忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

行ってくる話

2010年01月10日 | 過去記事
6年ほど前、酒飲んで酔っ払ってこけたことがある。なんと店長昇格のその日であった。ホテルでパーティがあって「私のような若輩が~」などと挨拶して、二次会で飲んで、三次会で飲んで・・・ずっこけた。その際、右手のひらを駐車場の「タイヤ止め」にぶつけて裂傷。薬指から大きく裂け、小指はもう取れかかっていた。だから、今でも右手小指は動かない。くっついているだけだ。(※しかし、私の右手小指は、それからお天気センサーとして機能している。雨が降る数時間前には痺れ出すからわかる。正解率は8割程度か)

ちょっと大げさだが、水道の蛇口を全開にしたような出血。泥酔していた私は、なんと、そのまま寝ようとしていた(笑)。しかし、当時の従業員らがそれを許さず、救急病院へと運ばれて止血、とりあえず縫合された。その従業者らは命の恩人である。ンで、翌日から入院。退院にはおよそ1ヵ月かかるという。

「明日からがんばります!」と言った翌日には全身麻酔で3時間に及ぶ手術受けていたわけだ。だから仕事を頑張れと言うのにw

朝は早く起きる。外をブラブラ散歩して煙草を吸いに行く。喫茶店が開いたら入る。新聞を読みながらモーニングを食べる。病室に戻り朝食を食べる。検温が来る前にタクシーに乗って出掛ける。パチンコ屋に並ぶ。途中、近くの立ち飲み屋で昼飯を喰って、夕方には切り上げて病院に戻る。18時になったら妻が来るし、晩飯にありつけない。


病院から妻や会社に「また、脱走しています!」と連絡される。私はゴリラじゃないんだから、せめて「外出」と言いなさいと思ったけれども、みんなから叱られて反省汁。それでも周囲には古本屋さんがたくさんあったし、立ち飲み屋もあった。ウロウロしながら入院生活をえんじょいするのは仕方ない。実に充実している生活だ。叱られたら謝るけどね。

夜は本を読んで過ごす。病院ほど読書に集中できる空間を私は知らない。社長マンに借りた「読んだ形跡のない2万円もする分厚い本」も読破した。テレビが置いてある棚には本が積み上げられていく。ノートやファイルを持ってこさせて要点をまとめる。夜は退屈しなかった。場所は秘密だが、煙草はこっそり吸ったし、病室から少し歩けばカップの自動販売機もあって、そこのブレンドコーヒーはお気に入りになった。そこにも文庫本などを持って行き、ソファに座りこんで読む。ウトウトしたら美人の看護婦さんが起こしてくれた。素晴らしいシチュエーションである。もう、「本を読むついでに治療している」みたいな感じになっていた。眠くて起きていられない状態まで本を読むことが出来た。

古本屋を巡り、大量に本を買い込む。背表紙をみてインスピレーションで買い込む。500円とか300円で売っていた本を調べてみると、数千円から2~3万円で売られている貴重な古書もあった。その中の一冊、700円だったかで購入した古い本で「伊藤公直話」というのがある。発行は昭和11年だ。価格は一圓五十銭とある。今の値段は購入時の10倍でも効かない。たぶん、もう、大きな図書館にしかないと思う。



1863年、イギリスに留学していた伊藤博文は、米英仏蘭の四国連合艦隊が長州藩への攻撃が近いことを知る。いわゆる「下関戦争(馬関戦争)」の入り口である。このとき、伊藤博文は和平交渉へと奔走する。イギリスの圧倒的国力を知る伊藤博文は開国論者となり、戦争回避のため故国へ舞い戻る。その時の言葉がこれだ。


「たとえここで学問をして業が成っても、自分の生国が亡びては何の為になるか」


友愛民主党の議員は、この言葉を100回噛んで味わってから飲み込んで参院選を戦ってほしい。そして、今現在の友愛総理と剛腕幹事長をして、次のような評価が出るかどうかも考えてみてほしい。



「如何にして伊藤を攻撃する者でも、金銭に関して非難を加えた者はひとりもいない」(三浦悟楼)

「常に国家のために政治を行ふて、野心のためには行はなかった」(大隈重信)




