忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ごぶさたです。。。

2007年06月02日 | 過去記事

■2007/06/01 (金) ご無沙汰してます。。。「9」

そしてやはり、最後に触れておきたい。
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070529/shs070529004.htm
<遺書の内容はお礼と農政 首相が明かす 事務所費釈明「なかった」>

様々な憶測が飛び交う中、はっきりとしていることがひとつある。

これは重大な政治不信を招くことになる、ということである。

民主党はこれで政権が取れなかったら、もう解散したほうがいいというくらいの燃料であろう。にしては、過日の党首討論は情けなかったが・・・。

民主党も同じく「具体案がない」ということが明白となってしまっている。それに「首相に質問する場」というのも阿呆の極みである。通常国会との差異を党首が理解していないとなると、いよいよこの国の将来はハンバーガーか飲茶であろう。「党首討論」なのだから当然に「討論」の場であり、一方的に質問だけしていればよいという場でないということは明白である。

歯切れの悪いしゃべりに知識までが危ういとなると、民主党は本気で考えているのかと疑いたくもなる。

私が大ファンであるブログの女王様なども、ここぞとばかり書きなぐっておられるが、下火になりかけていた左派の怨念の炎を燃え上がらせてしまったようである。この国の腐敗が進むことが彼らの生き甲斐であり、存在理由なのであるから喜ぶのは致し方ないところではあるが、相変わらずの「YESを持たないNO」であることも違いないので、天に唾してかえってくるところにも期待したい。

「10」へ

■2007/06/01 (金) ご無沙汰してます。。。「10」

しかしながら、まともに考えても「政治と金」が絡んだ薄暗い話から自殺というのは最悪の結果だったことも間違いない。その任命権者である安倍首相を責めることもその通りであろう。止まない左派からの安倍バッシングの最中にこのショッキングな事件である。国会が紛糾することは当然であろう。結果責任は免れないかもしれない。

談合利権共産主義国・日本・・・。

年内にも日本帰化できることになった私も、微力ながら考えていきたいものだ。でなくとも、税金は腹が立つくらい取られているしな。無論、社会保険の掛け金もな。嗚呼もう、家賃の2倍以上取りやがって、嗚呼もう。国のために使われているなら惜しくもないが、批判だけするなら左派の意見には賛成してしまいそうだ。嗚呼もう。

そしてこのような話は、なにも政治家に限らないということも書いておきたい。

この業界にもこのような話は溢れているし、とくに珍しくもない。ニュースを見て

「なんだあの枚方の警察は!摘発する側がゼネコンと自治体の取り次ぎをやるとは言語道断!!本当にお上はろくな奴がおらんなッッッ!!」

と偉そうに言いながら、そいつは脱税をして業者から金をもらっている。よく「強盗がコソ泥に説教する」ということが言われるが、この場合は「コソ泥が強盗の罪を断罪する」とでも言うべきか。つまるところ

「おれは民間だ!!金にだらしなくとも、倫理観が壊れていようとも仕方がない!だが、公務員や官僚はしっかりすべきである!こんなだらしない我々を取り締まる側の人間なんだから!!でも、私は見逃してほしい!!そのためならば金も渡そう!!接待もしよう!!」

ということなのだ。自分の矛盾にも気付かないとは、いろんな意味ですでに終わっている。

「11」へ

■2007/06/01 (金) ご無沙汰してます。。。「11」

この業界に限定して話をすると、よく言われることは

“不信感や絶望感から不正に走る”

というものがある。頭では理解できるし、私もやろうと思えばやれる。

つまり、経営陣に不信感が募る。そして、往々にしてそれは「不平等」に感ずる類の、たとえば「給与」というものであったりするわけだ。決まった金額をもらっていながらも、

「うちの会社はもっと儲かっている。社長やその身内は贅沢の限りを尽くしているではないか。なぜ、我々だけが決まった給与できつい仕事をして、あの一族を儲けさせねばならぬのだ?バカバカしい!!」

といいながら、自身の責任を放棄して不正に走る。将来、このままこんな会社で働きながら死んでなるものかと、不正に取得した金で独立を目指す。そして罪の意識は、経営陣を批判することで正当化させられるのである。こんな言葉をよく耳にする。

「俺に不正をさせているのは、あいつらだ。あいつらが阿呆じゃなければこんなことにはならない。」

金の誘惑に負けた理由が人の所為である。もうすでにおかしくなっている。

弱い人間である。そして悲しいかな、往々にして人間は弱い。

私は思う。

「欲」というものを肯定することは自らの弱さを正当化するためである。

そして「欲」とは、人間から様々なものを奪い去る。大切なものから順番に。

「12」へ

■2007/06/01 (金) ご無沙汰してます。。。「12」

私の大きらいな言葉を紹介したい。よく聞く言葉である。

英雄、色を好む

まあ、解釈はこうだ。

「英雄と呼ばれる者は、すべてにおいて精力的になる。だから女好きが多い。」

ともすれば、隣の国にあるカプサンシンいっぱいのアミノ酸を摂り続けている、レイプ発生率がアメリカの4倍、日本の100倍以上といわれる半島には英雄の養殖場でもあるのだろうか。90歳の老婆であっても思いを遂げることのできる絶倫のキムチは、まさに英雄の中の英雄である。マンセー!!

