忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

「空飛ぶ車」飛ぶように市販へ…免許は陸空必要

2010年07月04日 | 過去記事
「空飛ぶ車」飛ぶように市販へ…免許は陸空必要

米マサチューセッツ州の企業が2人乗りの「空飛ぶ車」を開発した。

 2011年にも市販される見通し。折り畳み式翼を伸ばすと軽飛行機に変身。時速約185キロ・メートルで、航続距離は約740キロ・メートルという。

 1機19万4000ドル(約1700万円)。すでに70件の注文が来ているという。免許証は当然、自動車用と航空機用の2枚が必要になる。(ニューヨーク支局)

(2010年7月4日11時24分 読売新聞)







記事を見たとき「支那製か?」と期待したらアメリカだった。もうサンダーバードの世界だ(古い)。水にも潜れて空も飛べる自動車も夢ではなくなってきた。デザインはアレだが、男の子はこういうのにワクワクするのである。決して「これはテロに使えるな・・」とか思わないのである。

道路標識も「↑」と書かれたのが出てくるのだろうか。「ここから飛行区域」とか「飛行する車は左車線」などと道路に書かれる日も近い。しばらくは「蚊取り線香の上の蚊」のようにボタボタ落ちて人も死ぬだろうが、人類はずっとそうして進化してきたんだから、それも不可抗力だろう。

まあ、ともかく、アメリカには蓮舫がいないからよかった。「自動車が空を飛ばなければならない理由はなんですか?」と聞かれてマトモな理屈など思いつかない。すると「説明も出来ない。役人は無能」と言われて仕分けされるから、車も空を飛ばずに済むだろう。ところで、蓮舫は事業仕分けの名シーンである「スパコン」での出来事を、著書「一番じゃなきゃダメですか?」の中で書いている。マスコミには「発言の一部だけ」を取り上げられて、そこには若干の誤解があるそうだ。蓮舫は「事前に何度も確認した」という理由で、すなわち、役人が「説明できない」のが悪いのだという論調だ。ちゃんとどのように確認したのかも書いてくれているから引用してみる。蓮舫は事前にこう問い詰めたそうだ。

「どうして世界一を目指すんですか?世界一は実現可能なんですか?瞬間的に世界一になることが、国民の皆様に恩恵をもたらせるのかどうか説明してください」

そして事業仕分け本番。「どうしても世界一でなければならない理由はなんですか?」と問うと担当職員は「それは、夢です」と答えた。蓮舫は「会場は失笑であふれました」と書き捨てる。私がその場にいたら、失笑の矛先は担当職員ではないだろう。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。