忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2011.1.31

2011年01月31日 | 過去記事
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110130-OYT1T00439.htm
<こんな党作ったつもりではない…鳩山前首相>

<“創業者”が“共同創業者”の経営を批判――。民主党の鳩山前首相は30日、名古屋市内での街頭演説で「こんな党を作ったつもりではなかった」と述べ、党の現状を嘆いた。

1996年の旧民主党結党時は、鳩山氏と菅首相が共に代表を務めた。その鳩山氏が菅氏の政権運営に懸念を示すのは、小沢一郎元代表の国会招致などを巡る党内対立が続いているからで、「友愛の心を持った、友達同士を大切にする民主党にしていかなければならない」と訴えた>



だからなんだ?としか言いようがない。安倍政権のとき「お友達内閣」とか馬鹿にしていたはずだが、民主党とはやはり、反日で集まったお友達グループだった。また、その“お友達”だった菅もそうだが、こういうことを街頭演説などでの「公的な発言」とするマイナスに気付かぬから、統一地方選を控えた民主党関係者だけではなく、日々、なんとかしようと頑張っている民主党議員が可哀そうになってくる。自業自得とはいえ、こんなトップなどあんまりだ。菅は「官僚に答弁書を書いてもらう時間」欲しさに質問書を早くよこせと公の場で言う。たいした「政治主導」もあったものだが、これも腐った政党の「共同創業者」ならば仕方がないことか。






http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110129/plc11012900560000-n1.htm
<「疎い」発言で首相の資質問われる ブーメランの名人芸またも>

<菅直人首相が米格付け会社による日本国債の格付け引き下げについて、「そういうことに疎いので」と述べた問題は28日、首相の資質問題にまで発展した。首相らは釈明に躍起となったが、発言の重大性への認識は薄い。野党側は週明けにも始まる衆院予算委員会で「この首相を仰いでいる限り、最大不幸社会だ」(石原伸晃自民党幹事長)と厳しく追及する方針だ>



どうも社長マンを思い出してならない。無責任の無能者は似るのだ。何の根拠もなく、且つ、何の資格もなくトップに座るから、その下部は機能不全に陥り、モチベーションが枯れ果てる。組織内には単純なる「なんだ?この馬鹿は?」という空気が蔓延する。組織を愛する中間管理職は当初、この馬鹿が部下にバレないように奔走するも、それにも限界というものがある。目先の混乱を防ぐためにのみ、毎日、安モンの小学生レベルの馬鹿トップをフォローするのだが、いつの日か、この行為こそが組織を衰退させているのだと気付く。馬鹿はすげ替えるしかないのであり、馬鹿は引き摺り下ろさねばならない。これも組織を守るためなのだと、心を鬼にして奮起する民主党議員に期待したい。






http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110128/trl11012822390062-n1.htm
<「日本には自由も民主主義もない」原告の教諭、逆転敗訴に涙>

<逆転敗訴した原告と弁護団は28日午後の会見で、口々に裁判所への不満を漏らした。
 「極めて不当な判決で、到底許し難い。速やかに手続きをして、最高裁の判断を仰ぎたい」。加藤文也弁護士は会見の冒頭、上告方針を明らかにした。
 
加藤弁護士は、日の丸と君が代が国旗国歌であることは慣習法として確立していたとの判決の指摘については「定着していることと、強制することは次元の違う話」と反論した。
 
会見場の壁一面には1審勝訴を報じた新聞記事の拡大コピーが張られていたが、教諭や弁護士らは一様に固い表情。都立高校で国語を教える川村佐和教諭は「こんな判決を出すなんて裁判所って本当にひどい」と涙を流し、「日本には自由も民主主義もないのか」とも話した。
 
都立高校の片山むぎほ元教諭(61)も「裁判長の判断は全く理解できない。私は生徒に『あきらめるな』と教えてきた。これからも、理不尽をやめさせるために闘っていきたい」と語った>



こんな下劣な人間が教鞭を振るう現実に背筋が凍る。日本には自由も民主主義も機能しているから、そんな薄気味の悪いことを言っても許されているのだと知ってほしい。北朝鮮で「金正日の肖像画を拒絶する自由」があるわけなく、それこそ日本には自由も民主主義も馬に喰わせるほどある。そして、他の日本国民も「水と安全はタダ」という神話が崩れたように、自由と民主主義はタダ、でもないと知らねばならない。






http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110130-00000789-reu-int
<エジプトのデモ死者100人超、「アラブのベルリンの壁崩壊」とも>

<エジプトのムバラク大統領は29日、オマル・スレイマン情報庁長官を副大統領に、シャフィク民間航空相を首相に指名したが、多数の市民が外出禁止令を無視して大統領退陣を求めるデモを続行。軍にも市民側につくよう呼び掛けている。

 首都カイロ南方にあるベンスエフでは、警官隊の発砲を受けて17人が死亡。ロイターが医療機関や目撃者から得た情報によると、今回のデモによる死者は全国で100人を上回った。

 またカイロでも、戦車が市内の警戒に当たる中、大規模なデモが続き、夜間に入って警官による発砲が少なくとも1件報告されているほか、略奪や税務当局の建物への放火も発生。こうした状況を1989年の東欧革命になぞらえ、「アラブ世界のベルリンの壁崩壊」と呼ぶアナリストもいる。

