舞踊教室の月花麗人社 ブログ

日本舞踊 (志賀次派坂東流)、日舞基礎、遥吉祥之舞、天のひふみ法の教室です。

Notte Stellata

2017年04月04日 | 日本舞踊


羽生結弦の今季エグジビションが素晴らしい

Notte Stellata 星の降る夜に

ロシアのタチアナ・タラソワからプレゼントされた白鳥の曲

初めて見たとき、坂東玉三郎の鷺娘を連想した

玉三郎が鷺になりきったように、結弦も白鳥になりきって舞った

4回転もコンビネーションジャンプもない

清らかな曲と上質な滑りの美しさだけが光る

滑る喜びを観客に伝えたいと 丁寧に心を込めて演じる

日舞を習う身には学ぶことが多い      萌

カテゴリー活動日誌

先人たちの技術論③

2017年03月27日 | 日本舞踊
蛍です

最近の課題は、感情表現に乏しいことでした。特に苦手なのは愛情と色香で、気恥ずかしさが邪魔をします

見かねた先生は、
『踊っているときは自分じゃないの。自分の素をさらすではなしに、誰にでもある内面の、普段は表に出てこない部分を、踊りにするだけ。』と、一言。

演じる!全然認識にありませんでした。確かに、素で色気を出そうとすれば、当然恥ずかしいです。新しい糸口が見つかり嬉しいお稽古でした

先人たちの技術論②

2017年03月06日 | 日本舞踊
日本舞踊って一体何を踊っているの?と、素朴な疑問。


実は、物語・自然・日常の所作・心情など色々なことを表現できるのです

しかも、一曲の中で怒ったり泣いたり、二役になったりは序の口で、風や海になったり、はたまたタイムスリップしたりと、手足だけでなく心と想像力まで駆使する、まるでひとり芝居です。

心身頭共にフル稼働なので、踊った後はかなりハイ、そしてくたくたそして時々知恵熱・・・(蛍だけ!?)

ともあれ、とてもとてもダイナミックな踊りです

先人たちの技術論①

2017年02月18日 | 日本舞踊
このブログも終わってしまいそうですね。徐々にFacebookに移行しようと皆が言っていましたので、そうなりそうです。
なくなってしまうのも勿体無い。いいことたくさん書いてくれてあるからです。

そこで先人たちの技術論を自分なりに検証していただくために過去の記事をリバイバル掲載していくことにしました。

節度あるコメント、おまちしております。

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蛍です

基礎稽古では、拍子・お扇子・手ぬぐい を使った曲をそれぞれ1曲ずつお稽古しています。今日は手ぬぐいについて。

たとえば、沈んだ気持ちで手ぬぐいを噛んでたそがれたあと、後は野となれ山となれ~的に振り回してみたり・・・という風に使います。

このように、踊りの中でコロコロ変わる心情の表現を助けるのが手ぬぐいです。

イマドキはハンカチ噛んだり、もじもじして手元で何かいじったりしないかもしれませんが、元は日常の所作から取り入れたものです。


慰問公演終了!1!!

2017年02月15日 | 日本舞踊
今週日曜日に都内某老人介護施設での
慰問公園がありました。みなさん、のびのびとご自身の実力wを発揮できたのではないでしょうか?
雰囲気が以前とは異なっていたのを感じたのは私だけではないと思います。
チームワークの妙!!そして直前の、志賀菊先生の一言は大きかった!!!
縁あってこうして一緒に踊れたことこそ最大のご褒美とさせていただきます。
何回か参加して、初めてです。すばらしい一日!!