久しぶりに映画を観に行く。
「ナルニア国物語 第二章カスビアン王子の角笛」である。前作も観に行った。
私はあまり好きぢゃないのだが、妻が観たいというから仕方ない。私の意見など通用しないこと山の如し。で、映画を観る前に所用を済ませ、私はいつもの「洋食屋さん」に行きたいと言うのだが、妻の「お寿司♪」という一言によって、あえなくクラ寿司に向かう。
「びっくらポン」目当てなのはわかっているのだが、なにやらマグロが値上がりするとかいう噂が聞こえてくるし、ならば「自社養殖でマグロやハマチを確保している」という気合の入った「クラ」にも恩を売っておかねばなるまい。びっくらぽぉん!
でも、うっかりしていた。
そう。私は「カウンター席」に座ってしまったのだ。つまり、「びっくらポン」の権利はない。何枚皿を流そうが「びっくらポン」はびっくりするほど作動しない。妻もすぐに気付いて不機嫌になるが、そこはメニューにある「早生すいか」のお陰で助かった。もちろん、妻の大好きな「かりかりポテト」は既にゲットしてある。
笑ったのは「おにぎり」が流れてきたところだ。かりそめにも
「寿司屋」で「おにぎり」とはww
「2個100円」。1個はシャケだったようだが、これはもう激安であろう。しかし、誰も喰わんと思うぞ?まあ、「びっくらポン」は残念だったが、その「ポテトサラダ」は美味いんか?それに「すいか」に「かりかりポテト」・・・そら、おにぎりも流れるわ。。。
がしゃん!!
だから、皿を流して上を見てても「びっくらポン」は動かないって言ってるでしょ?
妻:「うぅ~~~・・・・・うぅ~~~」
「うぅ~~」って言ってもダメなモノはダメ。
がしゃん!
だから・・・
!!
ちょ、ちょ!!それ、となりのオサーンのカウンターぢゃないか!!あわわ・・・
すいませんすいあmせふぁrほ!!
は、払います!!すいませんです!!
・・・・・。
「2」へ
■2008/06/03 (火) ガチコメ的「びっくらした話」2
もう!!なんで、見ず知らずのオサーンがキミに「すいか」をご馳走しなければならないんだ!!このオサーンはなんの因果で、見ず知らずの人妻の食った皿の勘定を加算されねばならんのか!
オサーンがびっくらしてたわい!!なんか新しいタイプの「カツアゲ」みたいになったでしょ!!オサーンもすぐ言えよ!!もしくは黙ってないで「びっくらぽぉん!」とか言ってなんか出せ!!オサーンも空気嫁!!
妻:「うぅ~~ごめんなさいぃ~~でも、近くにあったからぁ~~~うぅ~~」
説明する。この「近くにあった」は、決して「自分の近く」ではない。そう。裏側ながら「びっくらポン」の真下だったのである。妻の目的はそれだけだった。普段は大丈夫なんだろうか?京都府民の皆様、私の妻が何か迷惑かけておりませんでしょうかという今日この頃、マグロのみを「5連ずつ」注文して、
『マグロ列車が通過します!!白線の内側までおさがりください!』
と10皿飲み込んだのは(マグロの寿司は飲み物)私です。この「マグロトレイン」を、デブタレの先駆者であるウガンダ師匠に捧げます。心よりご冥福をお祈りします。
で、だれだ?
棺おけの中に「カレー」を入れたらいいのにとか言う奴は!!ああ、私か!
-
イオンシネマに行く。カウンターはガラガラだ。まあ、平日の昼間だしね。
で、我妻が元気よく、
「ニノミヤ物語!!2枚!!これで!!」
と差し出したのは4月に期限切れしていた無料チケット・・・
なんで5月に使わないの!!5月も2~3回は来たでしょ!!しかも4月!!今は6月!!ギリギリ切れたわけでもない!!ひと月も「期限切れ」を財布に入れていたとは・・・しかも「ニノミヤ」って、どこのせこい王国の物語なのだ。「ナルニア」だ!「ナルニア」!
妻:「なるにま!」
違う!
妻:「なるまや!」
・・・もう、それでいい!それ2枚ください!
ショップ店員:「・・・なるにる・・に・・ま・・・2枚ですね・・・!」
なんですか?あんたまで。
ショップ店員:「な・・・なるに・・・・あ・・?国物語り2・・枚ですね・・?」
はい。
「3」へ
■2008/06/03 (火) ガチコメ的「びっくらした話」3
妻:「ポップコーンのやつありますか?」
ショップ店員:「・・すいません。本日のポイントを合わせましても、少し足りません。」
前回、喰ったんだからポイントないでしょ?キャラメル味!
