていたことが23日、関係者への取材で分かった。不適切勤務は計4418時間に上り、給与約1318万円が不当に支給されていた。道教委は近く調査結果を公表し、返還を求めるとともに関係者の処分を検討する。

 4169人のうち9割近い3588人については、本人の証言が得られなかったケースで、時間と給与支給額を算出していない。このため、実際の不当支給額は数千万円規模に上るとみられる。

 調査は昨年11月以降、2350校、5万497人を対象に実施。出勤簿などを精査し、疑いのある教職員には事情を聴くなどした。

 関係者によると、不適切勤務で最も多かったのは、夏休みなどの長期休業中、勤務時間が順守されなかったケース。各学校舎の警備システムの記録を調べた結果、例えば始業の1時間後に解除されたり、退勤の1時間前に作動されたりして183校の384人が計2472時間、勤務時間を守らず、給与計約720万円を不当に受けていた。

 このケースでは3588人が不適切勤務を認めず、大半が「システムを作動させた後、校内巡視などを行い終業時間後に退勤した」などと説明しているが、道教委は同一校でほぼ全員が同じ回答をするなど、「明らかに不自然」としている。

 また、夏休みなどに「校外研修を行う」と校長に届けたにもかかわらず、実際には行っていなかったケースが、110校で154人に上り、不当支給額は計約498万円だった。

【用語解説】北教組をめぐる不適切勤務問題  平成22年3月に起きた民主党衆院議員への北教組の違法献金事件を契機に、北海道教委が教職員の実態調査を実施したところ、勤務時間中の組合活動など、延べ400人以上に法令違反の疑いが発覚。さらに会計検査院が昨年、全教職員の1割を抽出調査したところ、延べ647人の不適切勤務が判明した。このため文部科学省は昨年10月、道教委の調査は「不十分」として、検査院と同様手法による全道調査を指示していた>






職場に「実習生」が来る。「ヘルパー2級」の資格を取るための人だけではなく、多いのが「教師になるため」にやってくる大学生だ。感じのよろしい人もいるが、過半以上はそうでもない。それに、だいたい1週間ほどいるから、隠していても性根が見えるときがある。

そもそもこの「実習」とは面白くない。私もいくつかの施設で経験したが、ちゃんと名前を貼付したロッカーが用意されていて、実習用のカリキュラムが組まれていて、担当者が常に一緒にいてくれる、なんていう施設は極稀になる。私の場合は好運にもひとつだけあった。いまでも「そこで働きたい」という衝動にかられるほどだった。残念ながら遠い。

あとは悲惨。訪問介護の事務所にも行ったが、邪魔だし、そこに座ってて、と言われてお仕舞いだった。朝から夕方まで、ずっと事務所の端っこに座っていたこともある。私はこれが噂の「端座位(座ること)の実習」かと絶望した。6時になったらハンコもらって帰った。ケツが痛くなっただけで、いったいなんだったのか、という一日だった。

違う施設では待ってました、だった。よく来てくれたと。こちらも期待感を込めて「がんばります」とかやると、先ず、寒空の下で大量の車椅子を洗わされた。いや、それはいい。それも「実習」のうちかもしれない。しかし、昼飯を喰って戻ると、今度は「車洗ってくれ」。何台かのワゴン車や軽自動車を洗い、車内の清掃も終わると、次はこれをあの部屋に運んでくれ、倉庫を掃除してくれ、つまり、無料でこき使える便利屋さんだった。

違うスクールから来ていた「実習生」は「話が違う」と怒り、スクールの担当者に苦情の電話を入れていた。もちろん、そんなことをしても、あと数時間、辛抱してください、に決まっている。スクールからすれば「実習生の受け入れ」を快諾してくれるところは貴重なのだ。みんな仕事をしているところに、なにもできない「素人」がお願いしますとやってくる。事実、とても邪魔臭いし、面倒臭いモノだ。だから断るところもある。

