海賊が横行するソマリア海域に、支那共産党の海軍がミサイル駆逐艦を3隻派遣したことについて文句はないが、日本の海上自衛隊が派遣されるとなれば「スジ違いだ!」と批判している日本の国会議員、それも日本の政党の党首がいるらしい。▼その政党の機関紙は、東京千代田区にあるイスラエル大使館前で「イスラエルはガザへの攻撃を止めよ!」とシュプレヒコールをあげる運動を紹介している。ハマス側には抗議しないらしい。▼また、その政党の議員は厚生労働省に対し、「派遣村にいた村民が寝泊まりする都の施設は12日までしかいられない」とし、「国が責任を持て!」と叫んでいる。▼国は「生活保護申請者」が住居を得るまでの間についてまで、住宅扶助(最大5万2千円)を用意すると言っている。無論、緊急貸付による5万円は決定済みだ。ハンコも買えるだろう。▼それでも「国は消極的だ!」と非難されている。10万円やそこらでは許してもらえないらしい。▼ロケット砲まで持っている海賊に警察で対応せよとか、自国民が一人でも殺されたら許さないという姿勢を貫く国「だけ」を批判し、日本の首都に「都内の生活保護受給者の半数」といわれる人数を集め、マスコミを利して政局を有利に運ぼうとする方途は「スジ」が違わないとでも言うのだろうか。▼さすが「合意なんぞ知ったことか」と東シナ海のガス田から、堂々と盗掘する国の傀儡政党なだけはある。彼らが「日本人の税金で生活している」という事実が最も「スジ」が違っていると気づかないのだろうか。