最近の私が精力に自信がないから言うわけではない。(でもバイアグラ入手・未使用)

野性的には「英(ひいでる)雄(オス)」という意味からも、子々孫々を多く残す「雄」が強いとされているのだろう。その観点からいけば、私がオットセイなんかに憧れてしまうということも理解できそうだ。オットセイは群れの中で一番強い雄がすべての雌を奪い、負けたオットセイの雄は死ぬまで童貞で死んでいくらしい。負けた時のことは考えたくないが、勝った時の優越感はすごいだろう。まあ、毎晩大変だろうがな(笑)。

「欲」がない奴はダメだといわれる。貪欲に欲望のままに・・・欲しい物は手に入れるというモチベーションが雄を強くするといいたいのだろうな。

それに「欲」には種類がある。それは、結婚式の挨拶の定番である「海水浴」などとは言わないから安心してほしい。そこまで「オヤジ化」していない。

「食欲」や「性欲」などという第一欲求は・・・などと詳しくやると邪魔くさい話になりそうなので、ある程度割愛しながら書く。それも「不正」というテーマから外れないように書く。

たとえば「支配欲」なんかは重要だろう。これには金もかかるし、権力が前提とされる。つまり、これを維持するために金と権力は必要となるのである。自分が「強い雄」であると周囲に認知させるためが故に必要なモノが「金」と「権力」というわけである。これらを手に入れるためには、更なる「金」と「権力」を要する、すなわち「終わりがない」ということであろう。いずれは何らかの障害にぶち当たると考えて間違いあるまい。

「13」へ

■2007/06/01 (金) ご無沙汰してます。。。「13」

そして、大いなる過ちは「金」と「権力」がなければ支配できないと考える、その価値観自体である。もう、おわかりだろう。

そう。

いつの間にやら、己が「金」と「権力」に支配されているのである。

だから道理が壊される。生きる道を間違えるのだ。

仕事や私生活、いや、人生そのものであるといってもいい、その道しるべが「金」や「権力」であるはずがない。いつからか、そんなことすらわからなくなるのだ。

「金」や「権力」のために人が生きているわけがない。このような「子供でもわかる理屈」すら忘却の彼方へと押しやってしまうのである。

そして、それに気づいたとき。思い出したとき。

人は崩壊する。絶望する。自殺する。

失ってしまって取り戻せない「人生の意味」に対して廃人となるのである。

「欲」というものを抑制する、いや、あえてこう言いたい。

「欲を支配する」者こそが英雄なのである。

しかしながら「欲」に支配されている者とは、本能のみで動く動物のことではない。動物は本能に「従順」なだけである。ただひたすらにそれだけなのである。作為的なことや計略的なことはしない。その結末が「死」というものであっても従順に受け入れるだけの純粋な存在である。己が生きるためだけに生きている存在である。

「14」へ

■2007/06/01 (金) ご無沙汰してます。。。「14」

また、欲望のおもむくままに残虐非道を行った結果、自らの死を免れようとする「生き物」は「欲に支配されているだけ」の人間失格者に過ぎない。

つまり「動物以下」の下等な生き物である。息をするゴミである。だから、ゴミを擁護する安田なるキチガイ弁護士はゴミ屋敷の住人の言い分と変わらないだろう。奇妙な言い分であろう。

そして、いかなる業界であっても、そこに権限というものが存在するならば、その権限を望む者が集う。その権限を利用したいがために、自らの力としたいがために。そして「欲に支配された」権者は、その生存維持に必要であると信じて疑わない「金」と「権力」を欲するのである。そしてその「間違った権限」の帰結は崩壊しかないのである。

この国を動かす国家権力。

過ったトップは組織を崩壊させる。この国の将来を決めるトップたちは欲に支配されてはいないか。信念に裏付けされた気概あるトップはいるか。

「金」は道具。「権力」とは責任である。

人類最高の発明である「金」という利便性の高い道具の使い方は間違っていないか。

責任を果たすために必要な「権力」は健全に行使されているか。

「15」へ

■2007/06/01 (金) ご無沙汰してます。。。「15」

英雄、色を好む。

私の解釈はこうだ。

「色」とは目に受ける光の波長である。つまり、色んな波長があるということだ。それは十人十色であり、状況によっては色濃くも色浅くもなり、それは変動するものである。

つまり、

英(ひいでる)雄(オス)は、変化に対応することを望む。

ということだ。

常に好きな色ばかりを見て安心するような脆弱な雄は生き残れんのだ。

それが嫌いな色であっても、好きな色であってもだ。嬉しい色であっても、悲しい色であってもだ。美しい色であっても、薄汚れた色であってもだ。

変わって然るべきという普遍の価値観を受け入れ、更にそれに対応することを是とする、揺るがない信念のことなのだ。色目が変わったくらいで信念を変えぬ所作のことである。

いくら偉くなろうと、金回りがよくなろうと、信念を変えぬ雄を英雄と呼ぶ。
いくら落ちぶれようとも、赤貧となろうとも、信念を変えぬ雄を英雄と呼ぶ。

いくら状況が変わろうとも揺るがない絶対的価値観。

これの探求を生きる意味とし、人生の道しるべとせよ。

ぶっとい道である。まず間違えない。

自信がないとき、不安なときは親を思え、家族を思え、世話になった恩人を思え、尊敬できる偉人を思え、優しくしてくれた他人を思え。

そして、もし、何も思えないときは己が人生に歓喜せよ。

それほどの苦難を与えてくれた運命を想えばよいのだ。乗り越えた時には、己自身が誰かの支えになれるのだ。それほど意義深い人生もあるまい。

さて、色改まった色男のハゲリーさんと色んな話をしながら。どこか色気のある店で色んな酒を飲むとしよう。あの色に出ないママがいるところで、あの色白の女の子でも・・・でも、あの子はイマイチ疲れるんだがなぁ・・・ほんと色が白いは七癖隠すとはよく言ったもんだが・・・嗚呼・・・色即是空空即是色・・・人生色々、吞屋も色々。

なんか久々に書くと偉そうな日記だなぁ・・・。

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