忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

小笠原村に住みたい

2010年04月20日 | 過去記事
もう、なんというか「払い過ぎた金利が戻ってくることもあります」とかでお困りの消費者金融対象の「受け取った金利がまた取られた、そんな消費者金融の強い味方です。まずはご相談ください!」という商売でも始める弁護士はいないのかと思う今日この頃、御利用は計画的にの前に、計画的な奴はサラ金に世話になることも少ないだろうと思う。ンなもん、遊びに行く金を借りる時点で無計画の無能だと知れている。

いずれにしても、ミナミの帝王もびっくりの「お助けシステム」のCMが多い。あの浜村淳までが出ているからショックだった。頭の悪そうな女が「元気ないね、借金、大変なの?」と心配そうに聞くCMもムカつく。「うん、そうなんだ、だから、キミには風呂屋に沈んで欲しいんだ」と言いたくなる(おいおい・・)。でも、ちょっとだ~け♪ちょっとだ~け~♪というCMに出ている女の子は、ちょっとだ~け好みであるかもしれない。ちょっとだけね。

ま、んなこたぁ、どうでもいいが、駅前にパチンコ屋が乱立する国は日本だけだ!と文句言う阿呆はサラ金もそうだと知っているのか?とかいえば、それはパチンコする奴らが借りるからだと言い返すだろうが、それは、まあ、認める(笑)。しかし、だ。例えば、パチンコ屋は日本にしかないかもしれんが(台湾に一軒だけある。台北のは潰れてた)、サラ金はアメリカにも韓国にもある。もちろん、駅前というか、日本ほどたくさんない。それはなぜか?まさか、パチンコ屋が無いからだとは言うまい。

日本には「利息制限法」というものと「出資法」の定める上限金利というものがあって、その間がいわゆる「グレーゾーン」と呼ばれる金利帯のことであった。「グレーゾーン」は「任意ゾーン」とも呼ばれるが、私はこちらのほうが良いと思う。ちゃんと借用書に書いてあるんだからグレーでもあるまい。つまり、闇金はともかく、駅前などで看板を上げて商売しているサラ金屋さんの利息はMAXで29.2%であった。3割未満の利息でちょっとだ~け借りられたのである。そして「貸金業規制法改正案」により任意ゾーンが撤廃、ちょっとだ~け借りる人らは審査が厳しくなって借りられない。無計画に借りねばならない人らは、それこそ計画的に「じゃ、借りるの止めた!」と言える状態ではないから、そのまま闇金に走る。

スロットの爆裂機を規制したら地下に潜って「闇スロ・地下スロ」が蔓延したのと同じだ。「儲かり過ぎる商売」は国が管理すべきであるが、性善説よろしく、必要悪というものを「弱者救済」の美名のもと綺麗事で安易にいじくると、それらは地下に潜って闇組織の資金源となる。ネットでパチンコ屋を叩く阿呆どもは、その商売が貴様らの大嫌いな不良在日や不逞支那人に取り込まれていると知れ。売春を禁止しても女は売るし男は買うのだ。およそ「風俗営業」と名のつく商売は「未成年だけ」を取り締まればよいのである。理由は「大人の楽しみ」は餓鬼には必要ないからだ。それだけだ。

ちなみにサラ金だが、これは自由の国・世界の警察であるアメリカにも「ペイディローン」というものがあるらしい。韓国も「ラッシュ・アンド・キャッシュ」という、そのまま過ぎる名称の消費者金融会社がシェアを占めているという。そして、その金利は100%を問題にしない。アメリカなんぞ年利率換算で数百%にも達する。すなわち、日本の闇金が世界の常識なわけだ。

ま、ここで視点を変えてみると、何故に日本だけが低金利(外国と比して)での消費者金融が「借り過ぎ注意!」などいう呑気抜かして商売できるのかといえば、これまた、それこそが日本人の民度であると自明である。借りたら返すのが日本民族なのだ。

以前、パチンコのことも書いたが、「韓国でも禁止された!」は、そのまま「韓国人の民度では商売にならない」からだと同じく、すぐに訴訟を起こすアメリカ人や、すぐに開き直る韓国人相手に「金を貸す」ならば、数百%の金利でもリスクはある。また、共産主義国の支那では、さすがに法律で禁じられていたが、なんと、今年の1月に解禁になったそうだ。金利などは不明だが「銀監会」というのがそれらしい。「置き引き」をしても『置いているほうが悪い』とされる国で如何なる取り立てがなされるのかと思うに、私はそんなところで1元でも借りたくない。指は5本、耳や目はふたつ、鼻もまだ必要だ。

日本人の民度、日本民族の文化、日本という国の国柄などを担保として成り立つ商売だったわけだ。外国ではパチンコなどという曖昧な遊びはない。金が飛び交うギャンブル、カジノが主流だ。また、パチンコ屋にトラックで突っ込んでも警察に捕まるだけだが、カジノで同じことをしたら撃ち殺されると思われる。日本人の業者に「取り立て」を喰らっても死にはしないが、もし、支那人に捕まったらと思うに、私は強盗してでも返すのではないかと思うのだ。「遊び」と「本気」の境目が無いのが外国だ。