私が行っている施設は優良施設らしい。「外面」がよいから頻繁にやってくる。

それにしても「教師になりたいんです」という若い子ながら、みんなが前向きで明るく、能動的で積極的ではない。何もしたくない、というオーラを纏い、空気のようにフロアを漂うのもいる。ジジババの話し相手すらせず、ただテレビの前に陣取り「とくダネ!」から「相棒」の再放送、それから日本テレビの「news every」とかまで見て帰る。初日が終わった実習レポートの「評価欄」に「終日、テレビのチャンネルを勝手に変えることなく、しょうもない番組をよく我慢して見続けました。御苦労さまでした」とか書いてやると、情けない顔で私を探し回り「勘弁してください」となる。

笑いながら書き直してやり、あんた、教師になるんでしょう?それなら教えるのは勉強だけじゃないでしょう。勉強だけなら塾の講師でいいもの。だから塾の先生はこういう実習がないでしょう。ということはだね、とちょっとだけ説教する。「実習」ぽくなる。

まあ、しかし、こちらも基本、放っておく。正直、相手にしている時間がないのもある。あんまり「コレを教えてください」「アレはどうなってるんですか」と来られても困る。だから都合よく「使ってる」のが現状だ。忙しければジジババの相手、ヒマなら掃除とか片づけをしてもらう。今の施設も実態はこんなもの、ぜんぜん優良でもない。

でも、10人に一人くらい、なんでも「はい!」と小気味よろしく、良い感じなのもいる。ああ、この子は良い先生になるなぁ・・とか直感でわかる。そういう子は先ず、相手の目を見て話す。それから積極的で吸収力がある。なにか得て帰ろうという姿勢が好ましい。また、非常に肯定的である。笑顔が絶えず清潔である。1週間ほどしかいないのに、本気で数十人のジジババの顔と名前を覚えようとする。2日で覚え切ったツワモノもいた。私でも3日要した。つまり、素頭がよろしい。とても適わない。さすがである。

先日は「変わり種」だった。「中学校の教師になりたい」と言う男性は29歳。どうでもいいが見た目は45歳だった。予想通り、周囲のオバさんらからは、その年で大学生?とかになっていた。べつに大学に大人がいてもおかしくはない。というか、大学とは子供の通うところではない、という常識をオバサンらは知らない。たぶん、高校の延長くらいに思っている。前文科相と同じレベルか。

トカゲのように目の離れた老け顔の不細工は「世界を見てきたンです」とか、聞きもしないのに話してきた。しかも、ああ、そうですか、それは御苦労さまでした、と話の腰をシュミット流バックブリーカーでへし折ったのに効かない。「どこに行ってたと思います?」と、なんとクイズ方式だった。あんたなんかに興味ないけど、と言いそうになった。

私は「さあ、知りません」と立ち去ったが、残ったオバサンの情報によると南米だということだった。国名については「なんて言ったけ?」とお決まりのパターンだった。

あとで聞かされた国名は「ベリーズ」。休憩時間、それってどこにあるの?と問うと、待ってましたとばかり「メキシコの隣です」と言う。小さな国だけど自然があって良いところです、ということらしい。オバサンらは「ちよたろさん、知らないの?へぇ~~」と不思議そうだった。馬鹿にするんじゃァない。私にだって「知らない国」くらいあると威張ってから、目の離れた彼に南米?と確認すると、はいそうです。

メキシコは中央アメリカ、つまり、北アメリカ南部じゃないの?その隣にあるなら、その小さな国、なんだったけ?ファブリーズ?も、そうじゃないの?

彼ははっきりと「ベリーズです。あそこは南米になりますね、ボクはそこに1年以上いたんですよ」とか言った。こちらをちょっと小馬鹿にした感じだった。すかさず誰かがスマホで検索、そこって中央アメリカって書いてるけど?

なんだそりゃ、1年以上いたんじゃなかったのか、キミには地理を教えないでもらいたいね、と冗談を言ったら、彼は明らかにむっとした。私はむっとした彼を確認してから、世界を見てきた、んだよね?他にはどこを見たの?と助け船を出す。しかし、彼は「あとはメキシコですが」―――それって通り道じゃ・・・?

