藝藩志・藝藩志拾遺研究会

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芸藩志使用語句 た行

2019年05月11日 20時32分11秒 | 語句解説

<た>

★「慥」(たしか)
 =音読み 「ソウ」「ゾウ」 訓読み 「たしか」 
 まにあわせにつくろうさま。 こしらえる(コシラフ)。
 ありあわせの材料で組み立てる。たしか。おそらく。多分 
★「誑かす」(たぶらかす)
★「会々」(たまたま)
 =偶然 
★「歎窃」(たんせつ→窃歎)
 =密かなため息


<ち>

★「誅鋤」(ちゅうじょ)
 =①鋤 すき で掘りおこして雑草を根絶やしにすること。 
  ②悪人などを殺して絶滅すること。 

★「誅戮」(ちゅうりく)

 =罪ある者を殺す事

★「枕戈横槊」(ちんかおうさく)
 =常に警戒して武芸を練る事

<つ>


<て>

★「顛沛」(てんぱい)
 =咄嗟の場合 束の間 
 *躓き倒れる事。

<と>

★「島嶼」(とうしょ)
 =大小の島々
 *島→大島、嶼→小島 
(用例)島嶼部ー瀬戸内海や長崎五島列島等

★「搗精」(とうせい)
 =精米(玄米の糖(ぬか)を取り除く事。

★「閧声」(ときのこえ)
 =リーダーが「エイ、エイ」と言い、他の全員が「オウ!」と応じる事。
 *「エイ」=「鋭意」(士気は高いか?の意)
 *「オウ」=「応」(はい!の意)
★「攀ち」(とち)/攀じる
 =すがりつくようによじ登る
★「吶喊」(とっかん)
 =士気を鼓舞する為に、多数の人が一緒に叫ぶ事。
 「閧の声」(ときのこえ)の事。 

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