伊藤博文が暗殺された際、あの宮武骸骨ですら「されど彼の死は世界の大損失ドコロか、日本の小損失にもあらずとするのである」としている。骸骨については昨年の夏、歯が痛かったとき、ちょっと書いた。今更だが、なんちゅうタイトルだw
http://blog.goo.ne.jp/gatikome/e/307dcd117d7900c933508ce441bce69b
<(参考日記:歯が痛い理由→「痛いから」>


また、今年は「日韓併合100周年」らしいが、日本が韓国を併合する前年の1909年、満州、朝鮮の問題を話し合うために訪れた伊藤博文は、ハルピン駅で安重根の凶弾に倒れる(諸説ある)。また、今では周知であるも、伊藤博文は韓国併合には慎重だった。この韓国の「英雄」とされる安重根は「一進会」という組織に属しており、この組織は日韓併合推進派であった。すなわち、普通に考えると、このテロリスト安重根の凶行が日韓併合を早めたという説にも説得力があるのだ。ロシアに拘留された安重根は伊藤博文の死亡を聞いたとき、胸の前で十字を切って「成功」を神に感謝したとされるが、これもなんだか変な話である。

んで、

日韓併合100年が今年2010年ならば、テロリスト安重根の「伊藤博文暗殺」の100周年記念は昨年だった。1909年10月26日から100年後の2009年の同日、韓国では盛大に式典を行った。安重根を「世界的な英雄」と評価し、反植民地主義の象徴として持ち上げ、安重根の死刑が執行された「旅順日露戦争陳列館」(旧旅順刑務所)でも「特別式典」が行われた。まあ、本当だったとしても「テロリスト」を英雄とする韓国は相変わらず阿呆だし、安重根の所為で併合が早まったとすれば、もはや阿呆の底が抜けているが、いずれにしても阿呆だということだ。そして、面白いことに支那は安重根には冷ややかだという。

まさか支那共産党が「反日」に反対なわけでもあるまい。ならば、よしよしと煽ってくれるはずだと韓国は思ったけれども、どうも様子がおかしい。2006年にも韓国企業が金を出して、安重根の銅像をハルピン駅近くの広場に建ててみたら「外国人の銅像を建てるのはダメだアル」と撤去された。ちょっと、兄さん、これは日本の伊藤博文を殺した英雄の銅像ニダよ?毛沢東の悪口じゃないスミダよ?と言っても、特別式典ですら安重根の名前は出したらダメアルヨ!として「国際抗日烈士展示館」という、わけのわからない名称にされた。それにしても「国際抗日」とかすごいww日本すごいww

なぜ?ほわい?一緒に日本を虐めようとしてたのに、なんで今更、このシナ兄さんは安重根を嫌うのニカ?と韓国はわからないかもしれないが、支那共産党が安重根を取り上げたり、ましてや持ち上げたりはしない理由は明白だ。つまり、支那は「国家の要人を暗殺した」ことを肯定するわけにはいかない。それは「反日」よりも優先されるべきことだ。



「首のあたりが寒くなる」のだろう。



支那人民が、

1:中国は大国になったというのに、なんでか変わらず生活が苦しいなぁ
2:共産党幹部は贅沢してるよなぁ・・なんかおかしくないか?
3:(子供の夢)将来は汚職警官になりたいアル!
4:どうすればいいのかなぁ?ん?安重根?なにそれ?くえる?
5:ふぅ~ん。暗殺したんだ。テロリストだね。
6:・・・・・・・・!



7:     |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
    /  `´  \
     ('A`)
     ノヽノヽ
       くく








となる可能性がある。ただでさえ「安定」から遠く離れている国内事情、韓国も支那の弟分ならそれくらいは理解せねばなるまい。怖いのである。

ま、でも、朝日新聞はちゃんと書いてくれているから、キムチどもは元気出せ。

http://www.asahi.com/paper/editorial.html
<韓国併合100年―アジアのための日韓築け>

朝から気持ちの悪い新聞が気持ちの悪いこと書いてる。朝日新聞読者は胸やけとかしないのだろうか。かなりのムカムカである。嗚呼ぁ、朝日新聞は今日も気持ち悪い。

<事件は韓国では「義挙」とたたえられている。この式典が政府主催だったことをみても、安重根の存在の大きさがわかる。鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相は式辞で「民族の魂の表象だ」と述べた。この日に合わせて、伊藤博文暗殺を題材にした新作ミュージカル「英雄」が開幕し、大みそかまで上演された>