爆笑。迂闊にも止めを刺してしまった。慌てて「そこでなにしてたの?」と問うと、彼はちょっと気をよくして「ボランティアです」とのこと。ベリーズの子供らに算数とか、教えていたそうだ。それでナニかに目覚めて帰国、30歳目前ながら教師を目指そうと思いついたのだという。

「今の日本の教育はダメですね」と言う彼。多いに賛同するモノだが、その中央アメリカの小国でナニを感じたのか、要するに「子供が楽しくなさそう」だとか言う。「目が死んでいる」と。日本の教育はテストだ受験だと楽しくないことばかりさせる。教育とは「もっとのびのびと」させるべきだとか。自然の中で過ごしたり、友達と一緒に楽しくナニかしたり、というようなことがなさ過ぎる、と彼は持論を展開する。ベリーズの子供らは「(日本の子供らと違って)目がきらきら」していた、あの子らには世界が輝いて見えているんです、とか。

ちょっと「さぐり」を入れてみる。「安倍政権のとき、2006年の教育基本法改正とか、ちょっとアレだよね、子供をのびのび、という観点からはどうかと思うね」

彼は我が意を得たり。そうです、その通りなんです、アレは改悪です、とのことだった。子供に「愛国心」なんかとんでもないと。ベリーズの子供は国とかじゃなく、世界とか地球という観点で世の中を見ている。だから視野が広くて大きいとか、ちょっと興奮して語りだした。間違いない。この老け顔は教師になって日教組にクラウチングスタートで走り込むタイプだ。立派な赤い教師になるだろう。というか、思想的には両足突っ込んでいる。

「日本人の子供は目がきらきらしてない?」と問うと、神妙な顔で「してませんねぇ」だった。私の孫はふたりいて、上の孫は来年小学生だけど、元気に遊んでるけどなぁ、目はきらきらしてないけど。ベリーズの子供、世界が輝いて見えてるの?栄養不足で目の病気なんじゃないの、閃輝暗点とか。頭痛いとか、そのあと吐いたりしてなかった?

彼はまたむっとしたから放っておいたが、それにしても気持ち悪過ぎる。べつに「外国を見てきた」と「日本はダメだ」はイコールしなくていい。それに「決めつけ」も過ぎる。日本の子供は元気がないとか、可哀そうだとか大きなお世話だと言える。「目が死んでる」とか、何人の日本の子供を見たのか知らんが、それはお前の個人的な主観だろうが。

これも朝日新聞が「日本の若者は内向き」とか「○○離れ」みたいに書くからだ。日本の若者は内向きどころか(日本の)中を知らな過ぎるし、気をつけるのは肉離れくらいで結構だ。アレは痛いからな。

また、そのベリーズとやらはしらないが、その隣のメキシコ合衆国の平均賃金は1日1ペソ(約6円)だ。スペインに300年も植民地にされたから、人種もメスチソ(白人とインディアンの混血)が6割以上、貧困層の子供らは大学なんて夢のまた夢、その一生を喰えるかどうかの赤貧で過ごす。30歳になって親元から大学に通う、とか、ちょっと想像もできないだろう。

こういう豊かな国、日本からボランティア、現地でスマホも3DSも知らない子供らをみて「目がきらきらしてる」は気持ちが悪い。恵まれているかどうか、で日本の子供と比べるべくもない。日本ではマフィアにならずとも、ボクサーにならずとも、ちゃんと真面目に働いていれば家族も喰わせられる。日本には朝鮮総連はあるけど反政府ゲリラもいない。麻薬組織同士の銃撃戦もない。四肢を切断された遺体が通学路に転がっていない。ちゃんと山に捨てるか海に沈めるか、もしくはドラム缶に詰めてある。

日本は先進国だ。先進国の将来を担う子供は「自然の中で大いに遊ぶ」こと以外にもやることがある。爆撃されて死んだり、飢えたり感染症で死ぬことはなくとも「識字率がどうした」とか言ってられない国に生まれている。つまり、普通に勉強もせねばならない。世界トップクラスの国の教育なんだから、そりゃ量も質もあろうが、それは決して「可哀そう」でもなんでもない。それより他国からのボランティア先生に算数を学ばねばならない国の子供のほうが「可哀そう」だと思うのが世界の常識、だからこのアンちゃんも、わざわざボランティアで地球の裏側まで行っているわけだ。

安全に過ごせてお腹一杯、風邪を引いたら病院があって、そこでちゃんと近代的医療を誰でも受けられる。こちらのほうが稀少で重要なのだと「世界」を見て来たならわかるはずだ。つまり、日本の子供は「比較的」に恵まれていると言って大過ない。