しかしながら、なぜか日本にだけあるもの、日本だけで通用するもの、そのほんの一例がパチンコやサラ金であり、BARではないのに最後まで「飲むだけ」のラウンジやスナックなのである。あの台湾でさえ「セット料金」になっていると思しき店ばかりだった。最初に飲んだクラブは「隣の部屋」があった。「女の子はのーさんきゅ」というと「おかまのおとこ?」と聞かれたほどだ。なんだその、どんなお客様のニーズにもお応えする姿勢はw

そのあと飲んだスナックの女の子とは、馬政権の悪口や外省人の悪口を言いながら外でメシ喰って飲み直したのだが、その女の子はごく普通に、ホテルに戻ると言う私と一緒にタクシーに乗り込もうとした。ホテルの部屋に「あっちゃん(70歳)」がいなければ連れて帰ったかもしれないが(嘘です)、私がタクシー代とチップを渡し、気をつけて帰りなさいと言うと、すごく驚いて、それから「本気の」笑顔で見送ってくれた。その次の日も次の日も、李登輝閣下にお会いすると言ったら、もっと、驚いただろうがな。

ま、男が夜の街に出て女と酒を飲んだら連れて帰るというのが世界共通の「遊び」なのかもしれないが、どっこい、日本人の男は「ごちそうさま」と言って高い金を払って帰るのだ。対馬の美人ママも言っていたが、夜の店で働く女性だから触ってもOKとか、金を追加すれば性的サービスもあって当然などは、日本人の「遊び」からはかけ離れた世界の非常識なのである。日本の常識=世界の非常識、これは誇れることである。

しかし、だ。

最近の「日本らしさ」はどうも、誇れるものばかりでもなさそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100420/plc1004201247018-n1.htm
<中国艦艇 現在も沖ノ鳥島近海に 防衛政務官>

友愛と9条なんぞ「屁」の役にも立たんというのが世界の常識である。アメリカとぎくしゃくする足元を見られ、堂々と島を一周して挑発している。また「沖ノ鳥島」と聞けば、日本本土から遠く離れた無人島くらいのイメージしかないかもしれんが、正式には「東京都小笠原村沖ノ鳥島」という東京都所管の地名がある。海か陸かの違いで東京都の一部に変わりないのである。それに「国連海洋法条約」によれば陸地から12カイリの領海と200カイリのEEZ(排他的経済水域)保証しているから、たかが「島ひとつ」の話でもない。だからこそ支那は、満潮時にも沈まない沖ノ鳥島を「岩」だとしたいのである。

ちなみに、沈んだらなにをされるかわからないとして、日本は総工費五十億円をかけて護岸工事をしている。岡本真夜の曲をパクって国際博覧会のテーマ曲を「日本の曲」で通さねばならないのは笑えるが、日本の海洋資源を根こそぎパクろうとする支那は放っておけないはずだ。

韓国も哨戒船が沈没した原因を特定できず(せず?)「北朝鮮の関与が認められた場合は断固として対処する」とはいうものの、北朝鮮は公式声明として「知らんニダ」と発表しているから、この矛先を向け難いところだが、そんなとき、実に便利な「日本」という国が隣にあって、竹島を補強することで韓国国民の視線を逸らすことができる。二つに折れた哨戒船の鉄板は「内側に曲がっている」わけだが、それでも「内部からの爆発の可能性もある」と友愛なことを言っておれるのも、他国の領土を不法占拠しても、その国の外務大臣は「不法占拠」という言葉すら避けてくれる、もっと友愛な国が隣にあるからである。

朝鮮日報は「サンオ級小型潜水艦から攻撃されたのではないか」として、撃ち込まれたと思しき魚雷は「200キロ以上の重魚雷であった可能性」にも触れているが、日本に竹島を返さない限り、何かあったら竹島を補強するか、国会議員が上陸するかすれば、仮想敵国である日本を利用してガス抜きはできる。日本は政府から学校の先生まで「韓国側の言い分にも理解を示す必要がある」とする国だから、まだまだ、この手は使えるとしている。

だから、ここは「世界の常識」に学びたい。領土を不法占拠されたら「奪還する」という世界の常識に、だ。自国民が拉致されたら怒涛のように憤り「奪還する」という世界の常識に、である。そこまで曖昧にする意味はない。日本人はパーティーが苦手でもいい。スピーチが下手でもいい。ダンスが上手く踊れなくて猫が足元で踊っていてもいい。しかし、領民と領土は世界標準、グローバルスタンダードでなければ困る。

そして、その世界標準からしてloopyと称される総理大臣には1秒でも早く辞任していただき、0.1秒でも早い解散総選挙が望まれる。あくまでも常識として、だ。

ちょっとだ~け、ちょっとだ~けが重なって「(国を)売り過ぎ」の現政権の処理は、どんな有能な弁護士でも無理だ。個人も企業も地域も「再生法」はあるが、なんとも「国」にはそれがない。日本人はダメだも、日本人は悪かったも、日本人は謝罪せよも、日本は日本人だけのモノでもないも、それらは日本があるから言えるのである。

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