「韓国では」と書いているが、もちろん「朝日新聞社でも」 義挙と称えている。屋上には安重根の銅像があるかもしれない。そのキッショイ「新作ミュージカル」のチケットも、朝日新聞を取ればもれなく付いてくる可能性もあろう。何ともキッショイ。

<朝鮮と旧満州の支配をめぐる日露戦争に勝った日本は、この条約によって朝鮮半島を植民地にした。植民地支配は以後35年間続く。それがもたらした朝鮮の人たちの苦痛と憎しみは、戦後の日韓関係の底流を形づくる>

相変わらず「ブレ」がない。一貫して筋金の入った売国ぶりである。「日本が嫌い」という精神に揺るぎはない。「日本は悪い」という信念に陰りはない。実に晴れ晴れとした気持ち、誇り高く、堂々と朝日に向かって「日本は侵略者!!」と叫ぶ朝日社員。清々しいまでの売国反日ぶりである。まさに変態。まさにキチガイ。まさに有害。

一点の曇りもなく「日本は孤立する」と信じる心は「日本に孤立してほしい」という願望となり、そのまま朝日社員の明日への希望となる。日本を嫌う、日本を叩く、日本を売り飛ばす!嗚呼ぁもう、たまらない!きぃ~~!!朝日社員の持つペンに力が漲る。これが「コトバノチカラ」なのか!!「バイコクノチカラ」なのか!さあ、今日も張り切って日本を貶めましょうそうしましょう!今日も元気だキムチが美味い!!あ~さひはさんさん♪おはようーさん♪あーさひはさんさん♪おはよーさーん♪


<15年前、戦後50年の「村山首相談話」をはじめ、政府は過去への反省を語りはしたが、自民党や歴代政権内にそれを否定する人々もいて、不信の目を向けられ、率直な意思疎通が妨げられることもしばしばだった。鳩山首相は、日本が行った植民地支配とアジア侵略の歴史を直視し、それを踏まえ、いまや大変化をとげるアジアの中で、日本が平和と繁栄に貢献する構想を語ってほしい>





だっはっはっはwww

だっはっはwwww


阿呆だww

朝から阿呆がいるぞww





<私たち国民の間で考えるべきことも少なくない。日韓ともに、互いに学び合う姿勢が大切だ。意見は一致しなくても、違いの背景や相手の立場を知る。単眼でなく複眼で見て、冷静に対応していく努力が必要だろう>





なるほど・・・そして、私がこの文章について言えることはこれだけだ。


今日も元気だマッコリが美味い!あ~さひはさんさん♪おはようーさん♪あーさひはさんさん♪おはよーさーん♪(。TωT)/゜・:*【祝】*:・゜\(TωT。)




この新聞はもう「思想が不自由」になっている可哀そうな新聞だ。もう病気なのだろう。気の毒に。なんとかして、この新聞を治す方法はないものか。う~む。




う~む。






そうか、




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   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
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     ('A`)
     ノヽノヽ
       くく





対馬に行こう!


ということで、行ってきます。さよなら。

2 コメント

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お気をつけ ()
2010-01-11 00:40:13
朝日も相変わらずですね
4、5年前にNHKの子供向けのミニ歴史番組で伊藤博文公を「日本を軍国主義に走らせた」と放送していたのを見た時には、ひっくり返って腰が抜けそうになりました。
何処も此処もダメダメですね
対馬に行かれるですか。IZA!のブロガーの方も現在滞在中らしいのですが、想像以上に現状は酷いみたいです。また現地の様子を詳しく教えて頂きたいです。
よろしくお願いします
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Unknown (久代千代太郎)
2010-01-16 21:58:28
>な さん


いやぁ、戻りましたよ。


現地の様子というか、私の感想ですが、私なりにまとめてみますね。

とりあえず、対馬の人も困ってます。

いろいろと。
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