妻:「ポップコーンのポイントなん?キャラメルだったから?」
だからぁ、頼むからシステムを理解しようと善処してくれ。
ショップ店員:「え・・ええぇ・・と・・・それでよろしかったですね・・?」
どれで?
・・・・・。
・・・・座席は?
ショップ店員:「あ、ああ・・・!そ、そうですね・・・ええと・・・こちらでしたら・・」
店員さん。正直すまんかった。
でも、あんたは5分。私は13年。我慢してくれ。
-
ああ、それと、こっちは「我慢できん!」と騒いどるがな、あのな。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080602/lcl0806021158001-n1.htm
<橋下知事と労組が団体交渉 350億円の人件費削減案で>
また、べたなパフォーマンスだな、オイ(笑)。
これで世論を味方にできるってか?橋下くん?
「なんだ、大阪府民は生活苦しいのに、なぁにが、貴様ら、退職金を見込んでマンションを買っただぁ??ああぁ??」
とでも言わせようと??ああ、もう言ってるってか、すまんの。
<これに対し、府労連側は一般組合員に発言の場を与え、削減案が実施された場合の影響について、それぞれが橋下知事に思いをぶつけた。42歳の男性職員は「4人の子供を育ててきたが生活が破壊されることになり不安。このままでは、職員の意欲が低下する」。>
先ず、わかりきったことを書く。
見直すのは「公務員の給与」だけではなく、その「待遇全体に及ぶ問題」である。あまりにも常識からかけ離れているもの、堂々たるサボタージュを包含する特別待遇などの不必要な制度などであり、更には、その公務を全うできるための能力であり、蔓延した「事なかれ主義」からの弊害である隠蔽体質などであり、それ自体の解決、改善は府職員の給与を下げるだけでは悪化する可能性すらあるわけだ。
「4」へ
■2008/06/03 (火) ガチコメ的「びっくらした話」4
そして府民、というか世論は現代の公務員に対し、まさに「明治初期」の刀とちょんまげを無くした侍が大量にリストラされ、食うや食わずの生活を余儀なくされながらも、国に尽くす気概のある「国士」のような生き方をしろというに等しい「理想論」を正論として掲げる。
「税金で喰っている」というだけで、もう、聖人君子でなければ叩けという悪意すら感じる。そういうおまいはできるのか?と問い詰めたい。
会社や顧客の目が許せば、堂々とサボタージュをして不満を垂れ、能力もないのにもらえる給与にありがたみもなく、『資格』ではなく「立場」が伴えば“身の程を知る”などクソ喰らえと高級料亭で使いまわしの料理を喰い、高級クラブでホステス女を宛がわれて、会社内部で偉そうに公私混同して、出かけるといえばゴルフ三昧の日々を送り、如何にして税金を払わずに済むかに尽力する。結局、どちらも同じではないか。
「税金を無駄に使う」ことも「税金を減らそうとする行為(節税・笑)」も、たいした違いはない。また「税金を不当に使う」ことも「税金を不当に支払わない」ことも同じであろう。民は犯罪でなければ問題なく、公は既存のシステムであっても叩かれるのであれば、もう、バカらしくてだれも「公に尽くす仕事」などしまい。
民間人であれ公務員であれ「カスのような奴」が問題なのであって、それを精査せず、もしくは、何らかの政治的理由から、作業的煩雑さから、それを切ることができず、十把一絡げに一律給与カットとすれば、現場は混乱し、より質の悪い非効率な職場が出来上がるという事は至極当然の結果である。
で、さすがにタレント知事も、それには気付いているだろう。つまり、だからパフォーマンスだと言うのだ。私はこいつの「こういうところ」が信用ならんと言うのだ。
「5」へ
■2008/06/03 (火) ガチコメ的「びっくらした話」5
言っていることは圧倒的に正しいのかもしれん。財政の悪化どころか破綻している大阪府を立て直そうとすることは、誰が知事になっても求められることであった。大阪府にとっての財政改革が焦眉の急、切迫した問題であったことは言うまでもない。まあ、大阪だけではないが・・
それに、もうひとつ阿呆臭い話として「会社だったら~~」などと抜かす奴がおる。このタレント知事も含めてだ。この「子供が4人いるのに~~」と憤っている府職員に対しても「子だくさん知事」から「こっちは7人いるぞ!」と言い返されるまでもなく、「民間だったらそんなこと言っても通じない」と、当たり前のことを偉そうに言っている奴がおる。もう、阿呆かと言いたい。
先ず、
民間の話ではない。
元来、公務員は「高給」や「高待遇」が魅力ではなかった。クラスのエリートが憧れて目指した職業である「公務員」の魅力とは「安定」であるのだ。そして、願わくは「公に尽くす誇り」というものが大きなモチベーションとなったと思いたい。
「公務員となったからには、失態をせず、不正をせず、日々の公務に尽力していれば、民間企業のような競争原理からの失職、あるいは不景気による生活不安を抱えなくて済む」
という期待感と安心感はあって当たり前ではないか。で、このタレント知事がいきなりやってきて、自然と競争社会に放り出されてフラフラになっている人、競争に負け続けて刹那的になっている人、単なる冷笑主義の破壊願望のある無責任な人をバックに、やんちゃ坊主のように壊しまくろうとしたらたまらない。私は公務員でもないし、公務員の友人もいないし、美味しい思いもしていないが、ちょっとマテとなる。
で、民間で稼いでいる奴も、どいつもこいつも「胸を張れる稼ぎ方」なのかと問われたら大丈夫なんだろうな?「法に触れていなければいい!」と開き直るのではあるまいな?
