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ロンドン五輪 「重量挙げ“金”のカザフ2選手は中国人」 メディア強弁(産経新聞)>2012.8.2

2012年08月02日 | 過去記事

    




ロンドン五輪 「重量挙げ“金”のカザフ2選手は中国人」 メディア強弁(産経新聞) - goo ニュース

<ロンドン五輪の重量挙げ女子で金メダルを獲得した2人のカザフスタン選手について、国営新華社通信など中国メディアが「中国人」だと言い張り、物議を醸している。2人は中国メディアが主張する「国籍変更」を否定。他国の金メダルまで中国に関連付けようとする姿勢に、中国国内でも失笑が起きている。

 「中国人」とされているのは、53キロ級の金メダリスト、ズルフィア・チンシャンロ(19)と63キロ級を制したマイア・マネザ(26)。中国メディアは、2人とも中国語ができ、それぞれ「趙長玲(または趙常寧)」「姚麗」という“本名”を持っていると報じている。

 ロンドン五輪公式データでは、チンシャンロはカザフスタン最大の都市アルマトイ出身。清代に中央アジアに逃れた回族の末裔とされる東干族で、伝統的に中国語を話すことができるという。マネザは、彼女自身によると、キルギス生まれで両親とともに10年ほど中国で暮らした経験がある。

 一方、中国メディアによれば、チンシャンロの出身地は湖南省の山村。マネザは遼寧省で生まれ育ち、後にコーチに従って湖南省に転籍したという。ともに、競技の普及計画によりカザフスタンに送り出されたというのが中国側が唱える説だ。マネザは「中国で重量挙げの練習をしたことはない」と反論している。

 中国メディアは、マネザに中国語での取材を拒絶され、英語で質問するよう要求されたことに憤慨。「祖国を裏切った」と批判し始めた。ただ、中国のインターネット上では「裏切り」という表現をいさめる声が多い。「汚職にまみれた指導者の下、どれだけの選手が埋没しているのか」などと逆に中国に批判の矛先が向かう結果を招いている>












大阪府交野市で49歳の3児の母親が生活保護を不正受給、枚方市に3000万円以上の一戸建てを新築していたとニュースになった。この母親は病院で看護師として働いて毎月、20万円ほどを得ていたが隠し、喫茶店でアルバイトをしていることにして、給与明細の偽造まで行っていた。受け取っていた保護費は母子加算を合わせて23万円以上。もちろん、医療費は母子共に無料、家賃が2万5千円ほどの府営団地に住んでいたらしいが、これに家賃扶助があった可能性もある。

3人の子供の年齢はわからんが、この母親は50代直前、普通に考えたら中学生か高校生以上の子供がいるとしても不思議ではない。つまり、教育費も無料でやってきた。「もらえるものはもらう」という信念に基づいているとわかる。逮捕された容疑は詐欺と有印私文書偽造・同行使になる。詐欺罪の根拠は「喫茶店で働いていると嘘を吐いたから」。つまり、一戸建ては関係ない。交野市福祉事務所の生活福祉課は「購入名義が受給者と違っていた場合、名義人に受給者への援助ができるか確かめるものの、その家に住んでいるというだけで受給を打ち切るのは難しい」とのこと。

どこかの吉本芸人みたいな話だが、名義が違う可能性は高い。それからその「喫茶店」も怪しい。給与明細の偽造に「無断で判子を使った」とのことだが、よほどの常連になれば店主が留守の間にコピーしたそれにたくさん押せばいいとしても、ちょっと考えたら連絡される恐れもあったはずだ。もしかすると「事情を知っていた」可能性はないか。

まあ、いずれにしても不正受給は後を絶たないし、弱者を気取った卑怯千万な生活をして勝ったつもりの馬鹿もたくさんいる。病気だと嘘をついたり、偽装離婚をしていたり、収入を隠したりする連中というのは、自分のことを惨めで弱いのだ、という擬態を晒して「優遇」されようとする。要するに「物乞い」と同じ発想だ。

後進国の子供が足を引きずって歩き、外国人観光客から同情を得て金をもらう。角を曲がったら飛び跳ねていた、なんていう話はごまんとあるが、より一層、可哀そうに思ってもらうために「レンタルチャイルド」とかも利用する。

貧しい村などから子供を買う。女の子なら顔面を焼く。手足は無論、鼻や耳を切り落とす。目を潰す。それを金を払って借りる。物乞いするとき横に寝かせておく。哀れんでもらうためのオプションアイテムだ。支那でも幼児の誘拐は組織的にある。稀に摘発されているが、これは氷山のなんとか、根本的な撲滅など夢のまた夢になる。

「アファーマティブ・アクション」というのがある。これは「差別是正措置」とか「弱者救済措置」みたいな意味になる。日本と違い、貧困とか差別がリアルな世界では必要なシステムだと理解される。アメリカでも大学には最低、このくらいの黒人とラテン系を入れなさい、とかいうアレだ。ここに非白人の黄色人種が入らないのは白人より成績が良いから。「措置」を講じなくとも自力で合格してくる。白人は慌てる。日本人やユダヤ人には逆立ちしても勝てないから、なにもしなければ阿呆な白人が大学に入れなくなる。そこで「課外活動を重視する」という項目を作った。「課外活動」なら人為的に操作がしやすい。白人教授の主観が大きくなる。いつもの「白人に有利なルール作り」の一環だ。

もちろん、その逆もある。日本ではアファーマティブ・アクションを「ポジティブアクション」に言い換えた。必死で探して嘘まで付いたが、日本にはあまり差別が落ちてなかったから苦肉の策だった。だからここには世界のどこにでもいる女性とか障害者が入る。「2020年までに、指導的地位に女性が占める割合が少なくとも30%になるよう期待し、各分野の取組を推進」―――男女共同参画基本計画がそれだ。

公然と女性優遇入試、女子特別枠や女性優遇採用が聞こえてくる。これは「障害者の雇用の促進等に関する法律」と主旨が同じ、つまり、一般とは別枠に作られている。あんたら女性は特別に配慮しないとダメでしょ?と馬鹿にされている。数多いる優秀な日本女性は怒ったほうが良いが、ここには当然「逆差別」も発生する。「是正措置」が単なる「優遇措置」になる。ならばプライドを捨てさえすれば「弱者」を宣言した方が得、となる。堂々と一戸建てを新築する恥知らずも出てくる。

大きくなった子供は自分の母親が「何をしているのか」もわかってくる。なるほど、こうすればいいのか、と自分も真似る。その「極意」は伝授される。収入は隠しなさい、バレるまでウソを吐きとおしなさい、もらえるものはもらいなさいと。

支那の「少数民族政策」には世界の顔色を見て作った「是正措置」がある。少数民族の優先的な上級学校進学、公務員採用がそうだ。これももちろん「プライドさえ捨てれば」ということだから、誇り高いはずの漢民族が「わたしは回族です」とか詐称する。だからわたしにもアファーマティブ・アクションよろしくと。

この重量挙げの女子メダリスト。カザフスタンの二人はよくわかっている。自分の力で何かを成し遂げるほどの努力の価値を知った人間は堂々と「自分は中国人ではない」と支那共産党に言える。違うモノは違うと。

朝日新聞の主筆、若宮啓文は支那共産党に「言論活動を称賛」された。それを恥じるどころか大いに喜ぶ。嘘を吐いて腐った蜜を吸う。保護費の詐欺より質が悪いのもいる。




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