忘憂之物

ガチコメ的「焼肉食べ放題」

妻が、

「今日はおとしゃん給料日だから、ご褒美に焼肉屋さんに行く。」

と言ってくれた。なんといっても「ご褒美」である。喜ばざるを得まい。そら、もう、わくてかして昼飯も少しにして、餓死寸前で夕食の時間になった。で、・・・・やってきました2980円で食べ放題。・・・そ、そういえば、つい先日の「ツレの忘年会」もこの店であった。ま、まあ、このフレーズがお気に入りだから結構なんだが、もう少し、やっぱり、「上等の牛の死体」を提供する店に連れてってくれてもいいんじゃないか・・・・。



このフレーズ。



「死にたてホヤホヤ」の血の滴る肝臓とか、「あれ?いま、動かなかった?」というほどの心臓とか喰いたい。もしくは、もう、炙るだけで口に入れたくなるような・・・ま、まあいい。贅沢は敵だ。欲しがりませんとも。

ちなみに、私は家族で外食する際、酒を飲まない。「何か」あったとき対応できないし(家族を護れない)、なんか、あまり飲みたくないのだ。だから、「大ライス」をおかわりする。

オイ、店員、こっちにメシと肉と水だ。・・・と・・・妻はアイスクリームを4つ並べて天に感謝している。倅は「ざるうどん」を喰っている。おまいら、肉屋では肉を喰えとあれほど・・・ま、それにしても肉は美味い。もう、こいつらは気にしないで、アングロサクソンになったつもりで肉を喰らおう。ああぁ・・・ウマウマ。しああせ・・・・。



しかし、やはり、「支那産がない」というだけで安心する。この店のコピーは正解である。しかも、このご時勢、3000円ほどで食べ放題、更に「まあ、美味いんじゃない?」という程度の喰いもんを提供するとは、なかなか気合が入っていると思う。是非、オススメしたい。おい、また、アイスクリームが4つきたけど・・・?おい・・・


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帰りの車中、妻が仕事場の話をし始める。

原因が明白な「ちょっとだけお腹が痛い」という妻は、その日、妻の職場に「クレームの電話があった」とか言い始める。内容は驚愕するものだった。


「お前のとこで買った杏仁豆腐が甘すぎる。責任者を出せ。」


口調からして「ヤクザ風のオサーン」であるという。妻曰く「舌をまくりげて話す」ということだ。無論、「舌を巻いて話す」、つまり「巻き舌」で恫喝してきたということである。というか、舌を「まくりあげる」と話せないと思われる。まあ、ともかく、

ヤクザが杏仁豆腐喰うな。

で終了であろう。しかも、一緒に買ったのが「パンプキンケーキ」ってどんだけだ。


で、私は、


『これからは、そんなん増えるぞぉ~~~』


と脅しておく。しかし、ある程度は事実である。


過日、大阪府公安委員会の「暴力団対策講習」でもあったが、ヤクザ組織というのは「上納金」で成り立っている。で、それが今、払えないというのだ。もちろん、彼らにすれば死活問題である。払えなければ「破門」されるし、その前に組織内での求心力もなくなる。つまり、武器である「格好」と「見栄」が通じなくなる。「怖くないヤクザ」など、その時点で存在意義が瓦解する。素人にも舐められるだろうし、生きていけないのだ。


だから、もう、どんな些細なことでも「金にしよう」となる。「たかられる側」である我々は十分に理論武装して、対応策を講じておかねばならない。私は「暴力団対策責任者」(※次期責任者は工作員2号になります。暴力団の方々、よろしくお願いします。私は狙わないでね。)として妻にもアドバイスしておいた。


「店側の対応としては、謝罪、必要あらば弁済ということになるが、相手が“それ”っぽい場合、それは勝手に判断してもいい。相手は名乗らないし、名刺も出さないし、連絡先も教えてくれないと思われる。だから、話し方が強圧的だったり、暴力的な表現があったりすれば、そう判断(恐喝目的)されても仕方がない。だから速やかに警察に通報すること。そして、それを相手にも伝えること。企業に専門の部署があると伝えること。迷ったらダメ。“こんなことくらいで・・”は落とし穴。道に迷っても訪ねていいのが交番。庶民の味方お巡りさん。近くの交番、そこのお巡りさん昼飯買いに来るんでショ?大盛りくらいオマケしてあげて、すぐに相談しなさい。(と、会社の人に伝えなさい)」


「やったら勝てる。ぶち殺す。」と居丈高な妻の戦闘力は「ハトよりも下」であることは、私がよく知っている。私が戦闘力を把握している順序は、し様≫私>キングドラゴン>フリーザ≫(越えられない壁)りーちゃん>範馬勇次郎>T-レックス>ライオン>熊>むーちゃん>倅>孫>スライム>ハト>妻>三田ライト>村山談話・・・・となっている。


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ともかく、気をつけねばなるまい。

ヤクザもそうだが、今後は不良外国人も増える。失業者も増えるそうだ。社会が不安定になったとき、「客ではない不逞な輩」は出現する。有力な情報であり、店のためになる「クレーム(要求)」と、恐喝目的の「難癖」を峻別する機能が必要である。

そして、それらはマニュアル的な対応では解決できない。その担当者の価値感、そして覚悟を要する決意であり、仕事に対する姿勢、誇り、自負心である。

いい加減な商品を提供したり、いい加減な顧客対応しているところに自負心はない。ただの勤め先だという程度の覚悟ではヤクザや不良外国人の餌食となろう。それは店でも会社でも、そして、国でも同じことなのである。
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