忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「禁煙なんか簡単だ。もう、何度もやったもん」

2008年12月10日 | 過去記事
先日の「ツレの忘年会」。


7人のうち4人が「タバコをやめた」と威張りくさっていた。

それも「普通の禁煙」で達成したというから驚いた。禁煙ガムも禁煙パッチも使わず、己が信念だけであの地獄の苦しみを耐え抜いたと自慢げである。「筋肉はあるが根性がない」といわれる「U」も止めたというから、家のローンが残っているお父さんは強いのだろう。



また、タバコといえば――――


虹の会顧問・泣く子も失禁する地獄親父、河内屋のオヤジは言う。


「男が一度決めたこと。一度吸うと心に決めたら血反吐を吐こうとも己が意志を貫くが男。」


ぶっとい煙突のように、煙をモクモクとさせながら、そう我々に言うのである。しかし、軟弱な我々は、そこまで強い意志で吸い続けられるだろうかと疑念を持つ。

「依存症のあるタバコを税金かけて販売し、止めれなくなったら税金を増やすというのは、まるでヤクザの手口ではないか」と泣き事半分、恨めしくも今回の増税に対しても、泣く泣くライターでタバコに火を付けるのが関の山だろう。ったく、どうしたものか。


以前、「30日で止められるパイプ」とやらを1万円ほど出して購入し、案の定、結局はパイプなんぞどこかに散らばってしまい、今でもマルボロをスパスパやっている私だが、そろそろ、本気で「止めたい」と思っていることも事実。「止めたい」のに「止めることができない」というのは、やはり、その意志の脆弱さであろう。その「意志の弱さを認める強さ」から「継続は力なり!!」と強弁する「愛煙家・虹の煙突オヤジ」も説得して、健康のため、家族のため、ここは気合を入れ直して、一発、禁煙の会を設立・・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000051-mai-pol
<<たばこ>増税濃厚 麻生首相、自民税調に事実上要請>

1本あたり3円。ひと箱60円也。

むぅ~~~どうしたものか・・・

まあ、考えながら、とりあえずマルボロを一服・・・


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んで、金額が上がると「偽タバコ」は増える。そして「偽タバコ」といえば北朝鮮。

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081209/kor0812092157003-n1.htm
<「今に見ていろ」と北朝鮮 総連団体捜索で報復示唆か>

「覚えてやがれ!」

ということか。完全にチンピラのセリフだな。「親分、こいつぁ、上玉ですぜ!」という山賊の手下を思い浮かべるといい。なんとベタな。

当たり前に犯罪しておいて、相手を不当だの、犯罪行為だの、罵るわけだ。なんとベタな。

で、例によって朝日はこの抗議行動を一切書かない。
http://www.asahi.com/national/update/1203/TKY200812030241.html
<朝鮮新宿商工会の総務部長逮捕 税理士法違反容疑>

数十名の阿呆キムチが集って周囲の人々はさぞ迷惑だったろうに、まるで「なかった」かのような報道の自由は、その不自由さを如実に表している。朝日新聞には、機動隊を引き倒し、鉄柵を蹴りまくる暴徒は目に映らなかったようだ。


ならば、ちゃんと朝鮮総連の言い分通り、そんなものはありもしない不当捜査であり、その前に「過去の植民地」だの「強制連行」だの「従軍慰安婦」だのを持ち出し、北朝鮮への経済制裁、圧力との政治的圧力の連動であると書けばいい。未だ、朝鮮人民に対する人権侵害だと、政治的弾圧だと公安を糾弾するがいい。



そして、だ。

12月3日の朝鮮新報はこんな文で締めくくる。

<2002年9月17日の日朝平壌宣言では、「日本側は、過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明」し、「在日朝鮮人の地位に関する問題及び文化財の問題については、国交正常化交渉において誠実に協議することとした」がうたわれており、警察当局による一連の強制捜査は日朝平壌宣言の精神と文言に反する行為として容認することはできない。

日本政府とマスコミによる不純なキャンペーンが大々的に行われることにより、朝鮮学校に通う児童への嫌がらせが日常的に行われ、朝鮮総連会館に対するテロ行為、在日朝鮮人への迫害がいつ何時起こるかわからない「緊張状態」が形成されている事態に対して、日本政府は真摯に反省し、歴史的・国際的責務を果たすべきである。
 
私たちは日朝両国の関係正常化と平和・友好を願う立場から、日本当局が朝鮮総連と朝鮮商工会に対する、愚かであからさまな政治的弾圧と人権侵害を直ちに中止することを強く求めるものである。>


末端の在日朝鮮人を引き入れるに「日本政府の公式見解」ほど効果的なものがあろうか。加害国が加害事実を認めているということなのだから、そこに一般人が疑問を差し挟む余地はあるまい。自分で情報を集め、分析する以外、自分で興味を持って勉強する以外に「真実」というものは見えてこない。だからこそ、国のトップの言動は重大なのである。

「日朝平壌宣言」とは、村山・河野らの談話に続く売国宣言なのだとつくづく思う。相手に大義名分を与えていることも深刻だが、意図的に反日的な売国奴だけではなく、気をつけないと「普通の人々」すら惑わせてしまうのである。

たしかに、安倍政権以来、朝鮮総連は弱体化したと言っていい。時代の潮目が変わり、総連べったりの売国政治家は隠れ蓑もなくなってきた。拉致発覚後、朝鮮総連と接触することは、さすがに危険であると認識してきたのである。更には経済制裁が功を奏し、うま味がなくなるどころか、台所は火の車であろう。暴徒に過ぎない下劣な連中の数がそれを物語っている。更には幹部の逮捕にまで捜査範囲が広がったことは喜ぶべきことではある。


しかし、だ。

拉致問題からして、国民の疑念は誤魔化しようがないところまで来ている。なぜゆえに、自国民を拉致した国の傀儡がのうのうとしているのか。どころか、その犯罪行為にも色濃く影響していたという疑惑も晴れることもない。「マンギョンボウゴウ」をピストン輸送させ、麻薬や偽タバコを国内に流入させていただけではなく、まさに「日本国民を攫う」ことまで担っていたと、多くの国民が知ることになったとき、事態はこんなものではすまない。マスメディアの報道からしても、コメンテーターが差別や歴史を持ち出してお茶を濁すことすら出来かねる時代がやってきた。さあ、どうするのか。


自称、歴史に詳しいというエロ映画監督や、地上の楽園だと書き続けたマスコミ、拉致なんか捏造だと断じていた政治家、5人は返すべきだったと抜かす腐れ外道、北朝鮮が核を持つのはアメリカの所為だと書いた知識人も、さあ、どうするのか。


ほとぼりは冷めない。日本国民が冷めさせない。

というか、熱くなるのはこれからじゃないのか?


今のうちに、好きなものを食べて、家族に挨拶しておいたほうがいい。


あ、そうそう、おまいらは禁煙なんかするな(笑)。

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