それに普通の感覚なら、いまの素晴らしい日本社会を未来永劫、護り続けましょうとなる。外国を見てきましたけど、そらもう、世界には悲惨な国があるんですよ、となる。それからなぜに「日本はそうじゃないのか」を子供に教えることが出来る。君たちの力じゃない、それはキミらのお父さんお母さん、お爺さんお婆さんのお陰、そのもっと先の御先祖様のお陰だと教えることが出来る。日本は昔、大変な時期もあったけど、なんとかしてくれたんだよと、日本の子供に教えることは普通のことであるが、とても重要なことである。

しかし、日教組は真逆を教える。それから「日本はダメだ」と刷り込む。そういう大嘘を子供らに教えて元気をなくし、活力を奪い、自信を喪失させて「目の輝き」を奪うことが使命である。だから日教組の教師は「勉強を教える以外のこと」にも熱心になる。売国活動だ。具体的には日本の国益に反する政党の応援をしたり、日本の国益になるような政治家を潰したりになる。勤務時間に政治活動もすれば、民主党の議員に違法献金もする。

こいつらの悪事は輿石の応援だけではなく、記事にあるように「カラ出張」もやる。勤務実態がないのに給料を盗る。つまり、盗人だ。だからこいつらは悪魔が聖書を嫌うように道徳教育を嫌う。子供に「道徳教育」を施すと自分らが悪なのがバレる。成績なんてどうでもいい、それより友達を差別しないほうが大切だ、と「目をキラキラ」させようとする。

世界をちゃんと見れば、虐めも差別も日本と比して、どうしようもないほど溢れている。べつに地球の裏側まで行かなくとも、隣の半島の上半分や支那をみればわかる。例えば最近、支那共産党第18期中央委員会の第1回が開かれた翌日、貴州省では9歳から13歳の子供、5人がゴミ箱の中で死んでいた。15日夜は雨が降り、気温は6度だった。子供らは暖をとるためにゴミ箱の中へ、そこで薪を燃やして息絶えた。

これは世界第二位の経済大国、アメリカからも日本からも「脅威」とされる軍事大国の出来事だ。この子供らの目はキラキラしていたのかどうか、朝日新聞や日教組は習近平に祝電を送る前に問うてみればどうか。

中国語の簡易投稿サイト「微博」の書き込みには<少年たちよ安らかに。中国には生まれ変わらないで>とあったが、これもAP通信が伝えたから、人民の知るところとなった。AP通信が入れない北朝鮮でも同じようなモノだと周知されるが、そんな北朝鮮の関連組織、朝鮮学校の授業では「交換授業」が堂々となされる。つまり、北海道の公立教師が朝鮮学校に行って授業をする。逆もある。北教組はそれを「日朝交流」とかで正当化する。

日教組の教師は勤務をしないだけではなく、その空き時間で売国をやる。竹島については「韓国側の主張が事実に基づいている。正しい」とした。これは日教組の変態がネットに書き込んだのではなく、ちゃんと資料を作成して組合員らに配布している。つまり、これが日韓友好ですよと、目をキラキラさせてから、日本の教育現場で「こう教えなさいセヨ」という性質のモノだった。いまさら違法献金がどうの、不適切勤務がどうした、でもあるまい。こいつらは違法とか不適切では済まぬ害悪をもたらす。民主党と同じだ。「不用」ではなく「害悪」なのだ。能動的に「なんとかせねばならない」レベルにある。


「目がキラキラ」のアンちゃん。古株のオバサンにテーブルを拭かされている。このオバサン、相手が男前なら刃引きもするが、そうでもないときは容赦ない。アンちゃんは「目がキラキラ」がどうしたという割に、テーブルはキラキラさせられないらしく、オバサンに叱られていた。意味無くダラダラするし、台拭きがべちゃべちゃ、ちゃんと絞って拭き直しなさい、とやられていた。それでオバサン、口を尖らせるアンちゃんに後ろから一言。

「雑巾がけもマトモにできへんのに、なにが“教師になりたい”やねん。もういっぺん、ファブリーズでもラブローズにでも、どこでも行って来い」

久しぶりに心地よく、突き抜けるような爽やかさを感じながら笑った。オバサンの愛称は「ラブローズ」に決定した。
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