消える浜松？

地元のまつりに沸いた私鉄（遠州）沿線での浜松オート秋のスピード王決定戦。
幾多もの二輪草たちの中から選りすぐられしココロオドル優勝戦に挑む８名の選手。
負けないでという歓声のもと、熱き鼓動の果てに栄光の架橋を渡ったのは
地元のキムタケこと木村武之。地元ファンからの多大なる喝采の声に感動した事だろう。
しかしシャンパンファイト乾杯での「勝利の味が苦い」とコメントしたキムタケの心中は
やはり重苦しいものだっただろう。優勝戦前日にさよなら浜松の報を聞かされたのだから…
愛しき日々を過ごした地元が消える、人生いろいろあるとはいえ、これほど悲しい酒はない。

オートバイの街・浜松。バイク好きの楽園でもある街のはずだが、ららら来月の市長判断で
浜松廃止の流れが強くなってきた。これも時代の流れというべきか…
確かに止まらぬ連続赤字でも時の流れに身を任せるような風まかせ市政は良くないが、
何とか生き残る術はないのか？我こそは世界中の誰よりきっとオートレースを好きだという
ファンから集められた、浜松を守ってあげたいという全国著名の声は届かないのか？
浜松＝オートバイという面影の都である以上、なんとか浜松にオートを残して欲しい。

どうか考え直してくれ。誰か浜松オートを助けてくれ。
もし助けてくれたなら、助けてくれた人物をまちぶせして、瞳をとじて、やさしいキスをして
桃色吐息の夢心地を味わってもらうから。体差し出して「勝手にしやがれ」って言う位の
覚悟はできてるからァ！

地元二枚看板のキムタケ・伊藤の努力も通じず。悲しき結果にもらい泣き。
二人に贈る言葉なんて言いたくない。だれでもいい、浜松を助けてくれ！

紅白歌合戦・スキウタ１００