「6」へ
■2008/06/03 (火) ガチコメ的「びっくらした話」6
-
たしかに、民間と乖離し過ぎた「特別待遇」は見直さねばならん。しかしそれは、公務員にばかり労苦を強いるものであってはならない。しっかりと公務に励んでもらわねば困るのは我々である。財政破綻も、いずれは「増税」という手段を講じねばなるまい。タレント知事の最終手段がそこにあることは言うまでもない。必ず、このままなら府民にも強いる。文化施設を「不必要」と斬って捨てる感性、職員の給与をまとめて下げる短絡からして、いとも簡単に「府民の皆様にも痛みに耐えてもらいたい。大阪を元気にするために!」というに知れている。所詮は「首切り」の概念。民間企業での経験も浅薄で、弁護士活動のおまけでタレントになって、ひとつの都市の財政を立て直すと豪語するこの府知事・・・
金美齢女史は「応援してあげましょうよ!」と言うが、近くまた大阪府民になるであろう私は単純にそう思えない。
現在の大阪府の職員に限らず、公務員や役所の不祥事を数え上げるに枚挙に遑がない。改善は必要だし、財政もDSI(※どげんかせんといかん・・・というらしいww)。
そして、民間もそうなのだと自覚したい。私は、堂々と脱税しながら社保庁を叩く阿呆もゴロゴロ知っている。結局、要点を探せば「金が好き。自分だけが贅沢したい。」と言っているに過ぎない御託を、いかにもそれが「経営の神髄」であると、これこそが「現場から得た経営感覚」だと言いながら、チンケなプライド(虚勢)をぶら下げて、阿呆みたいに振舞う「専横な裸の王様」も知っている。
そして、共通することとして、手段は「それしかない」ということだ。
「現場の無駄」などわかろうはずもない。「効率を見直す」とか「健全な状態に戻す」などできはしない。だって、やったことがないんだから。「完成図」がわからないパズルを組み立てられるはずもないのだ。そして、「こいつら」のたちの悪いことは、その大いなる勘違いの結晶として、正義感と使命感に燃えて「人を斬る」ということだ。連続的に発生する問題を峻別せず(できず)、浅薄な思考は最悪の単純短絡な「かいぜんさく」を導き出す。
「金がないなら、渡すのを(使うのを)減らす」
これだけのことではないか。つまり、誰がやっても同じことなのだ。
「7」へ
■2008/06/03 (火) ガチコメ的「びっくらした話」7
結果「減らす」のではない。とりあえず「減らす」と威張っているわけだ。泣いて頼んでいるわけだ。ずっと前から「わかっていること」を列挙することで正当性を演出しているが、ならば、知事選で己の背中を押した政府与党に「国会議員を減らせ」と言え。中央政府から改善していくことが、根本的解決となることは自明の理である。
「道路族」の政治パーティでニヤニヤしている若造が、どの口で「府民のため」とほざくのか。虐殺独裁国家の国家主席に「勉強になりました!」と媚を売る「せいじか」が、どの口で「大阪を元気にするため」とのたまうのか。人権破壊の勉強でもしたのか?
ならば、無責任に放言するだけの「タレント時代」のほうがよかったというものだ。もっとも、私も嫌いではなかったがな(笑)。
解決策を講じるには「プロ」が必要だ。現場を知る志のある「プロ」しか「立て直し」という激務はこなせない。システムを改善し、職場の適正化を図る。
アクティブに動き、集中して説得力のある「策」を講じていく。要因を特定し改善する、そして、もしくは「斬る」のだ。己の血を流しながらな。
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