落語家の桂きん枝氏(59)=民主・比例=は10日、過去の不祥事を指摘する痛烈なヤジで、一時演説中断に追い込まれるハプニングに見舞われた。大阪・なんばで兄弟子の桂三枝(66)と演説中、60歳前後とみられる車いすの男性が「元犯罪者!」「元性犯罪者!」と大声で連呼。さらに男性は笛を何度も吹き鳴らし、きん枝氏の訴えは数分間かき消された。
きん枝氏はやむなく演説をストップ。妨害を続ける男性に対し「いろんな意見を持った方がいるのが民主主義。でも笛だけはやめて。選挙妨害になりますから」と語りかけた。1981年に無免許運転で逮捕され、83年には少女買春で罰金刑。以前から「そういうことも含めて判断してもらうしかない」と覚悟していたためか努めて冷静な対応で、同情した聴衆の多くが「きん枝、頑張れ!」と声援を送った。
最後は観光名所の道頓堀で、三枝が「きん枝は通りますか」と呼びかけると、若者を中心に「オ~」と応え、周辺は熱気に包まれた。「私は民主党無所属。党の応援は1人も入っていない。スタッフだけで頑張ってきた」。最終日の痛いハプニングを力に変え、17日間の選挙戦を締めくくった。
これはこの「車椅子の爺さん」はいただけない。「元犯罪者」とか「元性犯罪者」と叫んだそうだが、それはいかがなものか。ここはやはり「前科者!」であろう。「もとはんざいしゃ!」は語呂が悪い。きん枝も面白くない。投開票前日、に有権者から「犯罪者!」と言われたら「なにお!障害者!」と言い返すくらいのセンスが欲しい。目立ってナンボではないか。未成年の女児に金銭を支払って性欲を処理するくらいの落語人生、著名人なのに免許もなく車を運転するど根性、まさにヤングおー!おー!と若気の至りではないか。最後の称賛は当選して政治家になるよりも、ちゃんと腐れ芸人として笑われるほうがいい。
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クロチングまこすけ
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