忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

<新成人、酒飲んで騒ぎ壇上へ…バンド演奏妨害も>2012.1.10

2012年01月10日 | 過去記事
新成人、酒飲んで騒ぎ壇上へ…バンド演奏妨害も(読売新聞) - goo ニュース


<北海道釧路市で8日に行われた成人式で、参加した新成人の一部が会場で禁止された飲酒をし、壇上に上がって式の進行を妨げるトラブルがあった。

 釧路市教育委員会などによると、式は同日午後1時から市民文化会館で始まり、新成人約1300人が参加した。間もなく前方にいた3、4人のグループが、主催者のチェックをかいくぐって持ち込んだとみられる酒を飲んで騒ぎ始め、後方にいた5、6人も勝手にステージにあがり、バンドの演奏を妨げるなどした。

 騒ぎを受け、同市教委は北海道警釧路署に応援を要請。署員約10人が駆け付けて厳重注意したところ、騒いでいた新成人の一部が会場を立ち去り、平静を取り戻したという>





来年、ついに倅も成人式となるわけだが、性格が大人しいのでちょっと心配だ。酒も飲まんし。

ま、我が倅とは違い、今年も日本各地で元気なサルが暴れて捕まったりした。もちろん、沖縄でも逮捕者が出た。今回はバイクで暴走して検問を突破したらしい。立派な馬鹿左翼に育ってほしいものだ。東京都でも逮捕者が出た。路上で酒飲んで暴れたらしい。そのうちのひとりが警視庁の署員に暴行して捕まった。元気でよろしい。

今年は大阪の阿倍野でも出た。線路を歩いて叱られたら「オレは東大生だ!」と殴りかかったらしい。警察官にも「おまえらとは格が違う」と掴みかかったそうだ。酒が抜けたら「すんません」と釈放されたらしいが、さぞかし東大の先輩、鳩山由紀夫や福島瑞穂も鼻が高いだろう。「勉強ができる」と「頭がおかしい」は両立する、という証拠だ。

しかしながら、朝日新聞は気に入らないようだ。新成人よ、もっと元気を出せと社説で書いていた。<ああ、またオヤジの「居酒屋若者論」か、などと言わずに、聞いてほしい>という、朝日新聞が稀にやる不気味な書き出しだ。


http://www.asahi.com/paper/editorial20120109.html
<成人の日に―尾崎豊を知っているか>

朝日新聞は<彼が「卒業」「15の夜」といった曲で歌ったのは、大人や社会への反発、不信、抵抗>と解説する。そして<精神科医の香山リカさんは毎年、大学の授業で尾崎豊を聴かせ、感想を問うてきた。ここ数年「自己中心的なだけじゃないか」「何が不満かわからない」と、批判的な意見が増えているという>と憂いてみせる。従順過ぎるじゃないかと。

香山リカが「15の夜」だと言うのに「大学生」に聞かせて「批判的な意見」が出ることに残念がっている理由はわからないが、大学生のほうはちゃんと、いまの年になって盗んだバイクで走りだせば窃盗罪で捕まるだけ、と知っている。校舎の窓ガラスを壊して回れば器物損壊罪、だれも「ピンボールのハイスコア競い合った」とか言われてもわからない。「100円玉で買える温もり、熱い缶コーヒー」とか歌われても、いまは120円するから買えない。

誰が書いたのか知らないが、コレを書いた朝日記者と香山リカが飲みに行けばいいだけだと思うが、この薄気味悪いセンチメンタルは止まらない。こんなの金払って読まされる朝日読者は哀れに過ぎる。

<私たちは最近の社説でも、世界の政治は若者が動かし始めたと説き、若者よ当事者意識を持てと促した。それだけ社会が危うくなっていると思うからだ。 だから、くどいけれど、きょうも言う。成人の日ってのは、そんなもんだ>


違う違う。成人の日は<そんなもん>じゃない。いまの成人式というのは1946年、埼玉県で行われた「青年際」がルーツだ。戦後の虚脱感漂う日本で、せめて、青年には元気を出してもらおうという試みである。それが全国に広がり、1948年に施行された「祝日法」で1月15日が「成人の日」となる。主旨はこうだ。



「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげます」



コレのどこをどう読めば「自由を奪い取れ」になるのか。正月から馬鹿なことを書いて喜んでいるところ申し訳ないが、反日とか売国ではなく、単に頭が悪い新聞になったものだ。

しかしまあ、朝日新聞は心配することもない。今年もちゃんとサルがいる。神奈川でも新成人が逮捕された。成人式が行われた横浜アリーナ前の歩道で「いま、ガンつけただろ」と因縁をつけて会社員男性を殴り捕まっている。昨年の10月、東急大井町線を走る電車の中、33歳の男性会社員を殴って捕まった朝日新聞社長室主査、冨田悦央(46)と同じだ。この社長室主査は46歳にもなって<男性と肩や肘がぶつかった後、目があって殴った>と容疑を認めている。元気な46歳じゃないか。これが反骨精神というやつだろうか。

朝日新聞からすれば、元気旺盛な朝日新聞社員のように下着泥棒もしない、レイプもしない、幼女の買収もしない、強盗もしない、窃盗もしない、暴力事件も起こさない日本の若者は軟弱に見えるかもしれないが、まあ、見逃してやってほしい。朝日新聞が思う「逞しい若者」ばかりになれば、日本は支那朝鮮になってしまう。いや、申し訳ない。

あと「尾崎ファン」には謝ったほうがいい。


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