 一方、米国ではオバマ大統領が、中東戦略の要となるエジプトでの騒乱について、バイデン副大統領や国家安全保障担当のドニロン大統領補佐官と協議。クローリー国務次官補(広報担当)は、ムバラク大統領が表明した新内閣の樹立について、「人員を入れ替えるだけでは済まされない」と述べ、さらなる改革を求めた>



日本では「毎年総理大臣が変わる」として嘆いているが、30年も大統領が変わっていないエジプトではエライことになっている。シュプレヒコールも「パンと職と自由」を求めているというから、このクソ平和で腹いっぱいの日本からニュースをみていれば、これが何が何だかわからない。エジプトは日本人旅行者からも人気があって、働いている人も含めると今も数百人ほどの邦人が帰国できないとか。

近い将来、私も妻を連れて行くつもりだが、エジプトなどの国は「ツアーで参加するコース」しか歩けないほど治安も悪い。集団でゾロゾロとピラミッドの間を歩くだけでカネを取られるのだろうが、楽しみにしている妻の手前、あまりエジプトの悪口は言わないようにしている。私は砂だらけの危険な国なんぞに行きたくはないのだが、行くとなれば、さっと行って写真を撮って、ぱぱっと観光してさくっと帰国するつもりだ。

しかしまあ、国とは荒れるものだ。それはエジプトのような反政府デモであれ、世界各地で発生する無差別テロであれ、平和な日常など鼻で笑うかのように一瞬にして惨劇は起こる。さっきまで隣で生きていた人が、今はもう、動かないというリアルさから最も遠い国が日本なのかもしれない。

インドのムンバイにあるタージマハルホテルのカフェで、食事を終えた一人の男性が満足気に立ち上がった。同じカフェではドイツ・ルフトハンザ航空の乗務員女性が隣席にて食事中だった。彼女がなんとなくその男性を観ていると、彼は無表情のままカバンから取り出した手榴弾のピンを抜いて投げた。あっという間の自然な立ち振る舞いだった。耳を引きちぎるような炸裂音がした後、男性は無言のまま自動小銃を乱射し始めた。彼はインドの西海岸から上陸したテロリストだった。

2008年11月26日「カフェ・レオポルト」で発生したテロ事件、ムンバイ同時多発テロだ。ドイツの航空会社の女性は脊髄反射でカフェを飛び出し、向かいに住む元海軍将校の家に避難した。3日間で10件のテロが発生して、日本人1名を含む172名が死んだ。

マハラシュトラ州の当局者は捜査の結果として「テロ集団は5000人を殺す計画だった」と発表したが、天災にせよ人災にせよ、治安が崩壊するというのは戦争よりも恐ろしいものだ。また、言うまでもなく、人災に限ればその原因は失政に基づく国の混乱だったりもする。日本は民主党政権で何年持つのだろう。







http://www.asahi.com/sports/update/0130/TKY201101300200.html
<李忠成「父さん、やったよ!」日本のため頑張る在日4世>

<試合ごとにヒーローが生まれ、アジア王者に返り咲いたサッカー日本代表。決勝で貴重なゴールを決めたのは、交代出場の李忠成(り・ただなり)選手(25)。東京都西東京市出身の在日コリアン4世だ。活躍の陰に、父と交わした約束があった。
 「お父さん、やったよ!」
 貿易業を営む父・鉄泰(チョルテ)さん(53)の携帯電話に李選手から電話がかかってきたのは、試合終了から20分後だった。
 興奮がおさまらない様子の息子を、父はねぎらった。「頑張ったかいがあったな。神様がボールくれたな」
 李選手は今大会、初戦に交代出場したが、その後は出番がなかった。韓国との準決勝の前、李選手から鉄泰さんに電話があった。
 焦りをのぞかせる息子に、父は「頑張らんと、次呼ばれへんで。あいつがいたらプラスになるって仕事しないと」と励ました。そして念を押した。「難しく考えるな。簡単にプレーしろ」
 鉄泰さんが「頑張れ」というのは、サッカーだけの意味ではない。日本と朝鮮半島の間で生きてきた者としての思いがある。「我々は周りと同じレベルでは認められない。いい時はいいが、だめだと必要以上に批判される」
 李選手は以前、鉄泰さんと同じ韓国籍だった。韓国のユース代表の選抜合宿に参加したこともある。だが言葉は通じず、「半分日本人だろ」という壁も感じた>



日本の優勝は結構なことだが、朝日が書くとケチがつく。<鉄泰さんが「頑張れ」というのは、サッカーだけの意味ではない>と言い切るところなど、如何にも朝日らしい決めつけ方だ。サッカーの大会なんだから、サッカーだけ頑張ればとくに問題ないと思うのだが、次のセリフも、本当にこのお父さんが言ったのかどうか疑問だ。<我々は周りと同じレベルでは認められない。いい時はいいが、だめだと必要以上に批判される>

馬鹿な言い方だ。普通に「元韓国人の日本人」でよろしい。日の丸背負って頑張るのに「半分日本人」とか怪しいことを言われても関係ない。本人は君が代も気持ち良く歌っていたらしいではないか。朝日新聞のカビの生えたイデオロギーを押しつけるような記事は気持ち悪いものだ。




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